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2006年06月28日
Vire-Clesse l'Epinet 2004 Domaine Sainte Barbe
私が慣れ親しんだ名前はマコン・ヴィレ、しかし今は村名付きマコンから独立してヴィレ・クレッセのアペラシオンを獲得しています。マコン地区でヴィレ・クレッセが単独のアペラシオンを宣言されたのは1998年11月4日ですが、ヴィレが取り上げられるようになったきっかけはドメーヌ・ド・ロアリー(アンリ・ゴヤール)によるところが大きいと思います。ジャン・マリー・シャランが造るマコンについては先日述べましたがこのヴィレ・クレッセは樽醗酵樽熟成のものです。さてこのワイン、先ず色は緑がかった黄金色で輝きがあります。香りは蜂蜜のようなニュアンスを感じ樽の嫌みはありません。口に含むと綺麗な酸と甘みがバランス良くまろやかという表現がピッタリでしょう。タンク熟成のものよりは甘いですがそんじょそこらのコート・ドールの馬鹿高いワインと比べても何の遜色はありません。有名ドメーヌ物が幅を効かす日本のワイン市場では受け入れられにくいと思われますがワインを知る人達にはとっておきの白ワインとなることでしょう。
posted by:Georges :
コメント
いつも楽しく拝見しております。マコンの白は手頃な小売価格ですし、大好きなワインです。
お気に入りはケース買いして夫婦で楽しんでおります。今回、紹介戴いたジャン・マリー・シ
ャラン、ネットで探したのですが見当たりません。こういう場で恐縮ですが、購入先教えて戴
けないでしょうか?
投稿者 メルロ : 2006年06月30日 09:31
このワインはネットで売る程輸入されているとは思えません。タカムラなどモトックスに強い販売店なら扱うかも知れませんが昨日発売されたばかりですので、恐れ入りますが親しい販売店にご相談下さい。
投稿者 Georges : 2006年06月30日 09:31