トップページ > ドイツワイン
The MTPaginate tag only works within PHP documents!
Make sure that the document extension is .php and that your server supports PHP documents.
4) $paginate_current_page = 4; $paginate_sections = array( 0 , 5, 10, 15, 19); $paginate_top_section = $paginate_sections[$paginate_current_page-1]+1; $paginate_bottom_section = $paginate_sections[$paginate_current_page]; } else { $paginate_top_section = 1; $paginate_bottom_section = 19; } if(isset($_SERVER['QUERY_STRING'])) { $paginate_self = '&' . $_SERVER['QUERY_STRING'] . '&'; $paginate_self = preg_replace("/&page=[^&]*&/", "&", $paginate_self); $paginate_self = substr($paginate_self, 1, strlen($paginate_self) - 1); if($paginate_self == '&') $paginate_self = ''; else $paginate_self = htmlentities($paginate_self); } else { $paginate_self = ''; } $paginate_self = basename($_SERVER['PHP_SELF']) . "?${paginate_self}page"; ?>

2006年09月04日

Scharzhofberger Riesling Sp?telese 1997 Egon M?ller

vins9-04.jpg余りにも有名なモーゼル・ザール・ルーヴァーを代表するエゴン・ミューラーのリースリングであります。ヴィンテージは1997年、シュペートレーゼでありますがアルコール度数が8.5%とかなり低い目なのが気になります。いつ買ったのか思い出せませんが恐らく今世紀になってからではないと思われます。この超有名蔵元ですが昔からコルクは短くてしょぼいものが多く開けてガッカリと云うことが度々ありましたが・・・。コルクは明日公開しようと思います。

で、結論から申し上げますと少し漏れがあったもののボトルの状態は極めて健全でありました。デブシャージュのときに若干内圧を感じたのですがボトル内は炭酸のレベルが高かったようで全く酸化しておりません。温度変化で漏れた場合は怖いですが残留炭酸で漏れた場合はワインの変化はあまり無いと思います。先ずグラスに注ぐと「シュワッ」と細かい泡立ちが発生しますが勿論微量であります。色は青みがかった透明感のある黄緑色で強烈なリンゴやトロピカルフルーツのような香りが広がります。シュペートレーゼと云えども甘みはさほど感じず綺麗な酸がしっかりしています。綺麗な酸味とは果実のそれで落ちた酸は酸っぱいだけの酢のような酸であることを意味します。さすがは有名蔵、あまり好ましいヴィンテージではないと云えこの完成度は実にご立派であります。リースリングはまともに造ればとても長命なワインになります。この1997年物、まだ何本かありますがこれから先も楽しみなワインだと期待しています。
たまにはドイツワインやソーテルヌのような甘口を飲むことがあります。貯まりにたまった飲まないであろうワインの中にはもう既に飲み頃を逸してしまったものもあると思いますがたまに素晴らしく熟成の時を迎えているものも見つかります。今日のシュペートレーゼは「当たり」でしょうか、しかし以前1959年のシュタインベルガーを開けたときは既にご臨終でありました。辛口嗜好の人間でもたまに甘いのを飲みたくなるものです。

posted by: Georges : 2006年09月04日| コメント (0)

2006年05月06日

Tesch L?hrer Berg Riesling Sp?tlese Trocken 2003

最近お気に入りのドイツワインですが、これは発売されなかった2003年のヴィンテージです。発売に至ったのは2004年のものですが、これは単価の違いによるものであると想像します。

