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2006年03月16日

麒麟

雑誌などの取材は全てNGのお店で、本に載らなくても旨い店は探せばあるのですね。
kirinchina-001.jpg今日は特別メニューを組んで頂きました。まずはグランド・メニューから「レンコン胡瓜のピリ辛甘酢」とピータン。
kirinchina-002.jpg次に同じくグランドメニューから蒸し鶏ですがこれまた絶品の旨さです。
kirinchina-004.jpgいつもお願いする水餃子のあとメインの一つ目板鰈のプレゼンがありましたが撮影に失敗、白狭海老のボイルに続いて出てきたのが特別メニューの「特製スープ」10種類(鹿肉、猪肉、軍鶏、貝類、アワビ数種、朝鮮人参などなど)以上の具材を二日蒸して取った上澄み。浮いているのはキヌガサタケです。
kirinchina-005.jpgそのスープを取ったあとの具材の数々。
kirinchina-006.jpgアワビは何種類もありました。
kirinchina-007.jpg今日が恐らく最後の鱈白子の麻婆豆腐風。山椒風味で旨い!
kirinchina-008.jpg次に天然の帆立貝ですがあまりに貝柱が分厚いので半分ずつを2種類の調理法で、まずはニンニク蒸し。
kirinchina-010.jpg次に残りの半分を黒豆味噌蒸しに、貝殻は大きくくぼんでいるのが天然物の証拠です。
kirinchina-009.jpg次に出てきたのが骨付き合鴨のスモークを唐揚げにしたもの。これも旨いです。そのあとが伊勢海老の葱生姜炒めですが写真は割愛しました、以前のものをご覧下さい。
kirinchina-012.jpg特別メニューの「乳腐肉」豚の三枚肉を豆腐ようを使って煮込んだもの。青梗菜が添えられますが滋味深い味です。
kirinchina-011.jpg最後はこれまた特別メニューの目板鰈の梅蒸し。海鮮チャイニーズならではの逸品です。
今日の〆は香港焼きそば。集まったメンバーはお腹一杯とか全14品に紹興酒にビール浴びる程飲んでそれで一人1万円弱のお勘定。内容からすると香港で食べる半値以下です。

店 名  麒麟
場 所  
営 業  
定 休  

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2006年03月09日

高槻エッソンス・エ・グー

winediary-019amuse.jpgアミューズは「鱈白子のムニエル、聖護院蕪のスープとその葉のエミュリュション」温かいスープが胃を優しく包んでくれるようです。
winediary-020.jpg「帆立貝のポワレ、フルーツトマトとフヌイユのグラニテ、パルメザンチーズのガレット添え」プレートに絵を描いたような一皿、スプーンに盛られたトマトの甘さが印象的。ホタテの質もハイレベルで火の通し具合もグー。
winediary-021.jpg「フォアグラのソテーと筍のロティー、バルサミコソース」筍は皮付きのままロティーしたものですが、一言説明が不足していました。フランス産のフォアグラはこれでおしまいとのこと。当分の間入荷しません。
winediary-022.jpg今日最も秀逸だったのが「平鱸のポワレ、うすい豌豆とハーブのピューレ」平鱸の質とその火の通し方に最敬礼の逸品。
winediary-024.jpg「仔羊背肉のロティ、橙のクーリ、タジン風味のジュー・ダニョー」添えられるパリパリに焼いた仔羊の皮が実に旨い。勿論ここの仔羊肉は天下一品。
winediary-025.jpgワインが残っていたのでチーズを追加。私のチョイスはレ・モンドール。とろとろです。
winediary-027.jpgデセールは温かいチョコレートのスフレか苺のパンペルデュ。私は前者を選択

店 名  エッソンス・エ・グー
場 所  〒569-1117大阪府高槻市天神町1丁目3-19フォレストコート高槻101
      Tel・Fax (072)685-0313
営 業  Déjeuner 11:30~14:00(ラストオーダー)
      Dîner 18:00~21:00(ラストオーダー)
定 休  水曜日

