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2006年09月07日

東灘区中国料理「麒麟」

場所は繁華街からは遠く駅からも歩いてそこそこありますが、美味しい物好きの人達の間では評判のお店です。味の評価基準は人それぞれですが私は香港を何年間も食べ歩いてきたので普通の味では驚きません。内装はお世辞にも豪華ではありませんが味一筋、たった一人で料理を作る橋本シェフの拘りは半端ではありません。
まずは「蓮根と胡瓜のピリ辛」そして「皮蛋」続いて「蒸し鶏」と定番の前菜、この蒸し鶏ですが皮と身の間の脂は殆ど無い上質の地鶏で白髪葱と香菜が添えられます。大昔の心斎橋東天閣をも超える旨さ! 名物の「白狭海老のボイル」、生きたまま茹で立てを香味醤油をつけてあるいはそのままかぶりついてもメチャ旨。

それから今が一番美味しい季節の「茄子のピリ辛炒め」、青い野菜は「空芯菜の炒め物」そしてメインの一つが写真の「トンポーロー」ですが今日のスタイルは干し野菜と共に煮込んでありマイルド&ヘルシー志向。kirin0907.jpg「海胆入りのフカヒレスープ」は意外とあっさり目ですがこれは淡路の海胆なので仕方ないでしょう。もう一つのメインは今が最高の「あこうの清蒸」ですがこれはまさしく香港を超える味であります。あこうは生きたまま短時間に蒸し上げられるのですが火の通りは完璧、サマーパレスや福臨門でさえ骨からの身離れが悪いときがあるのに、ここ麒麟では今まで何尾も食べていますがいつだってパーフェクトです。白御飯に汁をかけて全て食べ尽くすのがマナーでしょうか。最後の〆は「香港焼きそば」、来店客の殆どがこれを食べられるとのことです。
ここのお店の良いところは食べたい物だけあれこれと注文して、その量はマダムに任せられると云うことでしょうか、いちいちこれを何人前あれを何人前などと云わなくても大体「海老多い目に」「あこうデカいヤツ」程度申し上げると適当に加減してくれます。上記の料理を5人で食べてビール数本、紹興酒8年物フルボトル2本空け一人あたり¥8000でお腹一杯になるので私はお安いと考えます。

西宮北口・ヒゲマスターのピアノ塾に着くと焼き肉の「遊山」のオーナーから電話が入りました。「10日日曜のお昼、パプクレマンのマネージャーが来てワイン会開催ですが、40名募集のところ未だ半数しか集まってない」とのことであります。場所は遊山南船場店、お料理とパプクレマン秘蔵のワインが出て会費はお一人¥8000 と云うことですからお安いのではないでしょうか。詳細は営業時間内に遊山南船場店 06-6265-1199 までお問い合わせ下さい。ちなみにここのお店はイタリアンのような綺麗な店内でおしゃれに焼き肉を味わえる店として大変人気があります。オーナーは自らワインを輸入するためインポーターも立ち上げた程ワインに惚れ込んでいます。

posted by: Georges : 2006年09月07日| コメント (0)

2006年07月06日

麒麟の料理会第1回

kirinjuillet.jpg麒麟という中国料理のお店、このブログでいつもご紹介しておりますが私は香港まで行かなくてもここで十分、いや香港以上に美味しい物が食べられると常々申し上げております。香港に行くための費用は馬鹿になりません。訳の分からない燃料何とかチャージとかも徴収されますし・・・空港税も恐ろしい出費ではありませんか。香港へ行くフライトとホテル代の費用を仮に5万円と安く見積もって、飲茶や本格海鮮料理を食べたらトータルの滞在費はいくらかかるか? 昔のように1香港ドルが8円や9円のときなら喜んで行くかも知れませんが今の時代いくら買い物が安いと云っても元を取るには及びません。ですからこのお店が必要だと思うのです。

ザーツァイから始まり、冷やし豆腐、ピータン、蒸し鶏、白狭海老ボイルなど前菜が出て燕の巣、上湯別添え、水餃子、鴨燻製の唐揚げ、空芯菜、茄子のピリ辛煮など頂いたあとメインとも云えるあこうの清蒸。そして特別料理の一つ東坡肉(写真)も納得の一皿でした。〆は香港焼きそばに海鮮フライ麺を完食。健啖家の集まりでした。ビールで乾杯のあと紹興酒は8年物をお願いしワインは次の通りです。

1. Sancerre Blanc 2005 Domaine Michel Thomas
2. Bourgogne 2004 Domaine Henri Felettig

月一度か2ヶ月に一度の定例会になりそうです。ご興味のある方はご遠慮なく書き込みして下さいね。他のお料理の写真は今までの麒麟の欄をご覧下さい。

posted by: Georges : 2006年07月06日| コメント (4)

2006年06月23日

麒麟

kirin0623-001.jpg昨日は祇園、今日は神戸と毎日食べ過ぎの毎日ですがもうしばらくこんな日が続くとドクターストップがかかりそうです。ワイン大学のメンバーのお一人が一日から香港に飛ばれるとのことで比較対照するための訪問です。まずは定番のザーサイとピータン、そして蒸し鶏。この鶏は毎回外せません。そして今が旬の白狭海老ボイル、一人3尾ずつでもデカいので結構食べ応えあります。で、そのあと登場したのがフカヒレ姿煮パイタンスープ。この白く濁ったスープが実に旨い! 姿?は日本風。

kirin0623-002.jpg次にスペアリブの唐揚げみたいなもの、続いて鴨燻製の唐揚げは殆どいつも食べます。
kirin0623-003.jpg野菜は空芯菜、これはとても旨い青菜の類でありお薦めです。
kirin0623-004.jpg本日のスペシャルは白菜と中国ハムの蒸し物、スープ仕立て。広東風に申し上げるとダブルスープでお腹がチャポンチャポンに・・・。

夏の到来と共に美味しさが一段とパワーアップするのが「あこう」、キジハタを普通こう呼んでいるのですが関西白身を代表する底モノであります。活きたあこうを調理することにより抜群の旨さが得られる訳です。身のプリプリ感を一度味わって頂きたいと思います。白御飯にあこうを乗せ汁をかけるといかなる釜飯の類も真っ青になることでしょう。さらに香港焼きそばと海鮮焼きそば。今日ははさすがにギブアップ。

posted by: Georges : 2006年06月23日| コメント (5)

2006年06月18日

ビストロ・プルミエ

レストランとの付き合い方について少し。
私はほぼ毎日昼食をこのレストランで取ります。お気に入りのオリーヴオイルや玉子など持ち込み、昨日は全部活かったトビアラを持ち込みました。海老クリームコロッケを造って頂くためです。普通どんなレストランでも海老コロッケに生きた海老を使うことは先ずありません。しかし新鮮な海老はボイルしただけでも旨いですがコロッケにしても実に旨いモノなのです。プルミエのご主人鈴木氏は勝手に名付けさせて頂きましたが「スープの達人」、さらにベシャメルソースについても達人であります。
どんな料理人でも師となる指導者がおられるはず。私の場合料理人ではありませんが上柿元勝氏からいろいろ教えて頂きました。先生が一流なら弟子が一流になる可能性は高いかも知れませんが、先生が冷凍食品しか使わない人なら弟子の料理は食べなくても想像がつきます。
最近やたらと産地について拘りを持つ料理人を見掛けますが「どこそこの誰が丹誠込めて造った」と云われても不味いモノは不味い訳でこんなことをメニューに書くのは如何なものかと思います。要は能書きが無くても旨いモノは沢山あるので「あそこの店なら何を食べても旨い」と云うことが我々消費者にとっては大切であると思います。

ところで造って頂いたコロッケ、超美味であります。先程申し上げた滑らかな舌触りのベシャメルに海老とキノコだけなのですが当に絶品! 定番メニューに加えて頂きたいと思います。今の季節トビアラはそんな高い海老ではありませんが取れる場所そして鮮度など条件が揃えばことのほか有り難い食材であると私は思います。
レストランと付き合うのは小細工など必要ありません。自分が美味しいものを知っていたらその情報を素直に伝えるべきだと思います。相手に通じたらさらに美味しいものを供して頂けると私は思います。
夕食はこのコロッケに胡瓜とトマト、ワインはいつもの赤泡アッソーロ・レッジャーノ2004年、セラーから出してすぐ飲めるからと云う簡単な理由ですが何にでも合う実にお手軽なワインであります。

posted by: Georges : 2006年06月18日| コメント (0)

