トップページ > 2006年01月

« 2005年12月 | メイン | 2006年02月 »

2006年01月19日

中国料理「麒麟」 

「麒麟」恐らく海鮮中国料理としては関西一と申し上げて良い店だと思います。この時期なのに1キロは下らない「あこう」がピチピチ跳ねながら登場、一同唖然となります。予約の際お願いしておいたのですが「まあ、無理やと思いますが・・・」とのご主人の弁に半ば諦めていたのですが実際目の前で生きた姿を拝めたので嬉しくなりました。今日はシラサエビやミル貝それとシェル付き牡蠣も入っています。ホワイトボードにはその日の献立がずらりと書き並べてあります。
で、選んだのは次の通りです。
wine-diary_031.jpeg鯛中華風刺身、
wine-diary_032.jpeg鴨ロース、
wine-diary_033.jpeg水餃子、
wine-diary_034.jpegシラサエビボイル、
wine-diary_035.jpegミル貝蒸し物、
wine-diary_036.jpeg鶏唐揚げ葱ソース、
wine-diary_037.jpeg牡蠣蒸し物麒麟風、このプリプリの牡蠣が3個で何と驚きの¥750という安さです。
wine-diary-038.jpeg伊勢海老葱生姜炒め、
wine-diary_040.jpegワタリガニの春雨鍋、
wine-diary_043.jpegあこう清蒸、

他、茄子冷製、油菜心オイスターソース、雲子麻婆豆腐風、香港焼きそば、汁そば、など注文しました。
6人でビール数本紹興酒8年物4本飲んで1人1万円弱という驚異的な安さです。あこうは完璧な火の通り具合ですから、香港で食べるより旨いと私は思います。シラサエビも生きたままの物を蒸すので身がプリプリの状態、さらに牡蠣は絶品の旨さ、辺鄙なところにありますが是非一度お出かけ下さ い。

中国料理「麒麟」
 神戸市東灘区本庄町3-6-12 電話 078-412-1812

余談ですが、味付けは割りと単純なのであれこれいろいろ食べるより調理法の違いで何品か選んだ方が賢明です。しかしあの値段でこれだけの新鮮な物が食べれるのは恐らくここしかないでしょう。
一度試してみて下さい。6人か8人でなければテーブルは囲めません、強いて言えばこれが欠点でしょうか? 少人数の場合はカウンターになります。昨日は価格の高い物ばかり注文したつもりですがそれでも1人一万円以下です。

店 名  麒麟
場 所  
営 業  
定 休

投稿者: 食の探求人 : | コメント (0) | トラックバック

2006年01月12日

レストラン・ミチノ

wine-diary-michino4.jpg今月いっぱいで閉店とのことですが、リニューアルの図面もできあがり2月26日新生ミチノオープン予定とのことです。さてどんな変わった店になる事やら、昔からちょいちょい利用する私としては大いに期待しております。
アミューズは温かい牡蠣のスープ、前菜に珍しい鮭児と蕪のマリネ・ディル風味、さらに次の温かい前菜はその鮭児のコロッケ、魚は甘鯛(写真の一皿)、メインは蝦夷鹿のポワレ、プレデセールのあとにチョコレートの温かいスフレと盛りだくさん。ワインは次の通りです。

1. Corton-Charlemagne 2001 Domaine Denis Pere et Fils
2. Chateau de Chelivette 1995 AC Premieres Cotes de Bordeaux
ワインはどちらも素晴らしい状態で特にコルトン・シャルルマーニュは熟成して厚みが増しさすがに特級畑の風格が出てきています。ボルドーは今からが飲み頃でしょうか、デカンタしてしばらく経った方が開いてきます。

店 名  レストラン・ミチノ
場 所  
営 業  
定 休

投稿者: 食の探求人 : | コメント (0) | トラックバック

2006年01月06日

夙川アルテ・シンポジオ

久し振りの訪問です。S王先生が通い詰めるというイタリアン、場所はとても分かり易い阪急夙川駅の南側でグリーンの電飾看板は電車からも目立ちます。
0106.jpgアミューズ3種は冷製で残念ながらこの時期は少々不適切でしょうか、温かいキノコのフランなどが出てくると有り難いと思います。前菜にホッキ貝ととつか鯵のマリネ、パスタは飛ばして淡路の鱸のポワレ浅蜊のソース、シャラン産鴨胸肉のローストをサラダ仕立てにして貰い水菜と共に食しましたがこれは実に美味しい一皿でした。素材良し、火の通し方は少ししっかり目ですがほぼ完璧、添えられる水菜はシャキシャキ、さらにパルミジャーノ・レッジャーノの風味が加わり極上のサラダとなりました。


ワインは Chateau Carbonnieux Blanc 2002 AC Pessac-Leognan と Sudtiroler Lagrein Riserva Taber 2003 Cantina St. Maddalena アルト・アディジェの素晴らしいワインです。この赤ワイン、輸入元の説明によると「アルト・アディジェ D.O.C. / 赤・フルボディ、ブドウ品種 : ラグライン90 %、スキアーヴァ10 %、平均樹齢 : 40 年、作付面積 : 1.5 ha、単位収量 : 40 hl/ha、平均年間生産量 : 約 10,000 本、植樹密度 : 5,000 本/ha、醸造 : 12ヶ月アリエ産のバリックにて熟成。(新樽30 %、残り70 %が1年または2年落ち)6ヶ月ステンレスタンクにてワインを落ち着かせた後に瓶熟成へと移る」とのことですが大変濃厚な果実味があり、余剰なタンニンそして残留亜硫酸など微塵も感じません。
著名な評論家の目に留まらないこと祈るばかりです。

店 名  Arte・Simposio あるて・しんぽじお
場 所  〒662-0047 兵庫県西宮市寿町5-16  電話0798-22-1886
営 業  
定 休  火曜定休

投稿者: 食の探求人 : | コメント (0) | トラックバック