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2006年09月10日

Champagne Agrapart et Fils Blanc de Blancs Les 7 Crus Brut NV

vins9-09.jpg箕面山麓に住む私にとって最も所在地が近いのがこのシャンパーニュを輸入するボニリ・ジャパンさんであります。社長の西尾氏との付き合いもかなり永く、岩野先生がご健在だったとき、ミストラルの岡田氏が以前の梅田の店におられた時分からのことであります。シャンパーニュとの決定的な出会いがあったのは1980年代半ばフランスへよく出向いていたとき、パリでの定宿としていたシャトー・フロントゥナック近くのシャンパーニュ・バーでの出来事。Jacquart というシャンパーニュのメーカーがアンテナショップとして出していたのがこのホテルのすぐ近くのシャンパーニュ・バー。いろいろなシャンパーニュを飲ませて頂きましたがその時教えて頂いたのがシャンパーニュのブショネ。新しく開けて頂いたボトルをグラスに注いで飲もうと思ったら「あかん、ブショネどす」と注いだ本人が香りを嗅いだだけで仰るのでした。私はなかなか理解しにくかったのですが、別の同じラベルのものを開けて飲ませてくれるとその違いは実に明白。

bouchon-0909.jpg
要点を申し上げるとシャンパーニュのブショネは柑橘系の香りが無くどちらかというと木の実の香り、それも美味しそうな木の実ではなく湿気て臭くなったそんな香り、そしてやはり葡萄の茎をしがんだような渋みを感じる、決して心地良くない味がします。久しぶりに再会したシャンパーニュのブショネ。これまた滅多に味わえない貴重な体験でありました。
昨日のクレマン・ド・ブルゴーニュのしょぼいコルクと今日の勢いがあるもののブショネなコルク。形だけでは勿論判断してはいけません。

posted by:Georges :

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