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2006年07月01日

Bourgogne Chardonnay 2002 Domaine de Courcel

vinsjuillet01.jpgセラーの一つのサーモスタットが壊れ、恐らく中の温度が上がったり下がったりを繰り返し気が付いたときは5℃まで下がったままでした。コルク栓の大きな欠点はこうした場合に栓の意味を成さないことであります。即ち温度が上がったり下がったりするとコルク栓は動いてしまう訳です。実際にキャップシールから飛び出していたのが2本、その内の一本がこのワインです。以前取り上げましたがかなり前のお話しなのでもう一度登場させますが「赤屋の造る白ワイン」は結構美味しいものがあります。逆に「白屋」が造る赤ワインに旨いものは殆どありません。このドメーヌ・ド・クールセルはポマールの赤屋であります。ポマール最上とも云われる Grand Clos des Epenots の殆どを所有していますが旨いのは実は他のプルミエ・クリュです。何かって・・・・ それはワイン大学に参加されたらお教えしますよ。
アペラシオン・ポマールで、その特徴を感じられる造り手と云えばこのド・クールセルが最右翼でしょう。畑は8ヘクタール程のピノ・ノワールだったはずですがいつの間にか白用に畑を購入したのでしょうか、シャルドネを造るようになりました。
この白ワイン実に良くできています。コルクが半ば抜けそうになっていたにも拘わらず生きていました。色はグリーンがかなり強い黄金色、香りはお化粧なしのシャルドネのフレーバー、残留亜硫酸は全く感じません。味わいは果実味濃厚でしかも辛口、私好みの味であります。市場には滅多に登場しないものの見つけることが出来れば是非飲んで頂きたい一本であります。

ビストロ・プルミエのホワイトアスパラガス、多分今年最後の入荷になるかも知れませんが結構太いのが入ってます。湯がき立ての太いのが3本で1000円という安さ、5本なら1500円とさらにお得! ホワイトアスパラガスのフルコース¥5000というのもあります。近鉄奈良線八戸ノ里から南側の信号を東へ徒歩5分ほどの場所ですのでお近くの方は是非ご賞味下さい。最後の最後、木曜日6日に入るかも知れませんが収穫できるかどうかは分からないとのことです。ビストロ・プルミエ TEL. 06-6727-2123 水曜定休 茄子とホワイトアスパラの冷たいスープ、旨い!

posted by:Georges :

コメント

ホワイトアスパラガス、美味しいですよね。
こっちでは3月下旬から5月下旬まで出回りますから、1週間に2回は食べてました(笑)。
日本でのホワイトアスパラガスは非常に高いんですね。やはり空輸するから運賃と税金でしょうね。こっちは1キロが安いときで600円。高いときで1200円くらいです。

投稿者 Midoc : 2006年07月04日 10:13

どーも、遠い国からのコメントまことに有り難うございます。このレストラン、小生が毎日通っても飽きること無いビストロなのです。アスペルジュ・ブランシュはフランスからの輸入品ではなく、北海道は追分町という農家の女性が育むもので多くのレストランで売られる価格より随分安いと思います。ワインと同じで探せば安くて旨いところが必ず見つかるものです。

投稿者 Georges : 2006年07月04日 10:13

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