2006年06月01日

先斗町つか本

先斗町の路地を入ってまたその2階へ上がるという一見さんはとても行きにくい場所の割烹です。若いご主人一人でやっているホンの小さなお店ですが出てくるお料理は真心こもっています。

tsukamoto-001.jpgまずは蒸し鮑にアスパラ、コンソメジュレのように見えるものにはお酢が効いています。添えられるのは鮑の肝に雲丹を入れたソース。初めから豪華な食材の投入であります。
tsukamoto-003.jpg次に新鰯の梅煮、小芋、振り柚子
tsukamoto-004.jpgお椀は鱧葛叩き、オクラ、じゅんさい。鱧はふわっと仕上げてあり絶妙の旨さ!
tsukamoto-005.jpg凌ぎは穴子の飯蒸しに銀餡、この穴子は煮てからさっと炙ったもの口の中にとろけるとは当にこの穴子のことです。御飯には煎り胡麻と大葉が脇を固めています。
tsukamoto-006.jpgさらに揚げ茄子の煮浸し、玉味噌は山利の白味噌を使います。この山利の味噌屋の奥様はクードポールの会のメンバーであられます。
tsukamoto-007.jpg向こう付けは活けの鳥貝炙り造りと車海老霜降り、下に敷かれるのは浜防風。
tsukamoto-009.jpg焼き物はヤングコーンと鶏魚の炭火焼き。旨いの一言。
tsukamoto-010.jpgさらに油目の煎りだし
tsukamoto-011.jpg追加で子香魚の炭火焼き
tsukamoto-012.jpg御飯は友里さんがこうあって欲しいと要望されていた鯛飯。牛蒡と椎茸が複雑味を増しています。
tsukamoto-013.jpgデザートは小振りのマンゴー。ご馳走様でございます。

ワインは次の通り。
1. Vouvray P?tillant NV Domaine Vigneau-Chevreau
2. Champagne Beaumont des Cray?res Grand Rserve Brut NV
3. Chateau Malartic Lagraviere 2002 AC Pessac-L?ognan
4. Vosne-Roman?e 1'er Cru Clos des R?as Monopole Domaine Michel Gros
5. Chateau Lagrange 1991 AC Saint-Julien

宴会のあとは新町のグロッサリーさんのワインバーへ
6. Savigny-l?s-Beaune Les Lavi?res 1996 Domine Louis Jadot
7. Beaune Clos des Ursules 1999 Domine des Heritier Louis Jadot
どちらも旨い!
ちょっと飲み過ぎてしまいました。

つか本 中京区先斗町四条上ル24番路地2階 075-212-3228 要予約
ワインバー・ワイングロッサリー           075-255-0117

posted by: Georges : 2006年06月01日| コメント (0)

2006年05月03日

綉花(しゅうか)

箕面ヴィソラの東突き当たり手前という辺鄙な場所という人通りの全くない立地条件です。あまから手帖に載ってからは結構遠くからお客さんが来るようになったみたいですがキャパの割には料理人の数が少なく時間帯をずらせて伺うのが美味しく食べられるコツでしょうか? 隣のテーブル、幼児連れの会計時のお言葉「美味しいけれど出てくるのに時間がかかりすぎる・・・」
昨日のお店とは違い盛りつけは丁寧で綺麗なだけお時間かかって当然かも知れません。私は夜でも食べられる点心中心にメニューを組むことにしています。フカヒレ餃子もお勧めですが焼売や海老餃子も香港テイストです。

chinashuka.jpg蒸し鶏は葱ソースとゴマだれの2種類のソースで供され生野菜が添えられます。また、しらさ海老を半割してガーリックソテーし食べたあとのソースにイーフー麺を絡めるというお料理もお勧めです。
ここではデザートの注文が欠かせません。何を食べても美味しいですが、揚げたての胡麻団子は黒胡麻餡が入っていて病みつきになります。杏仁豆腐も美味。

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2006年05月02日

麒麟

知る人ぞ知る中国料理の名店。新聞雑誌の類の取材は殆ど拒否しておられるのでグルメ雑誌などには載りません。ですが雑誌で大きく取り上げられる店が果たして旨いかというと答えは大概の場合 No であります。グルメライター諸氏は絶えず新しいネタが必要であり、新しいヒーローを生み出そうと試みますがそんなに簡単には事が運ばないのが現実であります。

私は10年以上香港に通い詰めありとあらゆるお店を食べ歩きましたが、結論を申し上げると香港まで飛ばなくてもここで美味しいお料理が食べられます。お上品な盛りつけのチャイニーズではありません。豪快でボリューム満点の本格中華がお好きな方なら好みに合うはずです。
chinakirin-001.jpg前菜にピータン、蒸し鶏、水餃子そしてこの変わり豆腐の冷製。写真は前回のものをご覧頂ければ有り難いと思います。9人でこの量ですので奪い合いになることはありません。
chinakirin-004.jpg次に活け帆立貝のセロリ炒め。生きている殻付きの帆立を使っていますが敢えてそのことはメニューに書いてありません。
chinakirin-005.jpg豚のスペアリブは黒豆味噌蒸しと梅蒸しとをお願いしましたがこれは梅の方です。
chinakirin-007.jpg季節物茄子の辛味炒めはピリ辛でますます食欲が湧く不思議な野菜の料理です。
chinakirin-008.jpg燕の巣は一人前ずつ小皿でクコの実と共に供され上湯に入れて頂きます。このあと本日のメインの一つ東菠肉が登場しましたが撮影に失敗、かなり酔っ払ってきました。
chinakirin-002.jpg追加で伊勢海老の葱生姜炒めをお願いしましたが、何尾使われたか凄い量でした。で、「あこう」何と1㎏の大物です。勿論生きていてとても太っています。割烹だとこれだけで3万円位になるでしょう。
chinakirin-013.jpgこれが蒸し上げられたもので白髪葱と香菜がタップリ添えられます。このソースは白御飯にかけて食べるのが通例。お代わりが続出。
chinakirin-015.jpg〆は香港焼きそばと最後の最後に海鮮焼きそば。それにしても皆さんよくお食べになりました。帰りは阪急芦屋まで歩き腹ごなし。

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2006年04月20日

北山まとの

北山というと祇園界隈の人は「遠いなあ」と仰いますが烏丸から地下鉄に乗ればそう遠くはありません。北山駅からタクシーでワンメーターなので是非一度足を運んでみて下さい。

まずは玉露の一服のあと先付の「筍、紋甲烏賊の木の芽和え」、次に登場したのが
matono-002.jpg「蕨、莢隠元、大徳寺麩が上に盛られた新馬鈴薯羹の胡麻掛け、振り柚子」
matono-003.jpg次は凌ぎ「天然鯛粽寿司に蒸し鮑、はじかみ」
matono-004.jpg椀物は「淡路鱧葛叩き、碓井豆腐、独活、つる菜、木の芽」
matono-005.jpg向付は虎魚の薄造りに別添えで虎魚の皮、肝、胃袋、腸をポン酢で和え浅葱を散らしたモノも出てきます。
matono-006.jpgさらに別皿で造りの第2弾鴟尾鮪に車海老の霜降りととても豪華絢爛。焚き合わせは「朝堀筍の鰹煮」に細割蕗が添えられ細削りの鰹節が天盛りされます。
matono-007.jpg焼八寸は「鱒木の芽焼き、一寸豆、蒸し雲丹、いさざ煮浸し、鯛の子煮凍り」と豪華に盛り合わせ。このあとに強肴として「焼き鴨ロースの吉野葛掛け、花山葵」さらにでてきたのが
matono-009.jpg「桜海老子持白魚かき揚げ、梅干し、こごみ、たらの芽」という天麩羅盛り合わせ。留肴は「赤貝、のれそれ、茗荷の土佐酢」さらに蒸し物の「ぐじ桜蒸し、生姜」が登場。
matono-011.jpg食事は筍と鯛の炊き込み御飯におかずとして虎魚のアラを醤油焼きで。無駄なく魚を調理していただけます。赤出汁に香の物も付きます。
matono-012.jpg最後の最後にメロンとシャーベットが。お腹一杯ですが余った御飯をおにぎりでお土産に頂戴しました。

