トップページ > ワイン日記 > あまて鰈

« 宮崎産黒毛和種4番 | トップページ | Nuits-Saint-Georges 1'er Cru 2000 Domaine Prieur? Roch »

2006年06月03日

あまて鰈

土曜日は淡路の岩屋から魚屋さんが車で行商に来ます。今の時期旨いのは鰈の類、中でも岩屋のあまて鰈は分厚い身が付き重さ600~700グラム位のものがベストでしょうか。頭を落とし内臓を取り5枚におろしてもらいます。食べられるところは全て食べてしまうのが家庭料理の基本だと思います。

フィレにした鰈は冷蔵庫の野菜室に入れておくと夜まで活かったまま保管できます。フィレは薄造りにして大皿に並べ、ゲランドの塩、フルール・ド・セルを細かくすりつぶし振り掛けしばらく置くと水分が浮いてきますのでペーパータオルで拭き取ります。バジル、ディル、セルバチコなどをあしらいエクストラ・ヴァージンをかけると豪華な鰈のカルパッチョの完成です。好みでレモンを搾っても良いとは思いますが、透明の身が白くなり舌触りがざらつくのであまり好みません。
頭は半割して中骨と肝と共に蒸し焼きにします。フライパンにオリーヴオイルとニンニクのアッシェを入れ極弱火で香りを出し、強火にして塩胡椒した魚を入れ表面を焼いてから日本酒を振り掛け蓋をします。白ワインだと酸っぱくなってしまいますが日本酒だと丁度良い塩梅になります。
ワインはシャンパーニュ、ボーモン・デ・クレイエール社のグラン・プレスティージュNV、デゴルジュは2005年11月17日のもの。今日開けたボトルは極めて泡が細かく最後までものすごい泡立ちであります。門出のリキュールの量が少なく味はドライそのもの、鰈とハーブそれにオリーヴオイルとよく合います。

posted by:Georges :

コメント

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)