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2006年07月23日

Chateau de Francs “Les Cerisieres” 2003 AC Bordeaux-C?tes de Francs H?brard & de Bo?ard

vinsjuillet-019.jpg昔はアートラベルだったと思いますがこれはあまり愛想のないエチケットに変わっています。ピエール・リュルトンの前のシュヴァル・ブランのオーナーであったドミニーク・エブラールとサンテミリオンの復活したシャトー・ランジェリュース(今はアンジェリュース)のオーナー、ユベール・ド・ブーアールのコラボレーションであります。このプロジェクトは1985年に始まり1989年には既にギド・アシェットには掲載されていました。確か1990年は非常に濃いワインながら大変安かったように記憶しています。
さてこの「レ・セリジエール」という名前が付いたワインですがメルロー主体の早飲みワインに仕上げられています。果実味そこそこ、上品な樽のニュアンスもそこそこ、全体的なバランスもよく奇を衒ったようなところはありません。コート・ド・カスティヨンは昔は頭に「ボルドー」と付いたのですが、このアペラシオンはまだボルドーが前に付いたままです。ボルドーと付くだけで昔は随分売れ行きが違ったそうですが最近はどうなのでしょうか? まあそんなにべらぼうな価格ではありませんので好きな人は買っておくと期待は裏切らないでしょう。

ド・ブーアール氏と確かシャトー・クリネのジャン・ミッシェル・アルコート氏の息子にソムリエの田崎君等でテーブルを囲んだのは1992年(?)の今は潰れた社交クラブの宴。1985年のランジェリュースのマグナムに各人のサインがあるので間違いないはずであります。サンテミリオンやボムロールが取り沙汰されだしたのがこの頃のことです。しかしパリで右岸が流行りだしたのはもっと古く確か1970年代後半だったはずです。80年代には例のベトナム料理屋が大流行してあのクソ生意気な店主が大威張りしていました。一時はミシュランの一つ星を取っていたものの今では閑古鳥が鳴いているのではないでしょうか? ワインだけが取り柄の店というのはそんなに長続きしないのが美食の都パリであります。我が国ではワインの文化が低いからでしょうか奇妙な串カツ屋が未だに流行っているとか・・・。私など昔の買い付けの仕方を目の当たりにしているので行く気にもなりません。

posted by:Georges :

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