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2006年09月11日

Screwpull LM-200

screwpull.jpg私の愛用するワインのコルク栓を抜く道具であります。スクリュープル・レバーモデル改良版のLM-200、大概のコルクは5秒以内で抜き去ることが可能であります。ワインは飲んで楽しむものでありコルクを抜く作業を眺めるものではありません。おかしな言い方かも知れませんが、ソムリエ諸氏のソムリエナイフ捌きが如何に見事であろうがワインの味には関係ないと云うことをご理解頂きたいという意味であります。日本のレストランでは必ずと言っていい程ソムリエナイフと呼ばれる旧態然とした道具を使ってワインを抜栓しますが、パリの★付きレストランではこのスクリュープルの普通のタイプのものを上手く使って秒速でコルクを抜いてくれるところがあります。尤も全てのワインがスクリュー・キャップになって欲しいと願っている私でありますが希望が叶うはずもなくしばらくはこの道具のお世話になることでしょう。

実はこの道具2台目であります。最初に買ったのは確か1985年、メイド・イン・USAだったかイングランドであったか記憶は定かではありません。毎日一本どころか平均すると一日に3本は抜いていたと思いますがいよいよ壊れて使用できなくなったのはつい先日のこと、実に20年間使い続けることが出来ました。15年程前にフランスで買ってきたものはル・クルーゼ社の名前が入っていましたがこれは評判が良くありませんでした。で、最近のはと云うとこの写真の箱に入ったアイルランド製のもので10年保証だとのことです。特許は既に切れていて似た形のものは沢山出回っていますがやはりホンマモノはノウハウが詰まっていて使い易いです。キャップシールを取り除けば2秒で抜けるこの道具、ソムリエナイフと格闘するのがイヤになった方なら是非お薦め致します。
今週木曜日の午後8時に開催する「クードポール第256回ワインを楽しむ会」のメニュー決まりました。アミューズグールはエスカルゴと茸のパセリバター焼、冷たいオードブルがパルマ産生ハムと無花果、続いてラングスティーヌの冷製カッペリーニ。魚は平目のシャンビニオンソース、肉料理はフランスの鳩をローストして頂きます。デセールは洋梨のオーロラという品種です。
ワインはまだまだ暑さが続いているので始めに新発売のブラン・ド・ノワールのシャンパーニュ、続いて気に入っているトレンティーノ・アルト・アディジェのワイン群、ドメーヌ・ヴァロワイユのジュヴシャンのプルミエなどを予定しております。ワインを美味しく飲んでたらふく食べたい人には喜ばれること間違いありません。

posted by:Georges :

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