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2005年09月18日

麒麟 

国道2号線赤い鳥居の信号機を南へ初めての角を西へ入ったところにポツンとある中国料理のお店です。週末や祝日などは大変混み合うため夜は早い時間と7時半からの2部に分けて営業しています。
まず予約の時にお願いした見事な「あこう」が生きたまま登場。大きさもまずまず、ピンピンしています。ホワイトボードにはその日のメニューが書いてありますが、鯛の中華風刺身はファイファンで出てくるタイプのもの、茄子の冷製や変わり豆腐の炒め物、一般メニューからピータン、クラゲ、蒸し鶏の冷製、水餃子などいろいろ頼みましたがボリューム満点で美味しさも格別です。フカヒレ入りスープも中々の出来で、鶏腿を一枚丸ごと揚げたものなど出てくるもの全てに大満足です。
やはり圧巻はあこうです。見事に蒸し上げられたものに香菜や白ネギをまぶし、オリジナルのタレを絡めてあるのですがあこうの身は勿論のこと、このタレを白ご飯にかけて食べると「ゥ、旨い」の一言。
注文の際気を付けねばならないことは追加注文を受け付けないことです。あとのご飯ものや麺類は追加できますがメインとなる料理は追加できないシステムです。
中国によく行かれるK氏が「五粮液」という中国酒を持参いただき特別に持ち込みで飲ませていただきましたが、これが食事にピッタリよく合いました。
驚きはこれだけ食べてビールに紹興酒一本飲んで何と一人1万円を遙かに下回るお値段です。香港まで行かなくても十分満足のお店を発見しました。

店 名  麒麟
場 所  
営 業  
定 休  

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2005年09月14日

リストランティーノ・UZU JR六甲道

未だオープンして2ヶ月ほどのお店です。南のル・ヴァンサンクでソムリエールとして活躍されていた方がご結婚されご主人と共に開いたリストランティーノ・UZU。イタリアンとフレンチの融合でしょうか? ランチ

メニューは次の通りです。
【Pastaコース】 前菜、パスタ、cafe or tea、パン、デザート 1,500円
【Secondoコース】前菜、肉料理 or 魚料理、cafe or tea、パン、デザート 2,000円
【UZUコース】 前菜、パスタ、肉料理 or 魚料理、cafe or tea、パン、デザート 2,600円

私はラタトゥイユに半熟のポーチドエッグ、パルミジャーノを振りかけた前菜に鱸のポワレがメイン、そしてデセールは青リンゴのソルベにクラシックショコラ、最後にコーヒー紅茶エスプレッソが選べるセコンドコースを選択しましたが、結構お腹一杯になりました。
住宅地にポツンとあるお店ですが、駅から近いので今後の活躍が期待できそうな立地条件です。

店 名  リストランティーノ・UZU JR六甲道
場 所  灘区深田町3-1-29 電話078-843-7633
      国道2号線徳井町交差点から西へ桜口2丁目交差点を北へ150メートル程上がった左側、
      手前左手にコインパーキングがあります。
営 業  
定 休  毎週月曜と第3火曜日

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2005年09月13日

夕凪橋 多古安

大阪の河豚と言えば老舗のこの店を推薦します。天然トラフグは当たり前、シーズンともなれば実に大きな河豚を食べることが出来ます。8キロ程の河豚の上身をそぎ切りにしてしゃぶしゃぶで食べることが出来るのは恐らくここ以外にはないと思います。
さて今日は鱧、と言っても韓国産でもないし沼島産でもありません。長崎は枇杷で知られる茂木で水揚げされる鱧を使います。10月1日南風泊のセリが始まると共に河豚の季節の到来ですがそれまではこの鱧がメインなのです。
まずは先付けに鱧の南蛮漬け。続いて「落とし」はとても綺麗な真っ赤の梅肉をつけて頂きます。これらの鱧は小振りな大きさですが次の「焼き鱧」はとてもデカいビッグサイズ。こんなに大きなモノには滅多に出会いません。さらに鱧骨や頭からとった濃厚な出汁に山芋のすり下ろしと共に蒸す「蒸し鱧」はここならではの味。そして天麩羅も独特の食感でいくらでも食べられそうです。さらに鱧鍋は鱧出汁に笹掻き牛蒡と豆腐、三つ葉だけで玉葱を入れない独自の鍋は辛口に仕上げてあり鱧は出汁をくぐらすだけのしゃぶしゃぶで頂きます。最後に鍋出汁で雑炊。
鱧のフルコースを堪能しました。

ワインは次の通り。
1. Cremant de Bourgogne Cuvee Jeanne Thomas
2. Chateau de Rochemorin 2003 AC Pessac-Leognan
3. Meursault 2002 Domaine Arnaud Ente
4. Chateau Le Conseiller 2003 AC Bordeaux Superieur

店 名  夕凪橋 多古安
場 所  
営 業  
定 休  

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2005年09月10日

すし処和屋

英ちゃん冨久鮨で確か10年ほど修行を積んだ朝田和夫氏が独立して日本橋の外れに小さな店を出したのがもう何年も前のことになります。お客さんが入りきれないほど賑わっておりましたが、二年ほど前でしょうか現在の道頓堀に移転してきました。一見入りにくい店構えですが中は明るくアットホームな雰囲気です。
まず目についたのが天然の河豚。まだ600グラムほどの大きさですが歯ごたえは十分、噛めば噛むほど海老や蟹の味がします。皮や身皮の湯引きもコリコリとして美味しいです。南風泊はまだ解禁前なので名古屋沖か瀬戸内でしょうか?
次にお勧め頂いた「鰆のたたき」は脂がのっていてとても鰆とは思えない味です。表面は炙ってあるのですが中は生なのですが鮮度がよいので鰆も生で食べると美味しいことが判りました。
同伴者が日本酒を飲むので付き合いましたが数種類飲んだ冷酒はいずれも私には甘く感じられあまり合わないようです。

店 名  すし処和屋
場 所  中央区道頓堀1-5-7 電話06-6211-1757
営 業  
定 休  月曜日 要予約

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