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2006年09月14日

クードポール第256回ワインを楽しむ会

アミューズはエスカルゴと茸のパセリバター焼、前菜はパルマ産生ハムと無花果、続いてラングスティーヌのカッペリーニ、魚は天然真鯛の茸クリームソース、肉料理はフランス鳩のロースト、デザートはオーロラという品種の洋梨。

ワインは次の通りです。
1. Champagne Beaumont des Crayeres Fleur Noir Blanc de Noirs 2002 Brut
2. Gewurztraminer Kleinstein Alto-Adige DOC 2005 Cantina St.Maddalena
3. Sauvignon Mock Alto-Adige DOC 2005 Cantina St.Maddalena
4. Alto-Adige Classico Huck am Bach 2005 Cantina St. Maddalena
5. Gries Merlot Riserva Siebeneich Alto-Adige 2004 Cantina St. Maddalena
6. Gevrey-Chambertin 1'er Cru Clos des Varoilles 1997 Domaine des Varoilles
7. Macchiole Rosso Ultima Annata 2003 Toscana IGT

ボーモン・デ・クレイエールの新製品は気品漂う上質の辛口で、泡はきめ細かく何と云ってもしつこくないのが有り難いと思います。ソーヴィニョン・モックは当に大人の辛口。クラインスタインの05はミネラルを感じるドライな仕上がり。ジュヴシャンは結構感じの良い熟成香で好評でした。

posted by: Georges : 2006年09月14日| コメント (0)

2006年09月11日

Screwpull LM-200

screwpull.jpg私の愛用するワインのコルク栓を抜く道具であります。スクリュープル・レバーモデル改良版のLM-200、大概のコルクは5秒以内で抜き去ることが可能であります。ワインは飲んで楽しむものでありコルクを抜く作業を眺めるものではありません。おかしな言い方かも知れませんが、ソムリエ諸氏のソムリエナイフ捌きが如何に見事であろうがワインの味には関係ないと云うことをご理解頂きたいという意味であります。日本のレストランでは必ずと言っていい程ソムリエナイフと呼ばれる旧態然とした道具を使ってワインを抜栓しますが、パリの★付きレストランではこのスクリュープルの普通のタイプのものを上手く使って秒速でコルクを抜いてくれるところがあります。尤も全てのワインがスクリュー・キャップになって欲しいと願っている私でありますが希望が叶うはずもなくしばらくはこの道具のお世話になることでしょう。

実はこの道具2台目であります。最初に買ったのは確か1985年、メイド・イン・USAだったかイングランドであったか記憶は定かではありません。毎日一本どころか平均すると一日に3本は抜いていたと思いますがいよいよ壊れて使用できなくなったのはつい先日のこと、実に20年間使い続けることが出来ました。15年程前にフランスで買ってきたものはル・クルーゼ社の名前が入っていましたがこれは評判が良くありませんでした。で、最近のはと云うとこの写真の箱に入ったアイルランド製のもので10年保証だとのことです。特許は既に切れていて似た形のものは沢山出回っていますがやはりホンマモノはノウハウが詰まっていて使い易いです。キャップシールを取り除けば2秒で抜けるこの道具、ソムリエナイフと格闘するのがイヤになった方なら是非お薦め致します。
今週木曜日の午後8時に開催する「クードポール第256回ワインを楽しむ会」のメニュー決まりました。アミューズグールはエスカルゴと茸のパセリバター焼、冷たいオードブルがパルマ産生ハムと無花果、続いてラングスティーヌの冷製カッペリーニ。魚は平目のシャンビニオンソース、肉料理はフランスの鳩をローストして頂きます。デセールは洋梨のオーロラという品種です。
ワインはまだまだ暑さが続いているので始めに新発売のブラン・ド・ノワールのシャンパーニュ、続いて気に入っているトレンティーノ・アルト・アディジェのワイン群、ドメーヌ・ヴァロワイユのジュヴシャンのプルミエなどを予定しております。ワインを美味しく飲んでたらふく食べたい人には喜ばれること間違いありません。

posted by: Georges : 2006年09月11日| コメント (0)

