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2006年06月25日

Champagne Mo?t et Chandon Cuv?e Dom P?rignon 1985

vinsjuin-011.jpg「こんなワイン買いました」じゃなくて貰ったワインのご紹介です。云わずと知れたドンペリですが私はワインを飲むようになってからこのシャンパーニュを避けてきたように振り返っております。もっとも飲んでない訳ではありません。バブル絶頂期は香港へしょっちゅう行っておりましたが当時はまだ伊丹の発着で何と生意気なことにFチケットで優雅に飛んでおりました。搭乗と共に用意されるのはこのボトルで行きのJL701便で在庫無くなるまで飲み続けたことがあります。帰りは出発時間の関係でCX502便を利用することが多くローランペリエ・グランシェクルでしたでしょうか、あまりハッキリとは覚えておりませんが・・・。
で、このドザージュ(門出のリキュール添加)の多いシャンパーニュはいつも申し上げるように好みではないのですが、当時の金満連中はことのほかこのシャンパーニュがお好きだったようで仕方なく飲んでおりました。「住めば都、慣れればドンペリ」だったかも知れませんが私は好きにはなれませんでした。ワインは飲み始めの頃、それを教えてくれる先生が一番重要であります。即ちその先生が間違った知識の持ち主だったら最悪の結果となり、とんでもないワインを旨いと信じ込んでしまいます。人間濃い味には弱いモノなのです。小さい頃に練乳の味を覚えたり、カルピスを薄めず氷だけ入れて飲んだりした人はワインにも同じように濃さを求めます。自然な味より濃縮された味に興味を持つのは殆どの人間に当て嵌まると思います。ですからパーカー・Jr.がウケる訳なのです。
さてこのドンペリですが出所は我がワイン大学メンバーのお一人松さんところの並行輸入のモノで、私の知人がお祝いに頂きながら「開け方が分からない?」と5年後に譲り受けた品。どうせ頂けるならもっと前に申し出てくれたらと思うのは贅沢でしょうか。

あの半年で辞めた料理人ですがそれほどの力量があった人物でしょうか? 私の経験は昨日述べましたが、美味しかったと思われる方がおられば具体的に料理名などご教示頂けたら有り難いと思います。焦げたブロッコリーですが本人自ら揚げていて黒く焦げたのを自分の眼で見てるのに付け合わせとして皿に盛るのですよ。この感覚が料理人として最低だと思う訳です。またこの店を褒めていた自称グルメライターのT氏はキュイエールのオーヴンを「わざわざパン焼き用を使って・・・」と云うくだりがありましたが、あのオーヴンは元々パン屋のとき使っていたもので新調した訳ではありません。褒め方一つで自らの無知を晒す訳なので注意が必要です。普通の料理人はパン焼き用のオーヴンなど使うはずがありません。

posted by:Georges :

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