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2006年03月20日

Tesch Riesling-Unplugged 2002 Riesling Trocken Kabinett

winediary-041.jpgこれは驚きのドイツワインです。まず趣味の悪そうなエチケット故今まで飲まずにいたことを反省、外見で判断すべきでないという見本のようなワイン。グラスに注ぐとドイツ・リースリングの典型的な甘い香りが沸き立ってくるようです。グラスに鼻を近付けなくても香りの良さは分かります。色は非常に艶のある青みがかったイエロー・ゴールドですが口に含むと実にミネラルを感じる辛口ではありませんか! ドイツワインのトロッケンで初めて「旨い!」を実感した感動の一瞬です。
キリッとした酸、引き締まったボディというか辛口ワインの必要条件を全て満たしているような好印象は飲み続けても全く変化しません。これは私にとっては大変大きな発見であります。
しかし、調べてみるとインポーターの在庫がありません。まさに「覆水盆に返らず」、早く開けるべきでした。

Milosz Magin というピアニストのショパン全集を買いました。ポーランド出身のこの人物、ピアニストとしては(日本では)殆ど無名の存在でしたが1929年生まれで1999年没ということですからミケランジェリとほぼ同世代の音楽家と云うことになります。ショパン全集は10枚のCDに収められ録音は1969年から1976年にかけて行われています。フランスに活動の拠点があったのでしょう演奏は実にエスプリに富んだ味わい深いものです。まだ全て聴いた訳ではありませんがスケルッツォ全4曲の中では特に1番が印象的です。この曲は私にとっては課題曲のような存在、ホロヴィッツの1953年のカーネギーホールのリサイタル盤を手本に練習してきましたが、それとは違う別スタイルとしては初めての納得できる演奏であります。ミロシュ・マギンというピアニスト、ショパン演奏家としてのその功績はこれから知られることになること間違いないでしょう。

posted by:Georges :

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コメント

昨晩は英ちゃんでお寿司を堪能させていただきました。ご紹介ありがとうございます。大将には気さくにしゃべっていただき楽しませていただきました。また、こすりなまこ、珍味中の珍味、絶品でした。
 ミロシュ・マギンは、初めて聞く名前です。ワインと同じように優れた芸術家はまだまだうずもれているのかもしれませんね。一生勉強。

投稿者 higemaster : 2006年03月27日 12:42

マスター、ご訪問有り難うございます。英ちゃんお好みに合いましたでしょうか? 英ちゃんの大将からは「上には上がある」ことを教えて頂きました。いくらの醤油漬け、蛍烏賊の沖漬け、生鯖の刺身、城下鰈の刺身、本物のさえずり、子持鮎の塩焼きその他数え切れない程旨いものを教えて頂きました。
ミロシュ・マギンのショパン全集は今度行くときに持っていきます。

投稿者 Georges : 2006年03月27日 12:42

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