トップページ > 食べ歩き > 京都は百万遍のとある中華

« Seresin Leah Pinot Noir 2004 Marlborough NZ | トップページ | Marsannay En ?chezeaux 2004 Domaine Philippe Charlopin-Parizot »

2006年08月03日

京都は百万遍のとある中華

ワイン大学古株メンバー数人で、最近売り出し中のライター超お薦めの中華に行きました。このライターの食に関するレベルは先日のブログにて公開しております。大勢の料理人と親しく付き合っているように振る舞う人物が実は全くの味オンチであるということを自ら証明しているように私は感じました。ブログと言うモノ、食に関する情報は早くて有り難いと思えるものの、その著者の味覚レベルが分からないので困ります。以前友里氏にすり寄っていた京都のブロガーは最近京都に関する本を出版したかと思うとオールアバウトのライターとしてペンネームを使って記事を公開し出しました。しかし自ら悟ったのでしょうか、今まで公開していたご自分のHPを消去して新しく刷り直そうとしているのです。この人物はとある居酒屋を絶賛していましたが友里氏にぼろくそに書かれたのが原因なのか彼に見切りをつけ、とある大学教授に身を寄せ始めました。ハイハイQさんのHPでお馴染みの例の先生であります。


話が逸れましたがこの中華、私は全く評価できません。材料は何処にでもある素材ばかり、価格だけ突出したフカヒレなどは誰もこの店では頼まないはずであります。先ず豚バラと胡瓜の前菜、思い切り入れられた化学調味料で先ず舌が痺れてしまいました。私はNO・MSG派なので化学調味料は拒否反応が現れます。他の皆さんの手前、食べない訳には参りませんので渋々食しましたがとても評価できる水準ではありません。日頃祇園の名店を食べ歩いている人がこんな中華を絶賛するとは信じがたいことであります。恐らく祇園の料理も分かっていないと考えます。料理長からの説明をまともに受け、それに装飾語を鏤めてブログにしているだけなのでしょう。もちろん人それぞれ味覚は違うもの、安ければ良しとする人も大勢おられるのでそういう人達には貴重な情報かも知れません。
という訳で四条京阪まで戻り大阪から進出の川端の焼鳥屋へ。比内地鶏の胸と腿のタタキをそれぞれ一皿ずつ、青森の鴨を食し、萬膳をロックで飲みました。比内の胸はイマイチでしたが腿は本物、青森の鴨はロースでしたが時期も時期なのでこれもイマイチ。添え物のスパイスが原了郭のものだったのが救いでしょうか。まだお客の入りは疎らですが、店員の態度はあまり良くありません。焼き鳥なので苦言を呈しても仕方無いかも知れませんが喫煙者が多く早々と退散しました。
で、家に帰ってパソコンをいじっていると「ほほう!」と感心するブログがありました。この方のブログはかなり前から見させて頂いておりますが今日のはとても共感の覚えられる内容です。ワイン関係の翻訳本を見ているといつも思うことですが彼女は鋭く指摘しておられます。どこかの翻訳屋家業からワインのインポーターに変身している人など見習って欲しいと思います。

posted by:Georges :

コメント

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)