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2006年09月08日

Ballade Carignan-Grenache Vieilles Vignes 2004 Domaine Mas Lavail Vin de Pays des C?tes Catalanes

vins9-07.jpg南仏はスペインとの国境に近いペルピニャンからカルカッソンヌの方に向かう途中にあるモーリーという町にある生産者です。ネットで調べると6.5ユーロで販売されているようですがヴァン・ド・ペイも随分高くなったものですね。ラベル右側に結構詳しく説明がありますが要は「樹齢50年以上のカリニャンとグルナッシュを手で摘んで造ってある」と云うことが特徴でしょうか。モーリーと云えば天然甘口ワインの生産地として有名ですがこのヴァン・ド・ペイは至って辛口です。なで肩のブルゴーニュタイプのボトルにキャップは金属製のしっかりしたもの(樹脂のペラペラの物は大抵旨くありません)コルクは良質のスタンダードサイズ45ミリ。グラスに注ぐと綺麗な赤紫色を呈していて香りはカリニャンのアロマがグルナッシュを抑えているようです。

味わいは最初は頼りない位ですがじわじわと深みが出てくるタイプで私は好みであります。最初のアタックが強烈だと飲むに従い飽きてくるのですが、一口だけ飲んで判断する素人的な買い付け人が多いのでそういったワインばかりが輸入されてしまっているのが現状です。残留亜硫酸も殆ど感じられないですし果実味豊富ながらキリッと締まった辛口なので料理には合わせやすいと思います。
そうそう、忘れてました一昨日開けてヴァキュヴァンしていたワイン。ヴァキュヴァンしたら内圧が下がっているはずなのにプシュンとも何の反応なくゴム栓は外れグラスに注ぐと亜硫酸は完全に抜けています。で、ワインはと言うとカベルネフランの青臭さに茎を潰したような匂いと表現したらよいのでしょうか、味は薄っぺらくとても偉大なワインなどとは申せません。減圧したら中に溶けていた何かが抜けたのでしょうか、イタリアワインにはこの手のものが多いのは事実であります。

posted by:Georges :

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