★おやじの食べ歩き関西

肉類が多いかも知れないと云うことで2番目は「鯛の中華風刺身」、これは日本では「海皇（ハイファン）」から有名に成った料理だと思うのですが、最近この海皇、大阪では殆ど見かけなくなりましたね。

いつもお願いする「水餃子」はあっさり味でつるるんの食感です。

ここの「シラサ海老のボイル」は生きたままの海老を高温でボイルします。鮮度がよいのでプリプリの身は実に甘いのです。

本日の特別料理は「丸鶏のフカヒレ詰め蒸し」、巨大な土鍋に鶏が丸ごと入っています。先ずはそのスープだけ頂くのですがスープ碗には予め燕の巣が入ってます。

次にご主人自らテーブルに登場してその丸鶏にナイフを入れます。中にはフカヒレと椎茸や蓮の実など山海の珍味が詰められてあるのです。で２回目となるスープはその中身が入って滋養満点「丸鶏とフカヒレの薬膳スープ」となります。

さらにその丸鶏を取りだし、自家製豆板醤で味付けして供されます。土鍋料理は３種類の味を楽しめるというわけです。

次は豚のスペアリブ唐揚げですが、食べやすいように骨は外してあります。
お料理はまだまだ続きます。

ゴーヤと牛バラ肉の黒豆炒め。ゴーヤの苦みがさらなる食欲増進の源となるのです。

新作料理「鱧と馬鈴薯の煮込み」私にはかなり甘い目に感じましたが、丁寧に骨切りされた鱧はまさに職人技！ 馬鈴薯と不思議によく合います。

野菜もこの通りのボリューム、今が旬の「朝顔」失礼空芯菜ですがこの空芯菜の花は朝顔そっくりなので実際に朝顔の別称があります。

これも「麒麟」の定番ですがやはり大人数でこの位の大きなものを食べるのが醍醐味というもの。今日のあこうは９００グラムというでかいヤツ。残ったタレは白いご飯にかけて頂きます。

これも新作でしょうか「中国湯葉と高菜の炒め物」は私の好みにピッタリ。

最後はいつもの香港焼きそば。

そして海鮮焼きそばで締めくくります。
あちこちウロウロするより中国料理が食べたくなったらここに全てお任せするのが私の考え。何度も通っているとご主人のスペシャルが出てきますが、一見さんは頼んだところで無理であります。