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2006年03月05日

桜咲くころ

manzen.jpg西宮北口のTOP WINで教えてもらった芋焼酎のもう一種類がこの「萬膳」であります。詳しくないのですが仕込みに使う糀が「黒糀」が萬膳、「黄糀」を使うのが「萬膳庵」との説明をマスターから伺いました。どちらもストレートだとかなり濃厚なので水割りした物を燗して頂きます。
明石の蛸をさっと茹で刺身で頂くとき山葵醤油ならこの焼酎の燗酒が旨く、同じ蛸を最近お気に入りの塩とオリーヴオイルで頂くにはワインの方が合います。メインは鴨鍋、岩手鴨はおそらくは合鴨でしょうけど皮が柔らかく脂が実に旨いと思います。これによく合うのは水菜と意外にも春菊。鯨のハリハリと同じで脂との相性が良いようです。しかし鴨鍋、ハリハリとも有名店の鍋は醤油がきつく、濃い味苦手な私は家で作る鍋の方が余程旨いと思っております。

店 名  桜咲くころ
場 所  
       (0798)66-4966
営 業  17:00~24:00
定 休  火曜日

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2006年03月03日

ビストロ・プルミエの1000円ランチ

premier01.jpg近鉄奈良線は八戸ノ里駅南側、西友ストアの前を東へ少し歩いたところにあるビストロです。3月の1ヶ月間は6周年記念特別ランチ。表題の通り千円札一枚でこの内容というのは驚くべきC/Pであります。
まずは前菜ですがアンディーヴ、グリーンアスパラ、レタスなどの野菜にコンソメジュレのかかったパテが添えられます。
premier02.jpg次はカボチャのポタージュ。スープは日替わりでいろんな種類の野菜が登場しますが中でも秋に出てくる栗のスープは絶品!
premier03.jpgメインは魚か肉料理かどちらかを選べます。今日はサーモンと鯛のポワレ、シャンピニオンと浅蜊のソース。
premier04.jpgデセールは苺とガトーショコラに名物クレム・ブリュレ。ここのクレム・ブリュレは洋菓子専門店より旨いのです。
前菜、スープ、メインにデセール、勿論パンまたはライス、食後のコーヒーか紅茶まで付いて1000円ポッキリ。
鈴木シェフはあの福島の大西亭のご主人とロイヤルホテルで一緒に働いていたそうです。近所にお住まいの方は是非一度行ってみて下さい。

店 名  ビストロ・プルミエ
場 所  東大阪市下小阪5-6-7 TEL/FAX(06)6727-2123
営 業  11:30~14:00  17:30~22:00
定 休  水曜日

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2006年03月01日

萬膳庵

manzwnan.jpgこの写真は最近のお気に入り、泉さんの「TOP WIN」カウンターでの撮影です。私が思うに世間が騒いでいる「森伊蔵」などハッキリ申し上げてこの焼酎の足元にも及ばない存在です。日本酒の世界で昔「越乃寒梅」が持て囃されたと同じく焼酎では「森伊蔵」だけが特別高く取引されますね、ワインの世界も同じなのです。
日本人特有の性質「一点至上主義」とでも申し上げるのでしょうか? 韓国俳優といえば「ヨン様」、焼酎なら「森伊蔵」、赤ワインでボルドーなら「ペトリュス」ブルゴーニュなら「ロマコン」という訳です。勿論一般論ですが・・・
雑誌やテレビそして漫画まで大々的に騒ぐので一つの銘柄だけが異常な価格につり上がってしまう訳です。どうして「他人の云うこと」を鵜呑みにするのか私には理解しがたいことです。
普段はワインしか飲まない私にこの焼酎をご紹介頂いたトップウィンのマスターに感謝しております。
萬膳酒造が造る焼酎の中でもう一つの代表格は「萬膳」、焼酎に関して私は素人なのですが両者とも格別に旨い酒類であると思います。「好きこそ物の上手なれ」で焼酎に関しては堺の松仙さんが大のお薦めであります。

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