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2006年09月01日

Clemente Ⅶ Chianti Classico Riserva 2001 Castelli del Grevepesa

vins9-01.jpg見るからにクラシックで重そうなワインです。裏ラベルには葡萄品種が記されていますが今時こんなワインもあるのですね、その品種名はサンジョヴェーゼ、カナイオーロ、マルヴァジーア、そしてトレッビアーノも入っているとのこと。このワインを造っているのはかなり規模のデカい共同組合であることは以前書きました。さて、冷蔵庫に昨日買った鰆が残っていたので塩焼きに、この時期なのに結構脂がのっていて旨そうです。焼きたてにエクストラ・ヴァージンを振ってワインと合わせたら・・・

 あきまへん! 魚臭さが強烈な嫌みになってしまいNG、ところがここへ大吟醸龍力「米のささやき」をもってくると何と魚臭さが消え魚の脂とよく調和するのです。即ち「鮮度の落ちた魚を焼くとワインは合わず日本酒が合う」ということになります。余談ですがこの日本酒の箱には「日本の『ロマネコンティ』・『モンラッシェ』をめざす吟醸酒づくり」と明記されています。何を目指したいのか私には理解しかねますが・・・・
気を取り直してアーリオ・オーリオにフレッシュトマトと茄子のスパゲッティを造りワインと向かい合うと何と実に美味しいではありませんか! このワイン昔のキアンティのファンならば受けること間違いないと思います。ノスタルジックでクラシックな雰囲気を醸し出していてオリーヴオイルたっぷりのパスタには良き友となるでしょう。

posted by:Georges :

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