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2006年05月21日

Champagne Beaumont des Cray?re Grand Prestige Brut NV

シャンパーニュが大の好物で趣味が昂じて何度もランスやエペルネまたアイ・シャンパーニュやアヴィズさらにはメニル・シュル・オジェールにまでも足を運んだものです。ボランジェには3度訪問しましたが他にはテタンジェ、クリュッグ、アルフレッド・グラシェン、ローラン・ペリエ、ジャック・セロス、ブルーノ・パイヤール等々数えたらきりがありません。私がサロンを(恐らく)初めて日本に紹介したのは確か1986年のことです。

vindujour-052.jpgシャンパーニュには人それぞれいろんな楽しみ方がありますがボランジェのアルヌー・ドートフォイユ専務から学んだのは「シャンパーニュの熟成は澱と同居している限り続くが、デゴルジュマンと共にその熟成は終了する」と云うことであります。即ちデゴルジュマンすればなるべく早く飲んだ方が良いという説を私は採っております。しかし英国に多いそうですが「シャンパーニュは瓶詰めされてから熟成する」という説を採る人が多くボランジェの専務は「困ったものだ」と仰ってました。「ボランジェには二つのシャンパーニュしかない、一つは我が社の手塩にかけたヴィンテージ物、もう一つはNVのスペシャル・キュヴェ、あとは頼まれて造ったピノ」と云う言葉も忘れてはいけません。グランダネ、RD、アネ・ラールRDなど元は同じものです。
あの高いモノはビジネス用シャンパーニュと云うことです。
その畑とはボランジェ本社のすぐ前にある一角とブーズィーにあるそうですが造っている本人曰く「高いだけが取り柄」とのつれない返事でした。
vindujour-050.jpgさてこのシャンパーニュ、スタンダード品よりワンランク上の物ですがシャルドネとピノ・ノワールがそれぞれ40%ピノ・ムーニエが20%という割合で造られ色は結構濃いゴールド、香りは熟成香が感じられますがひねてはおりません。泡は細かく味わいは濃いめ、従ってローストしたイチボなど肉料理によく合います。
でラベルの右下をよく見るとデゴルジュマンの年月日が記されています。これは2005年11月17日であることが読み取れます。ワインのボトルの何処かにいろいろな情報が記載されてあるのです。ペトリュスもそうですが出荷先や出荷の時期輸出であるならばどこの国へ出荷したかなどごくごく小さな文字やあるいはドットで記されているのです。シャンパーニュの楽しみ方については諸説いろいろあってどう飲まれても一向に構わないと思いますが、デゴルジュマンの日付は記載すべきだと考えます。

posted by:Georges :

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