1. Champagne Beaumont des Cray?re Blanc de Blancs Brut 1998
2. Sancerre Silex 2004 Domaine Michel Thomas
3. C?tes du Rhone 2002 Domaine Viret
4. Unpluged Riesling 2004 Tesch

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2006年03月16日

麒麟

雑誌などの取材は全てNGのお店で、本に載らなくても旨い店は探せばあるのですね。

kirinchina-001.jpg今日は特別メニューを組んで頂きました。まずはグランド・メニューから「レンコン胡瓜のピリ辛甘酢」とピータン。
kirinchina-002.jpg次に同じくグランドメニューから蒸し鶏ですがこれまた絶品の旨さです。
kirinchina-004.jpgいつもお願いする水餃子のあとメインの一つ目板鰈のプレゼンがありましたが撮影に失敗、白狭海老のボイルに続いて出てきたのが特別メニューの「特製スープ」10種類(鹿肉、猪肉、軍鶏、貝類、アワビ数種、朝鮮人参などなど)以上の具材を二日蒸して取った上澄み。浮いているのはキヌガサタケです。
kirinchina-005.jpgそのスープを取ったあとの具材の数々。
kirinchina-006.jpgアワビは何種類もありました。
kirinchina-007.jpg今日が恐らく最後の鱈白子の麻婆豆腐風。山椒風味で旨い!
kirinchina-008.jpg次に天然の帆立貝ですがあまりに貝柱が分厚いので半分ずつを2種類の調理法で、まずはニンニク蒸し。
kirinchina-010.jpg次に残りの半分を黒豆味噌蒸しに、貝殻は大きくくぼんでいるのが天然物の証拠です。
kirinchina-009.jpg次に出てきたのが骨付き合鴨のスモークを唐揚げにしたもの。これも旨いです。そのあとが伊勢海老の葱生姜炒めですが写真は割愛しました、以前のものをご覧下さい。
kirinchina-012.jpg特別メニューの「乳腐肉」豚の三枚肉を豆腐ようを使って煮込んだもの。青梗菜が添えられますが滋味深い味です。
kirinchina-011.jpg最後はこれまた特別メニューの目板鰈の梅蒸し。海鮮チャイニーズならではの逸品です。
今日の〆は香港焼きそば。集まったメンバーはお腹一杯とか全14品に紹興酒にビール浴びる程飲んでそれで一人1万円弱のお勘定。内容からすると香港で食べる半値以下です。

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2006年03月09日

高槻エッソンス・エ・グー

ワイン大学古株メンバーのお一人Kさんのお誕生日を祝って山田シェフが特別メニューを組んでくれました。

winediary-019amuse.jpgアミューズは「鱈白子のムニエル、聖護院蕪のスープとその葉のエミュリュション」温かいスープが胃を優しく包んでくれるようです。
winediary-020.jpg「帆立貝のポワレ、フルーツトマトとフヌイユのグラニテ、パルメザンチーズのガレット添え」プレートに絵を描いたような一皿、スプーンに盛られたトマトの甘さが印象的。ホタテの質もハイレベルで火の通し具合もグー。
winediary-021.jpg「フォアグラのソテーと筍のロティー、バルサミコソース」筍は皮付きのままロティーしたものですが、一言説明が不足していました。フランス産のフォアグラはこれでおしまいとのこと。当分の間入荷しません。
winediary-022.jpg今日最も秀逸だったのが「平鱸のポワレ、うすい豌豆とハーブのピューレ」平鱸の質とその火の通し方に最敬礼の逸品。
winediary-024.jpg「仔羊背肉のロティ、橙のクーリ、タジン風味のジュー・ダニョー」添えられるパリパリに焼いた仔羊の皮が実に旨い。勿論ここの仔羊肉は天下一品。
winediary-025.jpgワインが残っていたのでチーズを追加。私のチョイスはレ・モンドール。とろとろです。
winediary-027.jpgデセールは温かいチョコレートのスフレか苺のパンペルデュ。私は前者を選択。
winediary-031.jpg最初のシャンパーニュ
winediary-032.jpg次はアルザス
winediary-030.jpg赤ワインは
winediary-033.jpgフランス帰りのH氏のお土産はデゴルジュのあとセラーで寝かせたシャンパーニュ。

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2006年03月05日

萬膳

manzen.jpg西宮北口のTOP WINで教えてもらった芋焼酎のもう一種類がこの「萬膳」であります。詳しくないのですが仕込みに使う糀が「黒糀」が萬膳、「黄糀」を使うのが「萬膳庵」との説明をマスターから伺いました。どちらもストレートだとかなり濃厚なので水割りした物を燗して頂きます。

明石の蛸をさっと茹で刺身で頂くとき山葵醤油ならこの焼酎の燗酒が旨く、同じ蛸を最近お気に入りの塩とオリーヴオイルで頂くにはワインの方が合います。メインは鴨鍋、岩手鴨はおそらくは合鴨でしょうけど皮が柔らかく脂が実に旨いと思います。これによく合うのは水菜と意外にも春菊。鯨のハリハリと同じで脂との相性が良いようです。しかし鴨鍋、ハリハリとも有名店の鍋は醤油がきつく、濃い味苦手な私は家で作る鍋の方が余程旨いと思っております。

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2006年03月03日

ビストロ・プルミエの1000円ランチ

premier01.jpg近鉄奈良線は八戸ノ里駅南側、西友ストアの前を東へ少し歩いたところにあるビストロです。3月の1ヶ月間は6周年記念特別ランチ。表題の通り千円札一枚でこの内容というのは驚くべきC/Pであります。

まずは前菜ですがアンディーヴ、グリーンアスパラ、レタスなどの野菜にコンソメジュレのかかったパテが添えられます。
premier02.jpg次はカボチャのポタージュ。スープは日替わりでいろんな種類の野菜が登場しますが中でも秋に出てくる栗のスープは絶品!
premier03.jpgメインは魚か肉料理かどちらかを選べます。今日はサーモンと鯛のポワレ、シャンピニオンと浅蜊のソース。
premier04.jpgデセールは苺とガトーショコラに名物クレム・ブリュレ。ここのクレム・ブリュレは洋菓子専門店より旨いのです。
前菜、スープ、メインにデセール、勿論パンまたはライス、食後のコーヒーか紅茶まで付いて1000円ポッキリ。
鈴木シェフはあの福島の大西亭のご主人とロイヤルホテルで一緒に働いていたそうです。近所にお住まいの方は是非一度行ってみて下さい。

ビストロ・プルミエ東大阪市下小阪5-6-7 電話06-6727-2123 水曜定休 昼は予約不可

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2006年03月01日

萬膳庵

manzwnan.jpgこの写真は最近のお気に入り、泉さんの「TOP WIN」カウンターでの撮影です。私が思うに世間が騒いでいる「森伊蔵」などハッキリ申し上げてこの焼酎の足元にも及ばない存在です。日本酒の世界で昔「越乃寒梅」が持て囃されたと同じく焼酎では「森伊蔵」だけが特別高く取引されますね、ワインの世界も同じなのです。
日本人特有の性質「一点至上主義」とでも申し上げるのでしょうか? 韓国俳優といえば「ヨン様」、焼酎なら「森伊蔵」、赤ワインでボルドーなら「ペトリュス」ブルゴーニュなら「ロマコン」という訳です。勿論一般論ですが・・・

雑誌やテレビそして漫画まで大々的に騒ぐので一つの銘柄だけが異常な価格につり上がってしまう訳です。どうして「他人の云うこと」を鵜呑みにするのか私には理解しがたいことです。
普段はワインしか飲まない私にこの焼酎をご紹介頂いたトップウィンのマスターに感謝しております。
萬膳酒造が造る焼酎の中でもう一つの代表格は「萬膳」、焼酎に関して私は素人なのですが両者とも格別に旨い酒類であると思います。「好きこそ物の上手なれ」で焼酎に関しては堺の松仙さんが大のお薦めであります。