vindujour-025.jpg色、香り、味は2004年とほぼ変わりありませんがどちらかというとこちらの方が濃厚且つ甘い目ですので辛口の2004年を買い付けたと思われます。ナーエと云えば甘ったるいワインとしか印象になかったのですがこの生産者テッシュは全くイメージと違うワイン造りをします。ついでにこちらの希望を申し上げると表のラベルを変えて頂きたいと! そもそも一連のこの生産者のワインを買っていながら開けようと思わなかったのはラベルのせいであります。今は見慣れたおかげで抵抗無くなりましたが「安っぽい」イメージを持つのは私だけでしょうか?
ドイツワインと云えば昔よく飲んだのはラインガウの1976年とか1971年のカビネット、シュペートレーゼ、アウスレーゼでたまに高い高いトロッケン・ベーレン・アウスレーゼなども飲んだ経験があります。個別銘柄で申し上げるとシュタインベルガー、シュロス・ヨハニスベルガー、ホッホハイマー・ドムデッヒャナイなどなどでしたでしょうか。1990年代以降地域は違いますがシャルツホフベルガーなどたまに購入するだけでラインガウは全く買わなくなってしまいました。トロッケンが作られ始めてからのことであります。
ドイツワインはどうして不味くなったのか?
記憶に残る旨いワインと言えば1959年のシュタインベルガー・トロッケンベーレンアウスレーゼでしたでしょうか、71年のシュロス・ヨハニスベルガーのベーレンアウスレーゼも凄かったのですが・・・
ドイツ甘口ワインを飲んでいた時代は私が20代から30代前半の頃だったようです。その後はソーテルヌを覚えやはりイケムに嵌ってしまいました。イケムを飲んでしまうと他のいかなるソーテルヌやバルザックも美味しく思えないようになりました。
しかしドメーヌ・コアペを知るようになるとイケムも買わなくなりました。やはり歳と共に好みが変わってくるのでしょうか? 甘口をフォアグラのテリーヌに合わせることもそれこそ何度も経験しましたが次の料理もワインもその味を殺してしまうことを知り合わせることはなくなりました。甘口ワインはデザートに合わせるかチーズそれもロックフォールに合わせるのが一番でしょうね。何でも経験は多い方がより説得力が増すのであって若い方のワイン評論は頷くことがあまりございません。もちろんブログやHPで何を述べられても一向に構いませんが本を出版するとなると如何なものでしょうか?
話が逸れてしまいましたがドイツワインの衰退はやはり辛口に動いたからであります。世界のトレンドに敏感なのは良いとは思いますが、トロッケンのカビネット、シュペートレーゼで美味しいワインに出会えなかったのは事実であります。ですからほぼ20年もの長い間ドイツワインを買わなくなりました。ホンの最近です、今まで知らなかった地域のドイツワインとこのテッシュを飲んでからドイツワインを見直すこととなりました。

posted by: Georges : 2006年05月06日| コメント (0)| トラックバック

2006年04月24日

Tesch Krone Riesling 2004 Laubenheimer Krone Sp?tlese Trocken

クローネとはドイツ語で王冠という意味なのでしょうか、ラベルに描かれている蛙は王冠みたいなモノをかぶっております。

vindujour-003.jpgこのテッシュ醸造所のワインは特殊な物を除いて全て辛口に仕込まれており私の趣味に合致します。輸入元の説明によりますと「1997年に300年以上の伝統ある醸造所を引き継いだ若き奇才、マーティン・テッシュ博士(微生物学者)は 『 Gault Millau 2004 』 で3つ星の評価を得るなど注目を集める若手のホープです。彼は、『ブドウの中に存在する全ての要素をワインに取り込むことが重要であり、ワインはブドウ畑で生まれる』といいます。そして、畑にとって一番自然な環境とポテンシャルを引き出すために有機農(Kontrolliertumweltschonender Weinbau 認定 ) を採用しています」とのことです。
vindujour-002.jpgナーエはラウベンハイマー・クローネという畑のリースリングです。このナーエ地区最良の二つの村ラウベンハイムとランゲンロンスハイムは1997年にグラン・クリュに格付けされたと云うことですが、私はその情報を全く知りませんでした。フランスやイタリアのごく一部の情報は昨日雨が降ったか降らないかまで詳しく載せているサイトがあるのに、ドイツワインとなると全く情報が入ってきませんね。最近はスロバニアとかモルドヴァのワインが日本に輸入されてきているようですがワインに関する情報を日本語訳してくれるサイトがあれば有り難いと思います。
さてこのワイン、グラスに注ぐと細かい泡立ちが認められますが恐らく炭酸だと思いますが極微量ですので全く気になりません。色は薄い黄緑色、香りは如何にも昔のナーエなのですが口に含むとかなりの辛口であります。
土質は粘土性黄土、風化赤色砂岩とのことで前出のローラーベルグとは香りがかなり違うのでしょうか、私はこちらの方が好みではありますが・・・

