2009年08月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

2008年06月19日

6月の直心

カウンター8席だけの贅沢、目の前で調理を見ながら食べることが出来るのはここの大きな魅力です。例えば魚は骨こそ外してありますが皮はついたままの姿で登場し目の前でその皮が引かれ刺身となります。柵に切られた身を切り分けるだけの調理とは次元の違うもので魚の形から刺身へと「造る」から「お造り」と呼ばれるようになったわけで、作り置きの短冊を切るだけなら「お造り」と呼ぶことは矛盾があるのではないか。見ていて苛立つことのない素早い調理が身上であります。
8j12-01.jpg
先ずは先付けのトップは「毛蟹塩蒸し、酢橘」、塩味に酢橘の絞り加減が見事。

続きを読む "6月の直心"

投稿者 : : | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年06月18日

西天満アキュイール

大阪北は老松町の東行き一方通行をまっすぐ走り西天満の大きな交差点に出る手前右手にできたフレンチ。モダンな店内に照明はかなり暗い目、どちらかというと密会向けなのでしょうか。
8aq0618-01.jpg
まずは3種類のアミューズ・ブーシュ、右からグージェール、クグロフ、フォアグラのクレム・ブリューレ。個人的な好みを申し上げればクグロフは不要、酸っぱいピクルスか何かが欲しい。

続きを読む "西天満アキュイール"

投稿者 : : | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年06月05日

六月の中国料理「麒麟」@JR甲南山手

中国料理は大人数で円卓を囲みワイワイガヤガヤ喋りながら数多くの皿を楽しむのがベスト。ちまちました料理など好みではありません、思い切りのボリュームが欲しいところ!世間の流行りの中国料理など私には無縁の存在です。今日は西宮北口のヒゲマスターも参加され特別料理を味わうことに相成りました。
8k0605-01.jpg
まずは皮蛋、この透明な白身部分そしてトロトロの黄身も最高の仕上がりです。刻んだ酢生姜を添えて頂きますが香港の「Yung Kee」に勝るとも劣らない味わい。

続きを読む "六月の中国料理「麒麟」@JR甲南山手"

投稿者 : : | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年05月28日

確かに大人の定食屋かも知れない。

新参者の私が申し上げるべきことではありませんが、最近ネット(口コミかも知れませんが)から聞きつけた新しい客が増えたようです。一度訪れただけで必ず翌月の予約を頼むというパターンで、一人が頼めば居合わせた客の殆どが同じ行動に出るのであります。こうなってしまうと昔から通っている客が入り辛くなってしまうのは明らか。新しい客というのは常識のある人もいれば平気でキャンセルするタイプもいるはず。雰囲気が壊れてしまうのは時間の問題かも知れません。
mm0528-1.jpg
蒸し鮑と白芋茎の加減酢。薄くスライスされた肝からはあまり旨味を感じません。素材の取り合わせは納得ですが鮑の鮮度に疑問が残ります。

続きを読む "確かに大人の定食屋かも知れない。"

投稿者 : : | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年05月22日

2008年5月の京都某所

京都には様々なタイプの料理屋さんがあります。料理関係の月刊誌に毎度登場して次第にお店を大きくしていくタイプもあれば、マスコミ関係が集まるもののガンとして雑誌には載せないお店もあります。ワザと予約を取りづらいシステムを採用する店があるかと思えば年間予約席を確保して一般客を閉め出しているようなお店もあります。雑誌を賑わすのに予約が取れないから余計に行ってみたくなるのでしょうね。ですが本当に旨いものを供するには上限があり、一人の料理人が供することの出来る範囲は10人以下と考えますが如何でしょうか。
q0522-01.jpg
まずは旬の食材、深泥池の蓴菜はスッポンと虎魚の煮凍りと共に頂きます。

続きを読む "2008年5月の京都某所"

投稿者 : : | コメント (0) | トラックバック (0)