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2006年05月02日

麒麟

知る人ぞ知る中国料理の名店。新聞雑誌の類の取材は殆ど拒否しておられるのでグルメ雑誌などには載りません。ですが雑誌で大きく取り上げられる店が果たして旨いかというと答えは大概の場合 No であります。グルメライター諸氏は絶えず新しいネタが必要であり、新しいヒーローを生み出そうと試みますがそんなに簡単には事が運ばないのが現実であります。

私は10年以上香港に通い詰めありとあらゆるお店を食べ歩きましたが、結論を申し上げると香港まで飛ばなくてもここで美味しいお料理が食べられます。お上品な盛りつけのチャイニーズではありません。豪快でボリューム満点の本格中華がお好きな方なら好みに合うはずです。
chinakirin-001.jpg前菜にピータン、蒸し鶏、水餃子そしてこの変わり豆腐の冷製。写真は前回のものをご覧頂ければ有り難いと思います。9人でこの量ですので奪い合いになることはありません。
chinakirin-004.jpg次に活け帆立貝のセロリ炒め。生きている殻付きの帆立を使っていますが敢えてそのことはメニューに書いてありません。
chinakirin-005.jpg豚のスペアリブは黒豆味噌蒸しと梅蒸しとをお願いしましたがこれは梅の方です。
chinakirin-007.jpg季節物茄子の辛味炒めはピリ辛でますます食欲が湧く不思議な野菜の料理です。
chinakirin-008.jpg燕の巣は一人前ずつ小皿でクコの実と共に供され上湯に入れて頂きます。このあと本日のメインの一つ東菠肉が登場しましたが撮影に失敗、かなり酔っ払ってきました。
chinakirin-002.jpg追加で伊勢海老の葱生姜炒めをお願いしましたが、何尾使われたか凄い量でした。で、「あこう」何と1㎏の大物です。勿論生きていてとても太っています。割烹だとこれだけで3万円位になるでしょう。
chinakirin-013.jpgこれが蒸し上げられたもので白髪葱と香菜がタップリ添えられます。このソースは白御飯にかけて食べるのが通例。お代わりが続出。
chinakirin-015.jpg〆は香港焼きそばと最後の最後に海鮮焼きそば。それにしても皆さんよくお食べになりました。帰りは阪急芦屋まで歩き腹ごなし。

posted by:Georges :

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コメント

その節はお世話になりありがとうございました。あらためて写真と記事を読ませていただくとこんなにいっぱいお腹に入ってしまったのかとびっくりしてしまいます。美味しさとコストパフォーマンスの高さは類を見ませんね。またよろしくお願いいたします。

投稿者 higemaster : 2006年05月06日 15:12

ヒゲマスター様
こちらこそ有難うございます、お近くですので懇意にして頂けたら如何でしょうか。
さて昨日はえらい目に遭いました。塩辛いの何のって未だに塩辛さが口に残っているようで不快な気分です。レストランはいろいろありますね、人の好みは十人十色と申しますが私にはあの塩辛さにはついて行けません。

投稿者 Georges : 2006年05月06日 15:13

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