posted by: Georges : 2006年04月24日| コメント (0)| トラックバック

2006年04月11日

Trittenheimer Apotheke Riesling Sp?tlese 2004 Gebr?der Steffen

winediary-064.jpg気温の上昇に伴い白ワインや泡物を飲みたくなってきました。廊下や物置の片隅に放置しているワインをセラーの中に仕舞わなければなりません。平均気温が20度を超えるとその日の室内最高気温はかなり高くなりワインの噴きこぼれに繋がってしまいます。「一雨毎に温かくなる」と申しますが、ゴールデン・ウィーク前までにはセラーに入れた方がよいでしょうね。
さて寒い季節のワイン大学はどちらかというとボルドーの赤中心でしたが、季節が変わるとソーヴィニョン・ブランやシュナン・ブランなどの白ワイン、赤ワインですとブルゴーニュをラインナップに取り入れたいと思います。今日は今ブルゴーニュで話題のプロデューサーのワインを大量購入しました。早速明後日の会で飲んでみたいと思います。
さてこのドイツワインですがモーゼル・ザール・ルーヴァーはベルンカステル地区トリッテンハイム村のアポテーケという畑のリースリング・シュペートレーゼ、モーゼルの中心部のワインということになります。アルコール度数はどういう訳か低く僅か8.5%であります。まず合成樹脂のコルク代用品ですがスクリューが細いオープナーを使うと開けるのはできてもオープナーからそのコルク代用品が取れなくなるという欠点があります。このような代用品はハッキリ申し上げて困ります。スクリュー・キャップにすべきでしょうね。
グラスに注ぐと綺麗なグリーン色なのですがかなり彩度は低く、香りは一昔前のドイツワイン、シュペートレーゼですのでやはりかなり甘い目であります。

posted by: Georges : 2006年04月11日| コメント (0)| トラックバック

2006年03月31日

Rheinhessen Wei?er Burgunder Trocken 2004 Weinhaus Steffen

winediary-056.jpg葡萄品種の読み方、呼称は各国に於いてかなり違います。特にドイツ語になると私などさっぱり分かりません。ネットで調べたらヴァイサー・ブルグンダーと発音するらしく何のことないピノ・ブランのことです。?はssと同じだそうでエスツェットと読む文字とのことです。
で、このワインまるで水のように薄いです。色からして薄い黄緑ですがその彩度は限りなく水に近いもの、香りも仄かというかグラスを回しても際立つことはありません。味わいも勿論甘くはないものの酸味もあまりありませんアルコール度数は12.5%。
日本酒で「上善水の如し」みたいなのがありますがわいん版のそれと申し上げたらよいと思います。日本酒の世界で幅を効かせているのは何とフィルター屋さん。色を取り除くフィルター、吟醸香を付加するフィルターや逆に香りを取り除くフィルターなどありとあらゆるフィルターがあるそうです。一度詳しく調べてみたいと思います。