2006年08月10日

クードポール第255回ワインを楽しむ会

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posted by: Georges : 2006年08月10日| コメント (0)

2006年07月13日

クードポール第254回ワインを楽しむ会

queue060713-001.jpgアミューズは花付きズッキーニと鱧のベーニエです。

queue060713-003.jpg前菜の一皿目はガスパチョですが中には海老と蒸し鮑そしてトマトのエッセンスも入っています。サンセールとの相性もバッチリです。
queue060713-005.jpg温かい前菜は解禁になったフランス産鴨フォアグラのソテーにサマートリュフ。結構トリュフの香りが出ています。樽の質の高さが窺えるソミュールとの相性も良さそうです。
queue060713-010.jpg魚料理は太刀魚のポワレ、身の分厚い上質の太刀魚ですが少々小骨が気になりました。

queue060713-016.jpgお肉はシャラン産鴨胸肉のエギュイエット、赤ワインのソース。鴨は今の季節としてはこんなものかも知れません。
queue060713-017.jpgデセールは夕張メロンのテリーヌ仕立てのはずでしたが、形が崩れてしまったようです。
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ワインは次の通りです。
1. Saumur Grande Cuv?e NV Les Caves de Grenelle
2. Sancerre 2005 Domaine Michel Thomas
3. Saumur 2004 Domaine du Collier
4. Chambolle-Musigny 1'er Cru Les Charmes 2003 Domaine Henri Felettig
5. Ech?zeaux 2003 Domaine Gros Fr?re et Soeur

ドメーヌ・デュ・コリエではコルクはワインに浸してから詰めるのでしょうか、コルク全体からワインの香りがします。ブショネ対策なのでしょうか?

posted by: Georges : 2006年07月13日| コメント (0)

2006年07月03日

C?tes du Rh?ne Cuv?e Antique Vieilles Vignes 2004 Domaine de Ferrand

vinsjuillet-002.jpg「中国料理にワイン」を合わせようと思案中であります。一般的には甘い目のワインを合わせる傾向にあるとか伺いますが私はそんなことはしません。白はサンセールの2005年に決めましたが赤がいろいろと迷うところなので取り敢えず片っ端から飲んでみることに。さてこのワイン、コルクの状態は極めて良好です。ドメーヌから積出港までの陸路、倉庫の管理、リーファー・コンテナーでの輸送、さらには日本に到着してからの管理など完璧であったことが伺えます。インポーターの中にはドライ・コンテナーを使っているのにリーファー使用と偽装しているところが未だにあるので気を付けねばなりません。先ず香りは葡萄のアロマが生き生きとしており、グラスに注ぐと妙な泡立ちもありません。色は綺麗な赤紫、味は私には少し甘い目に感じます。輸入元の資料によると「 ブドウ品種グルナッシュ90%、シラー&ムールヴェードル&サンソー10%、平均樹齢は50~70年、土壌は砂質、粘土質、小石で栽培面積は約5ha、単位収穫量は40hl/ha
、平均年間生産量は10,000本」という記述がありますがそれなら平均樹齢は60年と云うことになるはずですよね。このドメーヌ・ド・フェランはシャトーヌフ・デュ・パープが有名ですのでそちらも飲んでみたいと思います。