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2006年02月09日

新町ル・ジャルダン

wine-diary-075.jpgアミューズは「ハタハタのフリット、バルサミコとコリアンダー風味」でしたが写真がもう一つなのでカット、前菜の一皿目はアワビと帆立貝の温かいサラダ、エシャロットビネガーとアワビの肝のソース

wine-diary-076.jpgフォアグラのパンケーキ焼き豆の煮込み添え
wine-diary-077.jpg金目鯛と牡蠣のブレゼ、下仁田葱のロティー添え
wine-diary-078.jpg仔羊鞍下肉のペルシヤード、タイム風味
wine-diary-079.jpgアヴァンデセールは黒糖のムース
wine-diary-080.jpg本日のデセールは数種類から選べますがマイチョイスは赤い果実のミルフィーユ
wine-diary-081.jpg飲んだシャンパーニュはパトリス・マルク、Brut NVのあとグラスで C?tes du Rhone Rouge のなんだか忘れてしまいました。このシャンパーニュ泡が殆どありません。熟成の味と云うよりリキュールによる味付け。
wine-diary-082.jpg食後の楽しみはフィロキセラで。

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2006年02月07日

Viticcio Chianti Classico 2003 Fattoria Viticcio

wine-diary-072.jpg
フィレンツェから南へシエナとの中間、即ちキアンティ・クラッシコのど真ん中とも言えるグレーヴェにあるファットリア・ヴィティッチオの最もスタンダードなワインです。このワイナリーは数多い高級ワインも造っているのですがこのDOCGキアンティ・クラッシコを飲むとそれらのハイ・グレード物が如何に旨いかが分かると云うものです。
まずコルクを抜いたときの香りが飛び出てくるように感じます。サンジョヴェーゼのアロマですが実に素直な葡萄の香りだと思います。グラスに注ぐとかなり濃い赤紫色を呈して色には輝きがあります。最初は残留亜硫酸を感じますがそんなに気になるものでもありません。味は果実味タップリで樽も効かせすぎずで今飲むには丁度良いと思います。

調べてみると葡萄品種はサンジョヴェーゼ90%、メルロー10%、温度管理されたステンレスの醗酵槽で醸造、樽熟成は12ヶ月、その後瓶詰めしてから3ヶ月以上待って出荷されます。
定価が¥2100でこんな美味しいワインがあるとはちょっと驚きです。
箕面は桜ヶ丘の家族庵で持ち帰り用の鍋焼きうどんを買いましたが、ご主人が厨房に息子さんと共に立っておられました。昔池田の呉羽の里にあった頃は夜11時まで営業しておられましたが今は8時まで。このお店とは30年以上のお付き合いです。

posted by: Georges : 2006年02月07日| コメント (0)| トラックバック

2006年02月04日

麒麟

今日は英ちゃん会のメンバー6人で訪問、偶然出会った同じ英ちゃんメンバー二人追加し8人で奥のテーブルを囲みます。kirin-001.jpgまずこのピンピンしたあこうをご覧ください。瀬戸内は時化が続き殆ど魚が水揚げされないというのに、こんな見事なあこうが登場します。

kirin-003.jpgホワイトボードの今日のお薦めから蜂の巣の煮込み、ピリ辛風味。
kirin-004.jpg多い目にお願いした白狭海老のボイルは香菜、葱醤油をつけて熱々を頂きます。
kirin-005.jpgスペアリブの黒豆蒸し、通常メニューからの選択ですがこれも実に美味しい。
kirin-007.jpg冬のお薦めは何と云ってもこの殻付き牡蠣でしょう。
kirin-008.jpgこれが名物あこうの姿蒸し、香港のガルッパよりも私は旨いと思います。
kirin-009.jpg殆どの人が最後に注文するという香港焼きそば。
kirin-010.jpg海鮮焼きそばもお勧めです。

8人揃うといろいろな物が食べられます。何と16種類の料理を食べ8本の紹興酒を飲みました。まず食べた物を列記するとつまみの蜆ニンニク醤油漬けから始まり

1. ピータン 白身は透明の飴色黄身はねっとりして美味。
2. 水餃子 これも殆どの人が注文されます。
3. 蜂の巣
4. ザーサイ 比較的あっさりして辛くもありません。
5. 官燕血湯 燕の巣の中で最高級品、予約の際特別にお願いしました。
6. 白狭海老のボイル
7. ミル貝
8. 合鴨のスモーク これも特別メニュー
9. スペアリブの黒豆蒸し
10.殻付き牡蠣の蒸し物
11.伊勢海老の葱生姜炒め
12.油菜心 菜心という野菜の炒め物オイスターソース
13.あこうの姿蒸し
14.香港炒麺
15.労麺 煮込みソバ
16.海鮮焼きそば

香港まで行かなくとも旨いチャイニーズが食べられます。麒麟、凄いお店です。
Champagne Gonnet Brut
中国料理麒麟のあと阪神芦屋で下り目指したワインバー・リヴ・ゴーシュ。表の看板の明かりを頼りに訪問しましたが、素っ気なく入店拒否されてしまいました。中には数人のお客様がありましたがお店の人の態度は問題ありでしょうね。で、仕方なく引き上げ昔よく行ったザ・バーへ。地下の店内は20年前と全く変わらず、いい雰囲気が保たれています。飲んだのはこのシャンパーニュ。

posted by: Georges : 2006年02月04日

2006年01月19日

中国料理「麒麟」 

「麒麟」恐らく海鮮中国料理としては関西一と申し上げて良い店だと思います。この時期なのに1キロは下らない「あこう」がピチピチ跳ねながら登場、一同唖然となります。予約の際お願いしておいたのですが「まあ、無理やと思いますが・・・」とのご主人の弁に半ば諦めていたのですが実際目の前で生きた姿を拝めたので嬉しくなりました。今日はシラサエビやミル貝それとシェル付き牡蠣も入っています。ホワイトボードにはその日の献立がずらりと書き並べてあります。

で、選んだのは次の通りです。
wine-diary_031.jpeg鯛中華風刺身、
wine-diary_032.jpeg鴨ロース、
wine-diary_033.jpeg水餃子、
wine-diary_034.jpegシラサエビボイル、
wine-diary_035.jpegミル貝蒸し物、
wine-diary_036.jpeg鶏唐揚げ葱ソース
wine-diary_037.jpeg牡蠣蒸し物麒麟風、このプリプリの牡蠣が3個で何と驚きの¥750という安さです。
wine-diary-038.jpeg伊勢海老葱生姜炒め、
wine-diary_040.jpegワタリガニの春雨鍋、
wine-diary_043.jpegあこう清蒸、
他、茄子冷製、油菜心オイスターソース、雲子麻婆豆腐風、香港焼きそば、汁そば、など注文しました。6人でビール数本紹興酒8年物4本飲んで1人1万円弱という驚異的な安さです。あこうは完璧な火の通り具合ですから、香港で食べるより旨いと私は思います。シラサエビも生きたままの物を蒸すので身がプリプリの状態、さらに牡蠣は絶品の旨さ、辺鄙なところにありますが是非一度お出かけ下さ い。

>strong>中国料理「麒麟」>/strong>
 神戸市東灘区本庄町3-6-12 電話 078-412-1812
余談ですが、味付けは割りと単純なのであれこれいろいろ食べるより調理法の違いで何品か選んだ方が賢明です。しかしあの値段でこれだけの新鮮な物が食べれるのは恐らくここしかないでしょう。
一度試してみて下さい。6人か8人でなければテーブルは囲めません、強いて言えばこれが欠点でしょうか? 少人数の場合はカウンターになります。昨日は価格の高い物ばかり注文したつもりですがそれでも1人一万円以下です。

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2006年01月12日

レストラン・ミチノ

wine-diary-michino4.jpg今月いっぱいで閉店とのことですが、リニューアルの図面もできあがり2月26日新生ミチノオープン予定とのことです。さてどんな変わった店になる事やら、昔からちょいちょい利用する私としては大いに期待しております。

アミューズは温かい牡蠣のスープ、前菜に珍しい鮭児と蕪のマリネ・ディル風味、さらに次の温かい前菜はその鮭児のコロッケ、魚は甘鯛(写真の一皿)、メインは蝦夷鹿のポワレ、プレデセールのあとにチョコレートの温かいスフレと盛りだくさん。ワインは次の通りです。

1. Corton-Charlemagne 2001 Domaine Denis Pere et Fils
2. Chateau de Chelivette 1995 AC Premieres Cotes de Bordeaux

ワインはどちらも素晴らしい状態で特にコルトン・シャルルマーニュは熟成して厚みが増しさすがに特級畑の風格が出てきています。ボルドーは今からが飲み頃でしょうか、デカンタしてしばらく経った方が開いてきます。今日はワイン大学メンバーSさんのご招待でお世話になりました、ごちそうさまでございます。