posted by: Georges : 2006年03月31日| コメント (0)| トラックバック

2006年03月27日

Tesch Deep Blue 2004 Sp?tlese Trocken

winediary-053.jpgディープ・ブルーという安っぽい名前から敬遠する人が多いはず、ブルゴーニュタイプのボトルも興味をそそられる方は多くはないと思うのですが・・・。しかしコルクを抜いてグラスに注いでみるとロゼとは申しませんがカリフォルニアのブラッシュワインのような色ではありませんか! 外観からは想像しにくいのは色だけではありません。シュペートレーゼ・トロッケンとの表記がありますが「桜の季節にピッタリの辛口ワイン」とでも申し上げたらよいと思います。桜の花のような淡いピンクなので花見酒にはピッタリです。
この生産者ですがドイツには他に「テッシュ」醸造所があるのでしょうか、ネットで調べると違う生産者がヒットしてしまいます。葡萄品種はシュペート・ブルグンダー即ちピノ・ノワールであります。生産者の意向では白ワインに分類しているそうですがこれは明らかに色が付いています。ブラッシュに馴染みの薄いお国柄ですがロゼとも申し上げることはできません。何故ならこの生産者はロゼは別に造っているからです。
結論から申し上げると辛口好みの人には大変歓迎されるブラッシュワインです。香りは特徴がありませんがそれがかえって日本料理全般によく合うと思います。今の季節なら桜鯛を松皮造りにしておろしたての山葵に天然塩、エクストラヴァージンで食べるときこのワインがよく合うと思います。

posted by: Georges : 2006年03月27日| コメント (0)| トラックバック

2006年03月22日

Langenlonsheimer L?hrerberg Riesling Sp?tlese Trocken 2004 Weingut Tesch Nahe

winediary-046.jpg先日のドイツワインに衝撃を受けたので早速その新しいヴィンテーとその親戚筋を取り寄せました。まずは後者からですがご覧の通りエチケットには1723年創立の会社名と畑の名前葡萄品種とヴィンテージの記載しかありません。裏にはその詳細とAPナンバーの記載があります。ナーエ地区ランゲンロンスハイマー・ローラーベルグのリースリング、シュペートレーゼ・トロッケンと云うのがワインの名称です。
私の場合「ナーエ」と云ったらやたら甘いワインという印象がありましたがこの生産者はそれを払拭してくれました。調べてみると生産者マーティン・テッシュ氏は何と微生物学者なのです。1997年にこのワイナリーを継いでから5年経った2002年ヴィンテージより全てのワインを辛口に切り替えたということです。

ハッキリ申し上げてこれは最近のフランス・アルザスよりも優秀な辛口リースリングであることは間違いありません。アルザスワインが近年やたら甘くなってきたことについては何度も申し上げております。特に値段の高いものについてその傾向は顕著であります。「ドイツは甘くアルザスは辛い」と云われたのは昔の話でしかないのでしょうか?
次にリースリング・アンプラグド2003年を開けましたが、やはりヴィンテージのせいと熟成加減でしょうか2002年の方に軍配をあげたいと思います。しかしどちらのワインも辛口好みの私としては大歓迎のワインです。このアンプラグドですがテッシュ醸造所所有の全ての畑のリースリングを混ぜているとか。

posted by: Georges : 2006年03月22日| コメント (0)| トラックバック

2006年03月20日

Tesch Riesling-Unplugged 2002 Riesling Trocken Kabinett

winediary-041.jpgこれは驚きのドイツワインです。まず趣味の悪そうなエチケット故今まで飲まずにいたことを反省、外見で判断すべきでないという見本のようなワイン。グラスに注ぐとドイツ・リースリングの典型的な甘い香りが沸き立ってくるようです。グラスに鼻を近付けなくても香りの良さは分かります。色は非常に艶のある青みがかったイエロー・ゴールドですが口に含むと実にミネラルを感じる辛口ではありませんか! ドイツワインのトロッケンで初めて「旨い!」を実感した感動の一瞬です。
キリッとした酸、引き締まったボディというか辛口ワインの必要条件を全て満たしているような好印象は飲み続けても全く変化しません。これは私にとっては大変大きな発見であります。
しかし、調べてみるとインポーターの在庫がありません。まさに「覆水盆に返らず」、早く開けるべきでした。

