■ワインとピアノのある部屋 第一部

この写真については一切の処理をしておりません。色は明るい目の赤で業界では「浅い色」と呼んでおられます。濃い色は所謂「熱牛」の場合が多くハッキリ言って美味しくありません。照明で誤魔化される場合もありますが肉の色は薄い目を選ぶのがコツでしょう。私はこのハネシタを生で食べます。勿論しゃぶしゃぶ用に買うのですが生で食べると実に甘いときがあります。肉の等級はリブロースのところで決まりますがリブロースは良くても肩ロースがイマイチのときがありますし、反対の場合もあります。このハネシタは私の採点ですと50点。サシと呼ばれる脂のきめが粗すぎます。



一部をアップしますと良くお分かりの通り脂の入り方が均一ではありません。しかし私の経験では2番と判定された黒毛和種のハネシタ部分に実に細かいサシが入っていたことがあったのです。5番がだけが旨いとは限らない証拠であります。
昨日飲み過ぎたので今日はおとなしくレッジャーノの赤泡を飲みながらつまんでいます。ランブルスコ、慣れたら美味しいですよ。