トップページ > イタリアワイン > Rosso Cardinalizio Liberto Degli Albinoni Vino da Tavola Vini Selezionati

« Alsace Grand Cru Pfersigberg Gewurztraminer 2004 Domaine Paul Ginglinger | トップページ | Gigondas 2001 Domaine des Tourelles Roger Cuillerat »

2006年09月18日

Rosso Cardinalizio Liberto Degli Albinoni Vino da Tavola Vini Selezionati

vins9-16.jpgヴィンテージ表示のないワイン、最近ではあまり見掛けませんがこのワインにはその表示がありません。裏ラベルを見ると品名は「ワイン」原産国「イタリア」輸入業者大榮産業・・・・位しか記載がありません。何方かからの頂き物だと思いますがネットで調べても殆ど出てきません。生産者 Vini Selezionati で調べるとやっとこの生産地がフィレンツェ近郊であることが分かりましたが、それでもこのワインに関わる詳細はつかめません。
とりあえず開けてみると、合成コルクは40ミリに満たない短いものですが両端をラウンドに面取りしてあるので漏れはありません。これは何度か申し上げたかも知れませんがカリフォルニアのボーリュー・ヴィンヤードが恐らく初めて試み成功している例で他のワイナリーも見習うべきであると考えます。しかしよく見るとただ単に全体が丸みを帯びているだけのコルクかも知れませんね。

いずれにせよ両端の角を取る事でワインの漏れは不思議に防ぐことは出来ます。色は暗赤色でエッジはどちらかというとオレンジ、香りはダークチェリー、味わいは安物サンジョヴェーゼ。恐らく2ユーロ程のテーブルワインと思われます。
ワインとは直接関係のないお話しですが Midonaiseさんがブログでお書きの通り毎日の食材には注意して購入する必要があります。私の場合食材はワインもそうですが自分の眼で見てから買うようにしております。野菜や鶏肉、牛乳やジュース類そして果物は殆どイカリスーパーと箕面の朝市で購入します。水曜土曜は旧知の魚屋が淡路から来ますし、牛肉や豚肉は知り合いの業者から買います。私は加工食品や冷凍食材はまず買いません。買うとすればベーコンかお豆腐位でしょうか、ジュースやミルクも加工食品ですが・・・・。
素材を極めるためには見る眼を養わねばなりません。日頃買い物しない人にはよい食材かどうか見分けはつかないと思います。旬の食材は何処に行けば並んでいるのか、本当に旨いと云える食材の相場は幾らか? 知らずに語っている料理評論家が実に多いと思います。
旨い河豚については今まで何度か述べていますが、東京からわざわざ食べに来られるお店が西宮と大阪港区にあります。西宮の店は歴代の総理大臣がお越しになっておりましたし港区のお店では著名人と何度もお会いしました。しかし東京の人はまだまだそんなに多くの人が河豚を食べないでしょう、と言うか知らないはずであります。かの有名な友里さんもこの2軒のお店はご存じありません。自称食い道楽の方々は関東地方には五万とおられるでしょう。そんな方々が河豚の美味しさを知ってしまうと恐らく河豚の相場は倍以上に跳ね上がることでしょう。先日英ちゃん会での皆様のご意見でした。

そうそう毎年12月の英ちゃん会は天然トラフグのフルコースです。河豚白子は英ちゃんご主人の手で見事な料理に変身しますがその調理法は至ってシンプル、塩焼きか醤油焼ただそれだけなのです。天然河豚のしゃぶしゃぶ、知ったら不幸になる人が多くなることでしょうね。

posted by:Georges :

コメント

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)