Milosz Magin というピアニストのショパン全集を買いました。ポーランド出身のこの人物、ピアニストとしては(日本では)殆ど無名の存在でしたが1929年生まれで1999年没ということですからミケランジェリとほぼ同世代の音楽家と云うことになります。ショパン全集は10枚のCDに収められ録音は1969年から1976年にかけて行われています。フランスに活動の拠点があったのでしょう演奏は実にエスプリに富んだ味わい深いものです。まだ全て聴いた訳ではありませんがスケルッツォ全4曲の中では特に1番が印象的です。この曲は私にとっては課題曲のような存在、ホロヴィッツの1953年のカーネギーホールのリサイタル盤を手本に練習してきましたが、それとは違う別スタイルとしては初めての納得できる演奏であります。ミロシュ・マギンというピアニスト、ショパン演奏家としてのその功績はこれから知られることになること間違いないでしょう。

posted by: Georges : 2006年03月20日| コメント (2)| トラックバック

2006年02月27日

Piesporter Michelsberg Riesling Auslese 2003 Gebr?der Steffen

winediary-013.jpg一昔前というかかなり昔の話になりますが、1970年代の日本での主役はフランスワインではありませんでした。そう、ドイツワイン全盛時代であります。その頃ワインを飲むのは「師、士」の付く職業の人が殆ど即ち医師、弁護士、公認会計士・・・。所謂高額所得者ですがその頃は従価税が適用され原価100円程の安物ワインが驚くべき価格でまかり通っておりました。
ワイン=高級品という感覚で飲んでいたのがこの頃の飲み方。その影響が今も残っております。「高いお金を支払ったから旨い」と思っている人が随分多いということです。しかし当時日本に輸入されていたドイツワインはそんなに高いものはありませんでした。税制もむちゃくちゃなら輸入業者もボロ儲けしていた時代で、味を分かって飲んでいた人は殆どいなかったと云うことです。
従量税になってもしばらくはワインの価格に反映されませんでした。輸入業者からすれば「急には安く売れない・・・」訳でその頃から輸入業者の新旧交代が始まったのです。

さてこのワイン、モーゼル・ザール・ルーヴァーを代表する庶民派ワインの一つですが残念ながらリースリングの香りとは違う葡萄品種を感じてしまいます。色は青みがかった黄色、味は甘さが強いですが結構酸がありバランスは悪くありません。しかし食事中に飲むには私には甘すぎます。
アサヒ、サッポロ、麒麟あるいはサントリーのどれが旨くてどれが不味いかという話題は「人の好みは千差万別」の一言で帰結する訳で人により好き嫌いがあって当然だと思います。
ワインについても同じ事が云えます。味香りの優劣は他人が決めるものではありません。殆どの人は自分の舌に自信がないため他人の言葉を頼る訳です。パーカーJr.の云うことを信じるのは勝手ですがその影響で馬鹿高くなってから買うというのは「無駄遣い」という言葉が当て嵌まると思います。80年代に私にそっと耳打ちされたヴリナ氏の一言「安くて美味しいヴォーヌ・ロマネあります」私は今でもハッキリ覚えております。

posted by: Georges : 2006年02月27日| コメント (0)| トラックバック

2006年01月18日

Selzer Osterberg Riesling Auslese 2003 Rheinhessen Fritz Windisch

wine-diary-030.jpg面白いボトルを見つけて格安で買いましたがネットで調べてみたら何と41.95ドルもするので何かイベントの時に開けようと思います。ヴァイオリンの形のボトルというのは私のワイン経験では初めてです。ひょこいがんだ形のヌフ・パプや魚の形のボトルはよく見掛けますが・・・。そう言えば昔よく見掛けたキャンティの首長ボトル、最近見ませんね。
ボトルの重さは気が付いた物は計るようにしていますが、高級ワインはやはり分厚い重いボトルに入っている物が信頼できると思います。船で運ぶ場合あまり価格には影響しませんが飛行機で輸入するにはちと勿体ない話ですが・・・。