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2006年01月01日

クードポールさんのお節料理二の段

060101-002.jpg二の段
イタリア産生ハム、ドライトマト、黒・グリーンオリーヴの実
蟹・海老・帆立貝のタルタルソース、ブロッコリー添え
ローストビーフ、パルミジャーノチーズ
チーズ3種類:カマンベール、シャウルス、ブルードーヴェルニュ
フォアグラのテリーヌ、フォアグラの串焼きリンゴジャム添え
鰆のタップナード風味

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2005年12月31日

クードポールさんのお節料理一の段

051231-003.jpg 毎年31日の午前中の引き渡しです。今年の内容は次の通りです。
一の段
蝦夷鹿のパテ、フォアグラのムース、トリュフ風味
自家製スモークサーモン、イクラ
鮪のバジル風味、いろいろな野菜のギリシャ風マリネ
フランス産鴨のマスタード漬け、白・黒インゲン豆の煮込み
但馬地鶏のガランティーヌ柚子胡椒風味、伊勢産牡蠣パセリバター焼き
もち豚ロースハム、もち豚広東風

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2005年12月24日

クレープ・シュゼット

1224.jpg 昼に殆ど毎日利用させて頂いているフレンチ、東大阪のビストロ・プルミエさんですがクリスマスは特別ランチということで

1.ノルウェー・サーモンのマリネとサラダ
2.カボチャと人参のポタージュ
3.鶏腿肉のブレゼか小エビ入りクリームコロッケの選択
4.クレープ・シュゼット
というメニューにコーヒーか紅茶が付いてたった¥1500という安さです。

大阪市内ですと恐らく倍はするでしょう。しかも美味しいのです。クレープ・シュゼットのクレープは3枚、バニラアイスクリーム添えでオレンジのソースも洋酒が効いてて大人の味です。
今日は時間制を押しつけて2回転3回転を計るレストランが多いと思いますが、「もてなしの心を忘れてしまっている」としか思えません。美味しい物を心ゆくまで味わって貰いたいという心のないところなど本来のレストランとは呼べないと思います。

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2005年12月22日

北山まとの

1222.jpg 祇園は乃り泉で永年修行を積まれこの地、北山で独立してから10年になる割烹まとのさん。二回目の訪問はワイン大学のメンバーとご一緒に伺いました。最近はこの北山が食通の間ではホットな場所となりつつあります。

先付:胡麻豆腐、山葵醤油、針海苔
先付:河豚煮凍り、浅葱
凌ぎ:天然鮃手鞠寿司、赤蕪、栄螺万年漬け
煮物椀:聖護院大根、鴨葛叩き、鴨つくね、玄琢葱
向付:淡路天然鯛松皮造り、車海老、しび鮪、障泥烏賊、生雲丹、土佐醤油
蒸物:甘鯛蕪蒸し、蟹、穴子、銀杏、百合根
焼八寸:鰆西京焼、梅甲州漬け、牛蒡炒り煮、丹波小豆小倉南京羹、慈姑煎餅
強肴:水菜、菠薐草、榎茸、金時人参、とんぶり白和え
揚物:伊勢海老、赤目芋、自家製ホワイトソース、抹茶塩
留肴:雲子酒蒸し、茶振り海鼠、いくら醤油漬みぞれ和え
御飯:鱧と蓮根御飯、鯛あら醤油焼き
留椀:伊勢海老赤出汁
香物:壬生菜、赤蕪、柴漬、奈良漬、塩昆布
水物:青紫蘇、丸十シャーベット、メロン

ワインは次の通り
1. Champagne Beaumont des Crayeres Fleur Blanche Blanc de Blancs Brut 1998
2. Chateau Olivier Blanc 2001 Pessac-Leognan
3. Concerto 2004 Reggiano Medici Ermete
4. Clos du Marquis 1989 Saint-Julien

地下鉄北山駅から地上に出ると雪で大幅に遅れた北8のバスが待っていました。まさに「渡りに船」で八人揃ってバスに乗り込み下緑町バス停で下車、新大宮通りを北へ凍りついた道を歩くこと3分位でしょうか、カウンターを占拠して極上の料理を楽しませて頂きました。ごちそうさまです。

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2005年10月17日

ビストロ・プルミエのランチ

1017prmi.jpg 今年の春からほぼ毎日のように通っている八戸ノ里のフレンチ「ビストロ・プルミエ」、今日のメインは鮮魚のパイ包みでした。積層パイは作りづらいので練りパイと云うことですが、うまい具合に焼き上がっています。中身はコチとイトヨリの他トマトやズッキーニなどいろんな野菜もつまっています。
最近になってサイドメニューが増え選択肢が広がりました。前菜としてサラダが付いてますがこれを+500円で例えば肉のテリーヌとかベーコンと玉葱のキッシュなど本日のオードブルに変更できるようになりました。
次にスープはカボチャのポタージュの日が多いのですが、今の季節、たまに出てくる栗のポタージュは絶品です。そしてメインは魚か肉類かをチョイスできて勿論パンかライスが添えられます。
食後にはデザートの盛り合わせにコーヒーか紅茶まで付いてたったの1000円なのでこれは行かねば損でしょう。今日のデザートは葡萄とグレープフルーツにキリッシュで香りづけた物にクレム・ブリュレ。このクレム・ブリュレはとても濃厚な旨さなので病みつきになってしまいます。
グルメ本には出ないと思いますが、こんな辺鄙なところでこそできる旨安ランチではないかと思います。八戸ノ里駅から徒歩3分です。水曜定休。

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2005年09月13日

夕凪橋 多古安

大阪の河豚と言えば老舗のこの店を推薦します。天然トラフグは当たり前、シーズンともなれば実に大きな河豚を食べることが出来ます。8キロ程の河豚の上身をそぎ切りにしてしゃぶしゃぶで食べることが出来るのは恐らくここ以外にはないと思います。
さて今日は鱧、と言っても韓国産でもないし沼島産でもありません。長崎は枇杷で知られる茂木で水揚げされる鱧を使います。10月1日南風泊のセリが始まると共に河豚の季節の到来ですがそれまではこの鱧がメインなのです。
まずは先付けに鱧の南蛮漬け。続いて「落とし」はとても綺麗な真っ赤の梅肉をつけて頂きます。これらの鱧は小振りな大きさですが次の「焼き鱧」はとてもデカいビッグサイズ。こんなに大きなモノには滅多に出会いません。さらに鱧骨や頭からとった濃厚な出汁に山芋のすり下ろしと共に蒸す「蒸し鱧」はここならではの味。そして天麩羅も独特の食感でいくらでも食べられそうです。さらに鱧鍋は鱧出汁に笹掻き牛蒡と豆腐、三つ葉だけで玉葱を入れない独自の鍋は辛口に仕上げてあり鱧は出汁をくぐらすだけのしゃぶしゃぶで頂きます。最後に鍋出汁で雑炊。
鱧のフルコースを堪能しました。

ワインは次の通り。
1. Cremant de Bourgogne Cuvee Jeanne Thomas
2. Chateau de Rochemorin 2003 AC Pessac-Leognan
3. Meursault 2002 Domaine Arnaud Ente
4. Chateau Le Conseiller 2003 AC Bordeaux Superieur

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2005年08月25日

レストラン・エソンス・エ・グー

JR高槻から西武高槻方面(北へ)大きな鳥居の信号、天神交差点を西へ曲がってすぐ左手のフレンチです。
関東のフレンチで鍛え上げられただけにメニューの構成、ソース、盛り付け、素材さらにその火の通し方に至るまで完璧を追求しておられます。例えばオマールの前菜などアヴォカドのムースにカレー風味の茄子、そしてアクセントの食感にクルトンを使うなど関西フレンチにはまず見かけない工夫がしっかりとアレンジされています。さらに仔羊の岩塩包みなどこれこそ「ロゼ色」というとても綺麗な色に仕上げ驚くほどの柔らかさはまるで真空調理したみたいな完璧な火の入れ方です。
若いご主人ですが料理の腕は関西随一と云っても過言ではないでしょう。大阪駅から新快速など利用すればそんなに時間が掛かりませんので(20分位)是非ディナーに予約してお出かけ下さい。手頃なランチも地元の人達に好評ですが、ここは本格フレンチをワインと共に楽しむレストランです。ディナータイムに行かれることを是非お勧め致します。

