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2006年09月07日

東灘区中国料理「麒麟」

場所は繁華街からは遠く駅からも歩いてそこそこありますが、美味しい物好きの人達の間では評判のお店です。味の評価基準は人それぞれですが私は香港を何年間も食べ歩いてきたので普通の味では驚きません。内装はお世辞にも豪華ではありませんが味一筋、たった一人で料理を作る橋本シェフの拘りは半端ではありません。
まずは「蓮根と胡瓜のピリ辛」そして「皮蛋」続いて「蒸し鶏」と定番の前菜、この蒸し鶏ですが皮と身の間の脂は殆ど無い上質の地鶏で白髪葱と香菜が添えられます。大昔の心斎橋東天閣をも超える旨さ! 名物の「白狭海老のボイル」、生きたまま茹で立てを香味醤油をつけてあるいはそのままかぶりついてもメチャ旨。

それから今が一番美味しい季節の「茄子のピリ辛炒め」、青い野菜は「空芯菜の炒め物」そしてメインの一つが写真の「トンポーロー」ですが今日のスタイルは干し野菜と共に煮込んでありマイルド&ヘルシー志向。kirin0907.jpg「海胆入りのフカヒレスープ」は意外とあっさり目ですがこれは淡路の海胆なので仕方ないでしょう。もう一つのメインは今が最高の「あこうの清蒸」ですがこれはまさしく香港を超える味であります。あこうは生きたまま短時間に蒸し上げられるのですが火の通りは完璧、サマーパレスや福臨門でさえ骨からの身離れが悪いときがあるのに、ここ麒麟では今まで何尾も食べていますがいつだってパーフェクトです。白御飯に汁をかけて全て食べ尽くすのがマナーでしょうか。最後の〆は「香港焼きそば」、来店客の殆どがこれを食べられるとのことです。
ここのお店の良いところは食べたい物だけあれこれと注文して、その量はマダムに任せられると云うことでしょうか、いちいちこれを何人前あれを何人前などと云わなくても大体「海老多い目に」「あこうデカいヤツ」程度申し上げると適当に加減してくれます。上記の料理を5人で食べてビール数本、紹興酒8年物フルボトル2本空け一人あたり¥8000でお腹一杯になるので私はお安いと考えます。

西宮北口・ヒゲマスターのピアノ塾に着くと焼き肉の「遊山」のオーナーから電話が入りました。「10日日曜のお昼、パプクレマンのマネージャーが来てワイン会開催ですが、40名募集のところ未だ半数しか集まってない」とのことであります。場所は遊山南船場店、お料理とパプクレマン秘蔵のワインが出て会費はお一人¥8000 と云うことですからお安いのではないでしょうか。詳細は営業時間内に遊山南船場店 06-6265-1199 までお問い合わせ下さい。ちなみにここのお店はイタリアンのような綺麗な店内でおしゃれに焼き肉を味わえる店として大変人気があります。オーナーは自らワインを輸入するためインポーターも立ち上げた程ワインに惚れ込んでいます。

posted by:Georges :

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