今年のVinexpoはアジアで開催されます、日本ではなく香港での開催なので久し振りに出掛けようと思います。場所は香港島ワンチャイなので恐らくグランド・ハイアットや周辺のホテルは馬鹿高くなることでしょう。セントラルやチムシャツイも同様でしょうが・・・まだ少しはましなように思います。で、ワインの展示会も大事ですがやはり香港まで行くなら広東料理を食べるべきでしょう。
フカヒレについて一言。日本で流行っているフカヒレの姿煮、香港の食通は絶対に食べません。フカヒレは一本の繊維が太い物が高級で鰭の形のまま出てくればお皿に乗れない位の大きさになってしまうのですが、決して鰭のままでは食しません。繊維同士は膠質でひっついていますがこの膠質などは旨いものではなく全て除去してから食べるのです。従って大きな鰭から取りだした心太のような繊維だけを食べる訳です。

posted by: Georges : 2006年01月18日| コメント (0)| トラックバック

2005年12月02日

Willems Hofmann Fusion Ⅱ Rieslimg 2004 Deutscher Tafelwein Rhein-Mosel

1202wine.jpgスクリュー・キャップのボトルは典型的なドイツの細長いもの。香りはドイツワインそのもののリースリングの香りで、色も綺麗な黄緑色を呈していて好感が持てます。味はスッキリ爽やかで甘さも適当な本当に昔のドイツワインの良さが感じられます。
ブショネの心配のないスクリュー・キャップ・ボトルに全てのワインが移行して頂きたいと思います。というのも先だって開けた Concerto Reggiano Lambrusco 2004 Medici Ermete ですが思い切り「ブショネ」。スパークリングワインでもブショネは往々にして存在します。色や泡立ちは全く問題なかったのですが香りがいがらっぽく味はそれこそゲーッとなるほどヒドいものでした。
ドイツワインの黄金期は1970年代だったと思いますが例の不凍液事件から衰退の一途をたどるようになったと思います。この不凍液の張本人について日本人は認識が甘いと思います。ドイツワイン商法というものご存じでしょうか? ドイツワインを売る人たちはいくつもの会社(輸入元)をかけ持ちしていることが多かったのです。今日は○○○商事、昨日は○ー○ー○・ジャパン、あるいは午前中がN・ジャパンで午後からはB商事などと一人で数社の名刺を持っている人を何人も知っておりました。

昔はリーファーコンテナーなど使わない会社が殆どで赤道直下を船で運ぶ訳ですからワインは吹きこぼれるのが当たり前。そんな時代にラベルを貼らずに日本で貼り付けるという輩が実際に存在しました。それも甘ければアウスレーゼ、酸っぱければカビネットなどと勝手に貼り付けていたようです。輸入原価の10倍から数十倍ほどの値段を付け主に医者や弁護士の先生方に売りつけていました。まさに折れて曲がってなんぼの商売。セールスは勿論歩合制の高給取りばかり。
この時代に甘い汁を吸った人間はなかなかその味が忘れられないようです。ドイツワインでは儲からなくなるとフランスワインに手を出したりしましたが、今では一般の人が知らない諸国のワインで同じようなことを計っているみたいです。

posted by: Georges : 2005年12月02日| コメント (0)

2005年11月29日

Frickenhauser Kapellenberg Silvaner Kabinett Trocken 2004 Bickel Stumpf

1130wine.jpg懐かしいボックスボイテル型の瓶に入ったドイツ・フランケンのワインであります。この瓶ですがどう見ても750cc入っているようには見えないのですが実際に水を入れて普通の形の瓶に移し替えると同じ容量であることが分かりました。
フランケンのワインなど開けるのは恐らく20年ぶりのことです。マイン河流域のフランケンですがこの地ではシルヴァーナーが主要品種だそうです。グラスに注ぐと綺麗な緑がかった黄色を呈していますが液面に渦巻く細かい泡とグラスの内側に発生する泡とが同居?しています。