さてアヴォカドについて一言。いろいろなグルメサイトでこの食品に対する間違った呼び方をよく見かけます。殆どの方が「アボガド」と呼んでおられますが正確には「アヴォカド」であります。世界中には約700種類あると云われ日本に入ってくる物は「ハス」という品種が殆どであります。他に「ベーコン」や「リード」という品種もあるので面白いですね。

レストラン・エソンス・エ・グー
高槻市天神町1-3-19 電話072-685-0313 毎週水曜定休 要予約

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2005年08月06日

初めての試み「安旨ワイン会」ビストロ・プルミエ

東大阪は八戸ノ里のフレンチで8名だけの集まりです。メニューは岩屋から来る魚屋で買ったあこうのカルパッチョ、夏野菜のテリーヌ、ガスパチョ、鶏魚のポワレ、バスク豚のロースト、季節フルーツの白ワインゼリー寄せ。

ワインは次の通りです。
1. Champagne Christian Bourmault Cuvee Hermance Brut NV
2. Champagne Christian Bourmault Blanc de Blancs Brut NV
3. Wachauer Riesling Smaragd 2003 Weingut Polz
4. Culley Hawkes Bay Sauvignon Blanc 2004
5. Sancerre Blanc La Chaume 2004 Domaine Michel Thomas
6. Corton-Charlemagne 2001 Domaine Denis Pere et Fils
7. Perinet Priorat 2002 Mas Perinet
8. Musca de Rivesaltes Maison Guinot

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2005年08月03日

綉花

明日がお休みなので近所のチャイニーズ綉花へ。雑誌「あまから手帖」最新号に載ったので夜のコースメニュー(¥5000)の内容が充実しています。一通り注文したあとで気付いたので次回来るときはこのコースメニューを注文しようと思います。
香港行きを計画したのですが余りにも余計な出費を強いられるようなので断念。石油の価格急騰に付き燃料費を出せと云うのは合点がいかない。円高の時石油が安くなったので浮いた燃料費を返金して貰った思い出などは全くありません。1香港ドルは14円程度なので悪くはない範囲ですが一時の10円を割ったときは嬉しかったですねえ。16円を超えるとメリットは全くなくなります。
さてお料理ですが絹笠茸の蟹あんかけは料理自体は結構美味しいと思います、しかし肝心の絹笠茸はもっと長い大きな物を使って頂きたいと思います。わいんはめいんに「イ・マッシ」イル・コロンバイオ・ディ・チェンチオの自信作です。

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2005年07月23日

ビストロ・プルミエ

土曜日は淡路島から魚屋さんが来る日です。今日は活きの良い天然の車海老をゲット、いつものフレンチに持参しました。
ここのシェフは福島で大ブレイクの大西シェフと同期とのこと、私の好まない中之島ホテル出身ですが私はこの鈴木さんをスープの達人と勝手に名付けています。

迷惑でしょうが材料持ち込みのランチで出てきたのはガスパチョに浮かんだポッシェした車海老。その前に冷たいカボチャのスープそしてその前にはホワイトトマトとかグリーントマトのサラダが付きます。さらにデザートは旬の桃に殆ど真っ赤に近いパンプルムースに桃のソルベ、最後に紅茶まで付いて1000円という安さ。
ガスパチョはここの名物と云っても過言ではありません。フルーツトマトのガスパチョに慣れた人には向きませんが、トマト本来の味を知っている人には是非とものお薦めです。
レストランの味は変わっていくものなのです。初めは旨くても流行るに従い不味くなる店が多いのも事実です。しかし最初は大したこと無い店でも努力次第で味は進歩します。私は自分の回れる範囲の店を美味しくするため努力したいと考えます。ここのお店の夜のメニューは2500円のコースからという格安な設定です。安くても美味しいワインを合わせて「究極の安旨ワイン会」を企画しようと思います。ご興味のある方は是非メール下さい。

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2005年07月17日

Castelmaure Corbieres Grande Cuvee 2003

11360 Embres-et-Castelmaure という地がある位ですからこのメーカーはかなり大規模なのでしょう。コルビエールは1951年にVDQSに、その後1985年にACに昇格した比較的新しい原産地ですが赤ワイン用にはカリニャン、グルナッシュ・ノワール、シラー、サンソーそしてムールヴェドルの品種使用が認められています。

色はかなり濃いめの暗赤色、香りは南の香りですね。シラーのアロマは割に好みですがカリニャンが多いと何か安物臭く感じてしまうのは私だけでしょうか? なんだか薬草酒みたいな感じで少し抵抗があります。口に含むとやはり?という感じですが「南のワインにはニンニク」ということで4-Aのラム芯をニンニクのスライスと共に頂くと俄然とワインの味が変わってきました。薬草風味が消え葡萄のアロマが蘇り実に美味しく飲めるようになるのは不思議な話ですが本当のことです。
鞍下を好んで食べておりましたが医師から中性脂肪の多さを指摘され部位を変えなければなりません。ラム芯は赤身ですが細かいサシが適度に入り実に美味しいところです。ただ普通の肉屋さんに頼んでもこの部位だけ買うことはまず不可能でしょう。柔らかい赤身ですが旨味もたっぷり。
ワイン大学の古株メンバーにビストロ・プルミエを紹介しましたが高い評価を頂きました。サラダ、スープにメイン料理、デザートにコーヒーまで付いて1000円の安さです。私はすぐ近くなので毎日行くことが出来ますが遠方より来られても決して損はありません。

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2005年07月15日

Tavel Rose 2003 Chateau de Segries

コート・デュ・ローヌはタヴェルの地でアンリ・ド・ランザック氏が造る綺麗な色のロゼ。葡萄品種はグルナッシュ・ノワール、サンソー、シラー、クレーレットですが輝きのあるとても美しい色です。香りは葡萄ジュースそのもの甘い香りなのですが、味はキリッと締まった辛口です。大人のワインですね、タヴェルを代表する辛口ロゼと云っても過言ではありません。
近所の綉花でピータン、クラゲと胡瓜(この胡瓜はお願いして添えて貰いましたがとても旨い)、蒸し鶏、小龍包、焼売、四川麻婆豆腐に締めは汁ソバ。
場所が悪いのであまりお客さんは多くありませんが、料理は全て本格派です。香港まで行かなくてもここで納得の飲茶を味わうことが出来ます。
欲を言えばフカヒレメニューの充実、清蒸紅班などの海鮮料理、竹笙(きぬがさたけ)や中国野菜のメニューなどあったらいいなと思います。

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2005年06月30日

Wachauer Gruner Veltliner Smaragd 2003 Polz

オーストリアのニーダーエステルライヒ地方ヴァッハウ地区、ヴァイングート・ポルツの造るグリュナー・ヴェルトリナー種のスマラクト(シュペートレーゼの感覚?)
今日は近所の綉花でチャイニーズを。飲茶や前菜にこのワインはよく合います。オーストリアのワインは高価なモノが目立ちますが、そんなに高いワインを飲まなくても十分美味しい物があります。
今日は近所の綉花でチャイニーズを。飲茶や前菜にこのワインはよく合います。オーストリアのワインは高価なモノが目立ちますが、そんなに高いワインを飲まなくても十分美味しい物があります。辛口ながらミネラリーで例えば普通ワインには合わないピータンなどにも不思議なことに合います。

綉花の前菜は本当に秀逸です。ピータン、蒸し鶏、クラゲのどれをとっても味は超本格派。化学調味料は使っていないのであっさりしていますが素材の良さがよく解ります。麻婆豆腐も程良い辛さで私には有り難い味付けです。私は唐辛子の辛さに大変弱く、顔面から滝のような汗が流れてしまい、翌日朝のトイレも大変なことになってしまいます。ですから四川料理などは全くダメです。

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2005年04月24日

やはり英ちゃんは偉大です!