壊れたセラーから全てのワインを移動しました。まあ今の季節夕方はまだ凌ぎやすいのでそれだけでもラッキーであったと思えば良いのでしょうか? シャルツホフベルガーも出てきましたし結構意外なワインも採掘できたので収穫有りと云うことにしましょう。ワインは何が入っていたか全く記録していないのですがこれからは出入り帳を付けることにした方が良さそうです。
来週木曜日午後8時からのクードポール・ワインを楽しむ会、ご興味おありの方おられましたらコメントお願い申し上げます。コメントは公開したくない方は勿論公開致しませんのでご連絡先書き込み頂いても当方で削除しますのでご安心下さい。メールアドレスも同様公開したくない方はお申し出下されば公開致しません。20年続くフランス料理とワインの会です。お客様の過半数はお医者様ですが一般の方も大歓迎です。詳しくはクードポール・田中氏までお問い合わせ下さい。06-6941-8577

posted by: Georges : 2006年07月03日| コメント (1)

2006年06月08日

クードポール第253回ワインを楽しむ会

お店の主催するワイン会としては恐らく関西ではもっとも歴史のある会と申し上げて良いはずです。
queue-003.jpgお料理は初めに良く活かった鱸のカルパッチョ、次に登場したのが「焼き茄子、トマトのエッセンスに生雲丹」焼き茄子のスモーキーなフレーバーと生雲丹とが実によく合います。トマトのジュレも絶品の旨さ! 雲丹は勿論淡路のもの、特に粒の大きな特選品なのでその食感は当に極上。

queue-009.jpg2皿目はトビアラのポッシェ、セロリアックのピュレ、ソースアメリケーヌ。そして魚料理は何と豪華な鮑のステーキ、その肝のソースがまた凄い! 長年の経験が生かされた絶妙のお皿が続きます。お肉は仔羊のロースト、骨付きのキャレを豪快にむしゃぶりつきます。


デセールはレモンのムースと紅茶のブリュレ。
ワインは次の通り。
1. Cr?mant d'Alsace Prestige Brut NV Domaine Paul Ginglinger
2. Champagne Beaumont des Cray?re Grand Prestige NV
3. Vin d'Alsace Riesling 2004 Domaine Paul Ginglinger
4. RECIT Roero Arneis 2005 Monchiero Carbone
5. Cotar Sauvignon 2001
6. Chateau Malartic Lagraviere Blanc 2002 AC Pessac-Leognan
7. Mon Birone Barbera d'Alba 2001 Monchiero Carbone

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2006年05月11日

クードポール第252回ワインを楽しむ会

まる21年目を迎えた訳ですがメンバーは半数の方が昔のままというベテラン揃い、中には最近になって毎回参加されるようになった方もおられます。お気の毒ですが知ってしまえば不幸の始まりというのが本物ワインの世界。

que021.jpgお料理は最初に「筍と地鶏のパセリバター焼き」のアミューズグールに始まり、次に出てきたのが「海の幸のサラダ」鰹に小蛸、生雲丹に帆立などの盛り合わせ、一寸豆にドレッシングだけがフランス風でしょうか。
que026.jpg前菜の二皿目は「フォアグラのキャベツ包み」、魚料理は「鱸のポワレ浅蜊入りのブール・ブラン」、そのあとのメインは「牛バラ肉の煮込みと仔牛タンシチュー」がこのお皿。デセールはオレンジのババロアとオレンジのソルベ。
que032.jpgワインはこの通り。
1. Champagne Beaumont des Cray?re Fleur Blanche Blanc de Blancs 1998
2. Tesch Riesling-Unplugged 2003 Kabinett Trocken Nahe
3. Tesch L?hrer Berg Riesling 2004 Sp?etlese Trocken Nahe
4. Bourgogne 2002 Maison M?o-Camuzet
5. Morey-Saint-Denis Cuv?e des Grives 2000 Domaine Ponsot
6. Nuits-Saint-Georges 1'er Cru 2000 Domaine Prieur? Roch
7. Vosne-Roman?e 2002 Domaine M?o-Camuzet

que031.jpgご注目頂きたいのはメオ・カミュゼにはネゴシアンとしてのボトルとドメーヌ物とがあること。これは葡萄は買い付けたものであることであることが分かります。
que028.jpgこちらの方は明確にドメーヌ物であります。