で味はと言うとやはり刺激が強く、しばらくグラスを回しておく必要があります。残留亜硫酸の強いワインは身体にも良くないと思いますがこれだけ炭酸が入っていれば亜硫酸など必要ないと思うのですが・・・
ドイツワインの人気がないのはこの手のワインが多いからなのでしょうか? 産地の個性が余計な酸で分からなくなっています。原産地の見えてこないワインはやはり意味がないように思います。

posted by: Georges : 2005年11月29日| コメント (0)

2005年09月05日

Niersteiner Hipping Riesling Spatlese 2003 Franz Karl Schmitt Hermannshof

久々のドイツワインです。色はグリーン系の艶のある綺麗な色ですが香りはかなり控えめです。リースリングのシュペートレーゼですからもっと甘いのかと思いましたが味は意外にもあっさり爽やかでちょっと愕然としました。最近のドイツワインはこれでは売れないのが当たり前のような気がします。

台風が近付いているのですが布施まで買い物に出掛け桜本食品で生肝と心臓を買いました。前者はグラム350円と一頃の5割高ですが後者はグラム何と100円。ホルモン系の焼き肉が好きな人はここまで買いに来るべしです。
で生肝ですが、表皮が付いたままなのでこれを剥くのに少しコツがいります。包丁でそぎ取るのは無理なので切れ目を入れて指先を表皮の間に差し入れて剥いていきます。雑に剥きましたが包丁で切っていってもエッジは立ったままで鮮度は抜群です。ゲランドの塩と白胡椒、隠し味にカレーパウダーを塗しオリーヴオイルで頂きます。ごま油とすり下ろしたニンニクでも良いのですがワインとの相性を考えると・・・

posted by: Georges : 2005年09月05日| コメント (0)

2005年08月18日

Hessische Bergstrasse 2004 Dornfelder Rotwein trocken

生ハムの残りあっという間にあと僅か。最後に開けたのがハモネス・デ・テルエルというアラゴン地方のテルエル豚を使ったハモン・セラーノ。これも実にしっとりねっとり系で生ハムファンには堪えられません。
生ハムの甘さを生かそうと思えばどちらかというと甘い目の白赤の方が良いかも知れません。ということでドイツの赤ワインを開けてみました。
このワイン、とても綺麗な紫色を呈しています。香りはどちらかと云うとピノのようですがまた違う独特のものです。結構濃い色ですが味はきつくもなく渋くもなくハムとの相性も良いと思います。
どうでも良いことですがセレブの久美子さん。シャンパーニュの抜き方一つでお里が知れます。番組のプロデューサーのワインの知識の無さには全く呆れるばかりですね、開けるのがルイ・ロデレールのクリスタルなのにグラスは何とカクテルグラス。これで彼女の普段ワインを嗜んでいないというのが分かってしまいます。

posted by: Georges : 2005年08月18日| コメント (0)

2005年06月01日

Riondo Muller Thurgau Cuvee Excelsa

ドイツのゼクトと思いきやよく見るとイタリアのスプマンテでした。ボトルがとても太くてお気に入りのクーラーに入りません。私の愛用するワインクーラーはナパに行ったときに買ったもので、こればかりは日本で見掛けることはありません。少量の氷で効率よく冷やすことが可能で重宝しております。
葡萄品種のせいでしょうか、栓を開けると甘い香りが漂ってきて「何や、やっぱり甘いんや」と思ったのですが、少々甘さは残るものの意外と辛口で美味しいではありませんか? 泡の大きさも期待したよりはかなり細かく、サラダにも肉にもよく合います。
8℃くらいから始めて4℃まで下げましたが、やはり甘さが抑えられ飲んだ後の清涼感が増します。
カンティーネ・リオンドという会社が作るスプマンテ、場所はモンテフォルテ・ダルポーネというところですが私は行ったことがありません。

posted by: Georges : 2005年06月01日| コメント (0)