最近は近場の割烹を贔屓にしておりましたが、やはり魚の質が違います。何がどう違うのかと良く尋ねられますが、比べて頂くとはっきり違いが分かります。
まず鯛ですが、鮮度は両店とも抜群です。大きさも似たり寄ったりですが舌触りが違います。英ちゃんのは甘みがあるのに舌触りはつるつるしています。近場の割烹は少々ざらつきがあるように感じましたがこのほんの少々の違いで値段が倍くらいになることを覚悟しなければなりません。天然の魚を永年食べ慣れてきた人にしか分からないとは思いますが出所の違いで鯛の値段はかなり違うのです。
次に鰹。英ちゃんの焼き方は見事と言うほか表現出来ません。皮のストライプを綺麗に残しながら表面だけを炙ってありますがこの炙り方が実に丁寧なのです。鮮度は鰹の場合断然英ちゃんの方に分があります。このたたきを食べるとわざわざ高知まで出掛ける必要を感じなくなるはずです。
一番の驚きは「新この子」です。いわゆる「バチ子」なのですが半生状態でそのまま炙らず食べるのですが、まさに珍味中の珍味でしょう。とにかく旨いの一言ですが後で聞いたお話し、これ一枚で何と \8,000 以上するとの事。シャンパーニュと合わせましたが相性は良い方だったと思います。

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2005年04月23日

Bistro Premier ビストロ・プルミエ

東大阪は八戸ノ里駅南側西友ストア前から逆一方通行東へ歩いて2分ほどの南側、手前北側の万台百貨店を超えた所にあるフレンチです。先月で5年目を迎えました。シェフ鈴木晶史さんはTEC日調で料理の基礎を学んだ後にロイヤルホテルで修行、シャンボール等で腕を磨いたのは福島の大西亭のご主人と同じだそうです。
私はこの一年ほどは昼食にうどんか蕎麦を食べ歩いてきましたが、体重が微増微減と云ったところでなかなか減りません。しかし最近このビストロに通うようになり体重減につながりました。蕎麦屋さんで釜飯+うどんでは炭水化物ばかりの摂取になりますが、ここのフレンチではバランス良く摂取出来るのだからではないでしょうか。
①葉野菜に人参のジュリエンヌや紫玉葱のスライス、プチトマトのサラダ ②本日のスープ(カボチャや人参のポタージュやミネストローネの時もあります)③魚または肉料理もしくはパスタの3種類からメインを選べます ④デザートの盛り合わせ(ガトーショコラにアイスクリーム、ゴマのブランマンジェに苺など)⑤コーヒーか紅茶 勿論パンかご飯も付いて驚きの \1,000 です。今日のメインは牛肉のポトフ、人参ジャガイモもタップリでマスタードが添えられます。もしくはとてもビッグな海老クリームコロッケ。グラスワインは400円です。
大阪市内から少し離れるだけでこんなに安くて内容の濃いお食事処があるとは、はっきり申し上げて一番の穴場です。

東大阪市下小阪5-6-7 電話06-6727-2123 水曜定休 
Dejeuner 11:30~14:00 土日祝は12:00~14:00
Diner 17:30~22:00

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2005年04月16日

八戸ノ里のフレンチ「ビストロ・プルミエ」

3月末まではオードブル、スープ、メインの皿、デザート盛り合わせ、最後にコーヒーか紅茶が付いて\1,000という格安ランチ(3周年記念セール価格)を提供していましたが、その月の後半からお客さんがドッと来るようになり4月になったらどうするのかな?と思っていたら今月からオードブルの代わりに野菜サラダとなりましたが3月と殆ど同じランチを続行しておられます。
メインは魚かお肉となりますが、ある日のお魚は「白身魚とマカロニのグラタン」赤ピーマンがアクセントになっていて結構美味しいですしボリュームもあります。お肉は豚の煮込み筍添え、付け合わせにドフィノワがある時は嬉しくなりますがバターライスの時はちょっと辛いです。
デセールは胡麻のブランマンジェにアイスクリーム、それに苺という組み合わせが多いのですが、たまに出てくるクレム・ブリュレは濃厚でとても美味!
最初のサラダですが、カリカリのベーコンや生ハム一スライス添えるだけでかなり違うように思うのですが・・・それとドレッシングはとろみのない物、出来ればフレッシュのエクストラヴァージンとバルサミコでお願い出来ればなあ・・・と期待しております。
しかし最近はかなりお客さんの数が増え、並ばねばならない位に人気が出てきたみたいです。すぐ近くにある「ひょうたん鮨」は予約で二年先まで一杯という状況。はっきり申し上げてそんな値打ちのある寿司屋ではございません。堺のおでん屋の真似をしているだけです。

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2005年03月28日

10000アクセス有難うございます。

多くの方にご覧頂くようになり大変有り難く思っております。ワインは食事と共に楽しむもの、論議の対象にしたくありません。ワインを飲みながら楽しい食事を気の合った仲間と共にしたい、という私の希望をご理解下さい。このワイン日記はあくまで私の主観によるものでワインの評価ではありません。人の好みはいろいろありますので鵜呑みにはしないで下さい。私の場合は化学調味料を使った料理は好みません。出来るだけ良い素材を単純な調理法で食べております。従ってワインもこねくり回したり濃縮機ガンガンのものは好みません。
さて、サンプルワインの続きです。南オーストラリアはアデレイド近くに本拠を持つハーディーズ・ワイナリーのカベルネ2003 。フルーティーで葡萄の熟した良い香りがします。色も綺麗な紫がかった赤色を呈し味わいは万人向けの甘さを残したタイプに仕上げています。刺激臭やえぐさも皆無です。しかし残念ながら飲み飽きてしまうのではないでしょうか? 私はもう少しドライでキレのある方が好みです。しかし値段が安ければ一般受けするのは間違いありません。写真のラベルはサンプル用のもので市販のものとは異なります。
八戸ノ里のビストロ・プルミエのスペシャルランチは月末までとのことです。①前菜に茸と豚のテリーヌ、サラダ添え ②人参のスープ ③メインはローストチキンか海老入りクリームコロッケ ④デザートはクレム・ブリュレと胡麻のブランマンジェとガトーショコラの盛り合わせに苺 さらに食後のコーヒーか紅茶が付いて \1000 なので大人気です。このまま続ければ「行列が出来る店」になると思うのですが残念です。

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2005年03月20日

八戸ノ里のフレンチ?

東大阪は八戸ノ里駅南の西友ストア北詰から逆一方通行を東へ行くと、左手に万代百貨店がありそれを過ぎた右手角にある欧風料理、ビストロ・プルミエ。その昔「ルフラン」があった場所。と言ってもローカルな話で何方もお分かり頂けないと思いますが・・・ 「ルフラン」は今ハウス食品本社工場のすぐ南側に移転している洋食屋さんです。多分都ホテルに居られた方だと思うのですが、料理はお上手なのですがご飯が全くと言っていいほど頂けませんでした。
で、話をビストロ・プルミエに戻しますがフレンチには不向きなこの場所にオープンしてちょうど3周年になります。1000円のスペシャルランチですが、ミネストローネ(レンティーユまで入っている結構本格派)と前菜はテリーヌにサラダ添え、メインはソーモンのパイ包みか骨付き鶏もも肉のトマト煮込みのチョイス。デセールは苺のロゼシャンパンゼリーにゴマのブランマンジェ、そしてプリンの盛り合わせ、そしてコーヒーが付きます。グラスワインは400円、グラスの泡は500円。お話しをしたことはありませんが多分ロイヤルホテルのご出身と思います。味にもう少しインパクトがあればお薦めしようと思いますが・・・
4-A火打ちを買いました。牛肉の部位についてはまたどこかで詳しく解説しようと思いますが、肉質は色からしてかなり良さそうです。ワインは Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge 2001
Maison Jean-Philippe Marchand 今売られているのは2002年ですが、たまにはネゴシアン物を飲んでおかないと思い試してみました。

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2004年09月15日

久し振りに堺の美々卯に行くと、

何とモダンなビルに新築されていた。1階入ってすぐ左手にはカウンターがあり一人で食事をするのには便利。店内は喫煙と禁煙席に分けられているが、全席禁煙にした方が望ましいと思う。
 メニューはセット物が目立ち写真入りで丁寧に解説されているがいずれもお高いので、私は野菜天麩羅の天ざる、蕎麦1斤半を注文。蕎麦は以前よりコシがあって好ましいが山葵が中途半端、葱も白髪葱の方が良いと思うのだが、しかしながらつゆは辛口で旨い。
 ここの天ざるには蕎麦の上に刻み海苔が振りかけてある。ざる蕎麦に海苔はいらないという人も多いらしいが私の場合焼き海苔の質さえ良ければ大歓迎である。
 添えられる野菜天麩羅だがカボチャだけは安物の材料を使っているのか匂いが気になる。揚げ方は問題なしで油も良い質のモノを使っている。そば湯を啜ると気のせいかも知れないがいつもの鰹の香りが足りないように思う。
 蕎麦の大盛りはここの店では1斤半という表現を使うのだが、価格は100円アップするだけでリーズナブルだと思う。脱サラして蕎麦道場に通い店を構えた連中は大盛りというと300円とか400円アップという法外な請求を平気でするのでこの店を見習って頂きたいと思う。