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2006年04月13日

クードポール第251回ワインを楽しむ会

今日は造幣局の通り抜けの影響で満席でした。

que08.jpgアミューズは車海老のベーニエです。3尾衣を付けたエビ天、海老フライにすれば立派なメインとなる程の立派な海老です。
que10.jpgオードブルの初鰹のサラダはいろんな野菜がタップリ、中でも出色はトマト。甘いだけではありません、酸味もしっかり持つ味の濃いトマトです。
que11.jpg2皿目のオードブルはフォアグラのフランと春野菜のエンドウ豆のソース。うすい豌豆の香りが際立つ春らしいお皿。
que13.jpg魚は桜鯛と筍のリゾット、といっても主役は桜鯛でリゾットは付け合わせ程度です。菜の花が添えられこれまた春の料理に相応しい一皿。
que14.jpgメインはイタリア産子兎腿肉のロースト。子兎と云ってもかなりデカい腿肉です。子兎と云うより大兎でしょうか?
que16.jpgデセールはクレム・ブリュレにアイスクリーム添え。熱いものと冷たいものとの取り合わせ。
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本日のワイン。
1. Cr?mant de Loire Brut NV Les Caves Louis de Grenelle
2. C?tes du Rhone “Energie Yang” 2002 Domaine Viret
3. Beaune 2004 Domaine Sabre
4. Pommard 2002 Domaine Sabre
5. Pommard 2003 Domaine Sabre
6. Chateau Bellevue 1989 AC Montagne Saint-?milion

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2006年03月02日

レストラン・クードポール第250回ワインを楽しむ会

queuedeporc-001.jpg毎月一度、最近は第1か第2木曜日の午後8時という遅い時間から始まるワインと料理の会ですが、今日で250回目を迎えました。

まずはアミューズですが田中シェフ得意のフレッシュサーモンを僅かに燻す絶妙のスモークサーモンを厚切りしたもの。
queuedeporc-002.jpg最初のオードブルは春野菜と帆立貝のブルーチーズソース。蕪やカリフラワー豆類をさっとボイルしてクリームソースにブルーチーズを溶かします。
queuedeporc-003.jpgフランスからはご禁制の品となったフォアグラをソテーし白インゲン豆の煮込みと合わせます。この分厚いフォアグラをご覧ください。
queuedeporc-004.jpg魚は真鯛のポワレに浅蜊のソースで。当たり前のことなのですが天然物です。
queuedeporc-005.jpgニュージーランド産の仔羊背肉をサヴォアキャベツで包んであります。仔羊の火の入り具合は完璧です。
queuedeporc-006.jpgデセールは名残の苺のミルフィーユに大きなあまおうDXが添えられています。
queuedeporc-007.jpg今日のワインは写真の通りですが、特筆すべきはダルマイヤックの90年の若々しさでしょうか、シャンパーニュの泡立ちの細かさも素晴らしかったです。

1. Saumur Blanc 2004 Chateau de Montgueret
2. Champagne Beaumont des Crayeres Grande Reserve Brut NV
3. Chateau Soutard 1992 AC Saint-Emilion Grand Cru
4. Chateau Fonbadet 1974 AC Pauillac Cru Bourgeois
5. Chateau d'Armailhac 1990 AC Pauillac
6. Chateau Calon Segur 1990 AC Saint-Estephe

posted by: Georges : 2006年03月02日| コメント (0)| トラックバック

2006年02月02日

クードポール第249回ワインを楽しむ会

queuer-de-porc-001.jpgアミューズはフォアグラのフラン、ソース・ペリグールです。偶然にも先日のワイン大学と同じ。寒い日の最初の一皿は温かい料理が有り難い!