2005年04月29日

Deutscher Sekt b.A. Pfalz Chardonnay Brut

ゼクトなど滅多に飲まなくなりましたが・・・
サンプルの中から一本選んでみました。何と葡萄品種がでかでかと表ラベルに! しかもそれがシャルドネなのには驚きです。最近ドイツではシャルドネを積極的に植えているのでしょうか?
この泡ですが期待せずに開けましたがなかなか泡も細かいし甘くはないので結構お薦めです。輸入されるかどうかは分かりませんがまあ、安ければと云うことでしょう。しかしスペインの Cava は恐ろしいほど安くて良いものがいっぱいあります。世界的に見るとドイツワインは低迷の域を脱せ無いのは仕方ないようです。特にスパークリングワインの分野では・・・

posted by: Georges : 2005年04月29日| コメント (0)

2005年04月27日

Deidesheimer Kalkofen Riesling Spatlese Trocken 2003

昔ながらの細長い瓶ですが、味わいは結構シャープなキレがあります。甘くないとは言えませんが食事に合わないほどではありません。すき焼きなどに無理して赤を合わせるくらいならこのようなドイツワインの方が余程合うのではないでしょうか。
私はすき焼きというもの全く食べません。砂糖を使う料理に抵抗があります。その上醤油味がプラスされ肉本来の味を楽しむものではないと思います。肉はしゃぶしゃぶか生で食べるのが殆どでステーキもそんなに好物ではありません。最近考案して結構気に入っているのが低温鉄板焼き。しゃぶしゃぶ用の肉を鉄板の上に広げ保温レベルの温度で火を入れます。こうすると肉本来の旨さが保たれ脂との分離が避けられます。おろしポン酢に好みで柚子胡椒を入れ風味付けします。脂の強すぎる肉ではこの食べ方はお薦めできません。

posted by: Georges : 2005年04月27日| コメント (0)

2005年04月26日

Ilbesheimer Herrlich Kermer Spatlese 2003 Pfalz

結論から申し上げるとこれは昔ながらのドイツワインです。ですけどどういう訳かボルドータイプのボトルに入っているので昔のファルツと比べると甘さは控えめなのでしょうか? しかし食事時にこの甘いワインはやはり辛いです。アフターディナーにアーモンドでも囓りながら飲むなら好ましいかもしれません。
1970年代まではドイツワインのとりわけラインガウ地区のものを結構飲んでおりましたが、トロッケンやハルプトロッケン等の登場で伝統の味がどこかに消えたのでしょうか? たまに頂くシャルツホーフベルガーも年々その数が少なくなりました。

posted by: Georges : 2005年04月26日| コメント (0)

2005年04月25日

Hessische Bergstrasse Grauer Burgunder 2003 Kabinett trocken

最近のドイツワインは表ラベルだけ見て全てが分からなくてもよいのでしょうか? 例えばこのワイン、表ラベルにはヴィンテージもありませんしカビネットの表示すらありません。ところが裏ラベルには写真のように記されています。
ボルドータイプのボトルに入ったこのワイン、実に美味しいのですが残念ながら輸入されないとか・・・
ヘシッシェ・ベルクシュトラーセ地区のピノ・ブランなのですがこの Bergstrasser Winzer eG という会社のワイン、大変良くできています。実は先日同じラベルのバーデンの赤を飲んだのですがカメラに納めないままボツにされてしまいました。

posted by: Georges : 2005年04月25日| コメント (0)

1) : ?> 1) echo ' | '; if($i == $paginate_current_page) { echo sprintf(" %d ", $i); } else { echo " %d ', $i) . ''; } } if($paginate_current_page == 'all') { echo ' | All pages'; } else { echo " | All pages"; } ?>