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2004年07月04日

遅いお昼ご飯を八尾の山がやに、

昨日から何と松茸メニューが登場とのこと。初物を食することに、松茸釜飯うどん付きをオーダー。蓋を取ると松茸の良い香り、添えられている酢橘を搾ると一層香りが強く感じられるのは出会いなのか? 傘の大きさは3センチほどだが胴の部分は真っ白で噛むとなかなかの歯ごたえ。そんなスライスが5枚ほど入っているのでお値打ちものである。小振りのきつねうどんと温泉玉子そして香の物が付いて \1330 は決して高くはありません。松茸は毎年ハシリのものが最も旨いと思う。秋口になると虫食いが目立ち価格もそれなりに高くなってくるのでお勧めできないと思う。7月の始めに松茸を味わうのもおつなものではありませんか?

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2004年05月08日

最近お気に入りの蕎麦屋

やまが屋への行き帰りに楠根川沿いの土手を利用する。鯉がうようよ居て亀も沢山泳いでいたり甲羅干ししていたり、さらにはでかい青鷺、可愛い小鷺そして軽鴨まで居る。昨日その川縁に親子の軽鴨を見つけたが今日再確認できた。母親らしきモノとチャボの卵大の雛が5羽辺りを窺いながら元気に泳いでいる。見ていて何とも頬笑ましい。場所は楠根川と八尾枚方線の交差する辺り。

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2004年03月07日

お気に入り

お気に入りの「ロゼ・ブル」の胡桃パンとフルーツトマト、そしてアヴォカドとリンゴのサラダをつまみながら Alsace Riesling 2001 Maison Gustave Lorentz を空ける。
久し振りにプロコフィエフのピアノを聞く。演奏者はリヒテルで第7番、そしてギレリスで第8番。もう30年以上前の話だが確か1970年の5月にフェスティバルホールでギレリスの演奏会があった時後半最後の曲目がこの第8番だったように思う。あの鳴らないフェスティバルホールのスタインウェイが見事に鳴り響いたのには驚いた。その後この作曲家で感動したのはマウリッツォ・ポリーニの第3協奏曲。
第7ソナタはグールドやホロヴィッツも聴いたことがあるがやはり極めつけはこのリヒテルの演奏。汗が飛び散るような名演であるがリズムが崩れることはない。
第8ソナタはリヒテルのも愛蔵版の一つだが、ハーフペダルなど細かいところにまで丁寧に弾いているギレリスに軍配を上げたい。

posted by: Georges : 2004年03月07日| コメント (0)| トラックバック

2004年03月04日

今日は有名人「酔胡王」さんとご一緒に

「エッソンス・エ・グー」へ。入口に「満席札止め」の表示が・・・
メインが魚とお肉の二つが付いた \5200 のコースを注文。
アミューズとして出てきたのが「牡蠣とグルヌイユのスープ」実にアミューズらしくないアミューズ。ここのレストラン、とにかくアミューズはご立派というしかない。しかし欲を言えば容器が・・・ 持ち手付きのカップにした方が飲み易いのではないか? 味は濃厚、蛙の身もしっかりしていて旨い。前菜はパンタドとフォアグラのテリーヌのポトフ仕立。コンソメで煮てあるのだが全く型くずれしていないテリーヌ、不思議だがしっかり温かい。コンソメも実に香りがよい。魚は鰆、ソースはパセリで色を出していると聞いたが鮮やかなグリーンの色が春らしい。しかし今の季節アイナメか鱸を頂きたいと思うのは私だけだろうか? 
お肉は鴨のエギュイエット、無難な仕上がり。
チーズはフルムダンベールだったかな? デセールは温かい苺。
ワインは Champagne Franck Bonville Blanc de Blancs Grand Cru Avize Brut 1996
 私は数多くのKrug Clos du Mesnil を飲んでいるがその1979年には及ばないが1981年に大変よく似ていて価格から考えると実にお買得なシャンパーニュである。
Alsace Riesling Grand Cru Schlossberg Ⅱ 2000 Domaine Weinbach よくラベルを見ないと分からないのだが注目しなければならないのがシュロスブルグの後の Ⅱ 。
 未だ調べていないが畑の位置とか何かが違うものがアルザスには普通に存在する。
有名なトリンバックのキュヴェ・フレデリック・エミールにも殆ど知られていないが、例えばマロラクティック発酵した特別なものが実際に存在する。しかしラベルの隅に小さく表示してあるだけなので見過ごしてしまうのである。このワイン、実によい香りなので数本購入する予定。
Chateau Haut-Tropchaud 1996 Pomerol 昔は確か教会が真ん中に描かれたラベルだったと思うのだが、昨今のポムロルブームでしょっちゅう所有者が変わるので無理もない話だ。果実味がしっかりしているが熟成香も出ていて美味しい。

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2004年02月13日

アルテ・シンポジオ

メニュー
アオリ烏賊のフリット
天然トラフグの軽く炙ったカルパッチョ
真蛸の炭火焼き、オリーブとケッパーのソース
穴子のコマッキオ風
ジャガイモに詰めたリコッタチーズと卵黄のスフレ
浅蜊とサフランのスパゲティ
鮑のメディチ家風
蝦夷鹿と秋田産生ハムと自家栽培の水菜のサラダ
エスプレッソのトルタ

ワインは
1. Champagne Agrapart L'Avizoise 1996 Brut
2. Puligny Montrachet 1998 Jean-Marc Boillot
3. カリフォルニアのZinfandel
4. Chateau Montrose 2000 AC St.Estephe

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2003年11月09日

昼飯は長田の豆滋郎。

ここはお勧めのスポットである。
この豆滋郎東大阪の穴場であり大阪市内からの客も多い。夜はそれなりの値段だがお昼の定食は実にリーズナブルである。本日は明日香御膳という\1600のセットメニュー。先付けに名物泡雪豆腐、これは生クリームを吉野葛で固めたもの。豆乳鍋は鶏スープに豆乳を入れ地鶏、豆腐、水菜を入れ火にかけると5分ぐらいで煮える。八寸盛りは鮎の柔らか煮、昆布巻き、焼麩田楽、焼き鮭、合鴨ロース煮、他にも数点さらに胡麻団子は揚げたての熱々を。食べ応えのある量だ。ご飯は鮭ご飯に香の物。食後にデザートの豆乳アイスクリームまで付いてくる。二階の個室でくつろぐ事が出来るしサービス料もかからない。
 すぐ近くのお勧めの蕎麦屋もここの真似は出来ないだろう。

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2003年10月23日

蕎麦屋伊呂波

 遅い昼飯は蕎麦屋伊呂波に、2回目だ。しかし蕎麦が2人前しかないとのこと妻と娘の分だけ先に出して貰い私の分は待つことに、とご主人からサービスで湯葉刺身が登場。ここのご主人なかなかできた人物である。普通なら「二人前しかできない」と体よく断るのではないか?
 鴨汁蕎麦は汁が温かいので違和感が、しかし鴨、葱、鴨つくねと具が多く最後に蕎麦湯を入れて飲むと美味しい。
 夜は昨日の続きできりたんぽ鍋パート2。指示書通りにガラスープを取る。いつもは香味野菜とともに圧力鍋を使うのだが、今回は昆布とガラだけ、しかも煮立たせずに時間をかけるというやり方。透明のスープが取れた。 銀茸、なら茸はないもののイカリで芹とはなびら茸をゲット。うすい目のだしで再挑戦。子供達はたんぽが大のお気に入りで「毎日これ」と強請られる。はなびら茸はなかなか歯ごたえがありイケる。鍋に笹掻き牛蒡を入れるのは癖になりそう。鶏は胸肉のあっさり加減から山里ではないことが判明。
 ワインは Barbera del Monferrato 2001 Bio Nature
サンテロのオーガニックワイン。普通。

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