queuer-de-porc-002.jpg前菜の順番を変え、蒸しアワビのサラダを先に。とても大きな三陸産のアワビを蒸し上げ冷やしてからスライス、ソースはアワビの肝ソース。

queuer-de-porc-003.jpg次の前菜はホワイトアスパラと紋甲烏賊のソテー。ホワイトアスパラは春の季節物と思っておりましたが、もう出ているのですね。

queuer-de-porc-004.jpg魚は太刀魚のムニエル、焦がしバターでシンプルに。ガルニチュールはラタトゥイユ。太い見事な太刀魚は日本海の物でしょうね、「銀平」とまではいきませんが良質の脂がのった旨い太刀魚です。

queuer-de-porc-005.jpg今日のメインはお肉の代わりにブイヤベースです。メバル、伊勢海老、蛤、ホタテなど海の幸たっぷり。伊勢海老は一人に片身が付けられます。

queuer-de-porc-006.jpgデセールは名物タルト・タターン。


ワインは次の通りです。
1. Chablis Vieilles Vignes 2004 Domaine Vocoret et Fils
2. Champagne Henri Goutorbe Club de Viticulteurs Brut 1998 Grand Cru
3. Les Arums de Lagrange 2002 AC Bordeaux
4. Tavel 2004 Chateau de S?gri?s
5. Corton-Charlemagne 2003 Domaine Denis P?re et Fils
6. Chateau Bel Orme Tronquoy de Lalande 1975 AC Haut-M?doc
7. Brisi Vino Passito 2000 IGT Calabria Fattoria San Francesco
今日のシャンパーニュはパーフェクトの状態です。さすがはプレミアム物、泡の細かさはピカイチ! その泡がゆっくり立ち上る様は液体の濃度が高い証拠です。名前だけのプレミアムブランドが多い中、本物に出会うと嬉しくなります。シャンパーニュはきっちり造られ、第2次発酵の過程に問題がなければ必ずと言ってよい位柑橘系の香りが出ます。
タヴェル・ロゼの中で最も旨いと云って過言でないアンリ・ド・ランザック氏が造るシャトー・セグリエス。毎年信頼を裏切らない卓越したワインですがレストランではあまり見掛けません。
コルトン・シャルルマーニュの2003年は秀逸な仕上がりです。色こそ薄いですがこれは新樽を殆ど使わないので当たり前、勿論まだ固いのですが液体濃度は予想よりも高く5年先あるいは10年先が楽しみです。75年のオー・メドックはパーフェクト。30年の熟成の極みと言えるでしょう、色香り味と3拍子揃ったボルドー。最後のヴィノ・パッシートも素晴らしい状態、地葡萄品種 Greco 100%で造られる香り高い逸品。

posted by: Georges : 2006年02月02日

2006年01月17日

クードポール第248回ワインを楽しむ会

wine-diary-021.jpg「プティ・フリチュール」は白魚と公魚にパセリとセロリの葉を揚げたもの。神戸ポートピアホテルの最上階レストラン・アランシャペルのアミューズを思い出します。

wine-diary-022.jpg「軽くスモークした鮪のカルパッチョ」はとても大きな切り身を敷きサラダ仕立てになっています。鮪自体柔らかい魚なのでカルパッチョには少し不向きなように思います。白身の河豚やクエなどの方が良かったかも知れません。


wine-diary-023.jpg「鱈白子のポワレ、フレッシュ・トリュフ添え」セロリアックのピュレを敷いた上にこんがり焼き色の付いた雲子なのですが、どういう訳かソース・アメリケーヌが余分に思います。トリュフはたっぷりなのですが中国産。


wine-diary-024.jpg「平目の白ワイン蒸し」はグリーン・アスパラとトコブシが加わり豪華な仕上がりですがかなりのボリュームがあり普通の人はこれでお腹一杯になるでしょうね。


wine-diary-025.jpg「シャラン産鴨胸肉とフォアグラのキャベツ包み、蜂蜜と黒胡椒風味ソース」は鴨胸肉とフォアグラの間に黒トリュフを贅沢に挟み縮緬キャベツで包んで蒸し上げます。


wine-diary-026.jpg「苺とリコッタチーズのムース、苺のソルベ添え」は軽いチーズのムースに苺がとてもよく合います。今の季節の苺が最も美味しいように思いますが如何でしょうか?


