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2006年06月21日

Vin d'Alsace Tokay Pinot Gris Cuv?e des Pr?lats 2004 Domaine Paul Ginglinger

vinsjuin-009.jpgアルザス・ポール・ジャングランジェのトカイ・ピノ・グリ・キュヴェ・デ・プレラ、直訳すると司教のキュヴェでしょうか、今回輸入された一連のジャングランジェの最後のワインです。まずはコルクですが天然で、ミュスカだけが人造コルクでありましたが何か意味があるのでしょうか? グラスに注ぐと気泡は殆ど出ません。色は比較的薄く一連の中では最も黄金色に近い感じ。香りはやっとトロピカルフルーツのそれで柑橘系は感じられません。味わいは私にとってはへヴィ、重たいですね。好みでしょうがこういう甘いワインは食べ物と合わせるのが非常に難しいと思います。ワインは食事と共に楽しむものであり個性的な味を主張するワインよりあくまで脇役に徹するワインを好むのは私だけではないはずです。輸入元の資料によると「平均樹齢30年のトカイ・ピノ・グリ 100 %、土壌は粘土石灰質、栽培面積は1.30 ha、収量は65 hl/ha、生産量は11,000 本、醸造は大樽醗酵 & 熟成5ヶ月」とのことでありますが最も葡萄品種の個性が感じられた一本であると思います。
さてワインとは関係ないお話し、36年ぶりに高校時代の同級生との再会で南のイタリアンを訪問しましたが残念ながらお料理は評価するに至りませんでした。隠れ家的な地下のお店でしたが端っこがひっついたパスタを食べさせられたのは凡そ10年ぶりでありました。客層は所謂同伴出勤前のカップルが大半でお決まりの時間になれば音もなくスッと消えて行かれましたが次に入ってきたのがタバコを手放せない女性を含む数人の集団、慌ててそのそばを去ったのは云うまでもありません。

posted by:Georges :

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