今日のワインは次の通りです。
1. Champagne Christian Bourmault Cuvee Hermance Brut NV
2. Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Blanc 2003 Domaine Gros Frere et Soeur
3. Schloss Gobelsburg Riesling Tradition 2003 Kamptal Austria
4. Poupille 2001 AC Cotes de Castillon
5. Chateau de Chelivette 1995 AC Premieres Cotes de Bordeaux
6. Chateau Branaire-Ducru 2003 AC Saint-Julien
7. Chateau d'Armajan des Ormes 2000 AC Sauternes
wine-diary-027.jpgクリスチャン・ブルモーはとても泡が細かく柑橘系の香りが心地良い逸品です。ドサージュが極めて少ない、飲み飽きしない味です。2003年のブル白とオーストリアはどちらもかなりの甘さで料理と合わせるのは無理のようです。プピーユは今飲んでもそれなりに評価ができますがやはり5年は置いた方が無難でしょう。ド・シュリヴェットは開くまでに時間がかかりますのでデカンタを繰り返し2回行うと良いでしょう。ブラネール・デュクリュは濃厚な果実味は感じられますが樽のローストしすぎが気になります。ソーテルヌは良くできています、今後評価が高まるのは確実でしょう。

posted by: Georges : 2006年01月17日| コメント (0)| トラックバック

2005年12月08日

クードポール第247回ワインを楽しむ会

1208wine.jpg クードポールさんのこの会も20年以上一度も休むことなく毎月一度開催してきました。田中シェフのお料理はオーソドックスなフランス料理で素材重視、ボリュームたっぷり、奇を衒ったような料理は全くありません。
メニューやワインリストは別に書き込みましたが今日の注目は鱈のポワレ鱈場蟹のソースにシチリアの赤との組み合わせです。ネロ・ダーヴォラの「ネロマッカリ」は魚介類との相性はすこぶる良好です。アジェンダ・アグリコーラ・グルフィのワイン、シチリア本来の旨さを満喫できる素晴らしいものです。
さらに面白かったのは和牛ローストに合わせた二種類のボルドー。まずグリュオー・ラローズの97ですが一口目は甘さが目立ちますがグラスを回して空気に触れさせると元気になってきます。味香りともさすが第2級の実力、これはしばらくの間楽しめそうです。そして90のボイド・カントナック。

ワインは飲み比べて初めて理解できるもの。料理との相性やワインそのものの比較は絶対に必要なことです。希少な高いワインを奉り、料理などは二の次というワイン会ではいつまで経っても自分好みのワインを見つけることはできません。

posted by: Georges : 2005年12月08日| コメント (0)

2005年10月13日

Santa Maddalena Gries Lagrein 2003 Cantina Santa Maddalena

1013wine.jpgクードポールさん主催のワイン会は今回で245回目になりました。毎月一度で20年続くワイン会というのは我ながら珍しいと思います。イタリアはトレンティーノ・アルト・アディジェのワインを集めてみましたが中でも最も印象に残ったのがこのワインです。
地葡萄のラグレイン種ですが香りが特徴的で辛口、とても良いワインですが驚きの安さ! こんなワインこそ皆さんに飲んで頂きたいのです。高くて旨いのは当たり前ですが、私は安くても美味しいワインの発掘に情熱を傾けたいと思います。

今月のワイン大学定例会は高槻のエソンス・エ・グーにて開催しますが今のところ参加者より不参加表明の方が多くピンチに追い込まれています。一人でも多くの方にワインの素晴らしさをご理解頂ければと願っております。もちろんこのレストランのお料理も素晴らしいのでわざわざ高槻までお越し頂いても決して損はありません。
その他今日飲んだワインはクードポールワインを楽しむ会に書かせて頂きます。

posted by: Georges : 2005年10月13日| コメント (0)

クードポール第245回ワインを楽しむ会

MENU
ベーコンと玉葱のキッシュ、豚のリエット
ボワイエ風美食家のサラダ
キノコのパスタ、セップ風味
黄アラと細巻海老のヴァプール
シャラン産鴨胸肉のエギュイエットとフォアグラのソテー
洋梨のコンポート、蜂蜜のアイスクリーム

WINE LIST
1. Cremant de Bourgogne Cuvee Jeanne Thomas NV Maison Louis Picamelot
2. Santa Maddalena Classico 2004 DOC Alto Adige Cantina Santa Maddalena
3. Santa Maddalena Gries Moscato Giallo 2004
4. Santa Maddalena Gries Lagrein 2003
5. Santa Maddalena Gewurztraminer Kleinstein 2002
6. Chateau Cantenac Brown 1983 AC Margaux
7. Clos du Marquis 1989 AC Saint-Julien

posted by: Georges : 2005年10月13日| コメント (0)

2005年07月14日

クードポール第242回ワインを楽しむ会

21年目に突入したワインと料理の夕べです。最初の頃は近所にお住まいの方が殆どでしたが、現在は芦屋宝塚など兵庫県にお住まいの方、豊中箕面の北摂の方など遠方からお越し頂いております。ワインは料理と共に楽しむものという私の考え方のもとにずっと続けて参りました。
ワインを飲むには順番というものがあります。最初からボルドーのクリュ・クラッセを並べるワイン会もありますが、私の趣味ではありません。始めは自然とワインに親しむことの出来る軽いものから、次に泡物で胃を刺激して食欲増進させ白ワインの比較試飲、赤の飲み比べ最後に締めのワインへと移行していくべきと考えます。

ワインは勉強して覚える必要はないと思いますが自分の好みのワインは覚えて頂きたいと思います。人それぞれ好みは違うのが当たり前で「流行りのワイン」を飲む必要など全くないと考えます。評論家(と言ってもまともな方は殆どいませんが)の推すワインなどろくな物はございません。
クロ・サンチューンというアルザスの辛口は20年前から私のお薦めでしたがその頃世間では甘ったるいHで始まるドメーヌばかりが騒がれていました。アンリ・ジャイエ氏のワインもこの会で何度かご披露しましたが今の価格は異常と云う他ありません。値段が高くなってから欲しがるのは愚の骨頂。世間が騒がずとも旨いワインは探せばあるものです。

posted by: Georges : 2005年07月14日| コメント (0)

2005年06月15日

クードポール第241回ワインを楽しむ会

珍しく水曜日の開催です。何でも明日木曜日は「シャンソンの夕べ」が開催されるそうで予定変更されてしまいましたが無事遅い目ながらいつものメンバーでスタート。
内容は別のところに書きましたが、困ったのは宴たけなわの頃乱入してきた3人連れの客人。料理が出てきてもタバコを吸いっぱなしです。右手でフォークを持ち料理を口に運ばせながら左手でタバコを燻らせます。3人が3人とも同じ行為を繰り返すのには呆れてしまいました。屋外のテラス席ならまだ許せるのでしょうけれども・・・。
で、面白い発見です。シャンパーニュのコルクを見て下さい。液体と接する部分にプラスティックのようなもので加工されています。ブショネ防止策でしょうか?
ミッシェル・ロリオはマロラクティック醗酵していないフレッシュなシャンパーニュで、今後に期待できる有望株です。セレシンはビオディナミに変更してからますます濃厚になってきました。

posted by: Georges : 2005年06月15日| コメント (0)

2005年03月10日

クードポールさんのワイン会。

こちらの説明役をさせて頂いてやはりもうすぐ丸20年になります。いろいろ飲みましたが今日はこのワインを挙げておきましょう。
Chateau Fort de Vauban 1975 AC Haut-Medoc
マルゴー村とサン・ジュリアン村の間に位置する年産6000本程の小さなシャトーとのことです。葡萄品種はカベルネ・ソーウ゛ィニヨン 50%/メルロー 45%/プティ・ウ゛ェルドー 5% が植えられ驚くほど長持ちするワインを造っています。70年代は化学肥料の悪い影響があり、多くのワインが思ったより長持ちしませんでしたが、これはまだしっかりとしております。色は大変濃く勿論エッジは茶色味を帯びていますがそれは仕方のないことで、香りはカベルネの熟成香が強く感じられます。ボディもしっかりしておりあと何年かは持ちそうな感じです。
 1975年と言えば思い出すワインがあります。1988年パリはサル・プレイエルでのコンサートのあと(ウィーンフィルとポリーニのベートーベン)食べるところが殆ど無かったので仕方なくホテルのダイニングで軽く済ませることに。その時頼んだ Chateau Figeac 1975 AC Saint-Emilion 1'er Grand Cru Classe 当時確か400フラン前後だったと思いますが、熟成の極みだったのでしょう、それこそ甘露になっていました。余りにも美味しいのでフロマージュを頼みもう一本同じワインをオーダーしましたが実に見事なものでした。
 しかし帰国してからがいけません。フランス本国でピークを迎えているこのフィジャックを日本で買おうと思った同行者が私の知らないうちに注文してしまいました。よりによって怪しげなインポーターに・・・
 結果は無惨としか言えませんでした。届いたボトルは外観からは分からないものの中身は真っ茶色の液体で香りも何もありません。飲んでみようという気にもなれませんでした。当時はドライコンテナーで輸入していたのでしょうし出所も分かりません。12本全て廃棄処分することになってしまいました。
 今注意しなければならないのは「安いオファーには飛びつかないこと」です。世界中にはびこる「極東バブルの遺産ワイン」に要注意ということです。目立つのはこの70年代の銘柄物で欧州各地のネゴシアンが極東地区での不良債権化したワインの残りを買い戻しているのです。汚れたワインなどはリコルクやりラベルも平気だそうです。中身は本物なので詐欺ではありませんが酷い商売もあるものですね。

posted by: Georges : 2005年03月10日| コメント (0)

2004年07月13日

直前のご案内になりましたが、

明後日15日午後8時よりレストラン・クードポールさん主催のワイン会を開催致します。この会は私が講師を務めておりますが主催者はレストランです。永年続けておりますが次回よりネットからご出席頂ける方を募集致します。
 メニューは次の通りです。アミューズにフォアグラの串焼き、前菜が二皿ではじめは初物の松茸をテリーヌにしました。2番目の前菜はオマール海老の入ったガスパッチョ。お魚が2皿続き殻付きホタテ貝のオーヴン焼き、パセリバターソース。メインはあこうのポワレ、ブール・ブラン。デセールは旬の桃をコンポートにしました。 ワインは夏向きの白ワインと泡物がメインです。

posted by: Georges : 2004年07月13日| コメント (0)| トラックバック

2003年12月04日

今日はクードポールの会である。

このレポートは「ワイン会」に詳しく書いてみた。さて先日頂戴した生ハムをネットで調べたら先ずこんなのを見つけた。
http://www.good-beer-life.com/Topics/20030218/hamon.html これによると日本には当分入らない超貴重品であることが判明する。価格的にも最高ランクのもので日本では1キロ2万円以上もする最高級品に違いないことが分かった。尚スペインのこの地域では豚ペストではなく豚コレラが発生して日本へは輸出出来ないことも分かった。
 何という貴重な生ハム! まことに有難うございます。しかしこのようなものを内の家族だけで食べるのは勿体ないので益々手を付けるのが先のこととなりそう。

posted by: Georges : 2003年12月04日| コメント (0)| トラックバック

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