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2006年04月15日

エフゲニー・キーシンのリサイタル

実に久しぶりのリサイタルであります。ベートーヴェンの第3ソナタと第26番の後、休憩を挟んでショパンのスケルッツォ全曲という玄人好みのプログラム構成なので聴衆もかなりハイレベルなのでしょうか。

あの可愛らしい面影はあるもののかなり太った感じのキーシン。さすがに上手です。ホロヴィッツが言ったとか「ピアニストにはユダヤ人か、ホモか、下手かのどれかである」のキーシンはどれに当て嵌まるのでしょうか?
ですが、ミケランジェリの若い頃の演奏と比べると第3ソナタを聴く限りキーシンが天才ではないことが伺えます。敢えてテクニックを控えて演奏しているようには見受けられませんがひょっとすると湿度が高いせいかも知れませんね。
スケルッツォでは聴衆が盛り上がり第4番を弾き終えたら「ブラヴォー!」と云っているのか叫び声があちらこちらから響きます。それから拍手喝采の中アンコールは延々と22時28分にまで及びました。ショパン・エチュード第4番、リストのハンガリア・ラプソディ、ショパンのワルツから2曲にマズルカにバッハ・シチリアーノなどいろんな曲を披露してくれました。
winediary-070awabi.jpgで、急いで家に帰りアワビをステーキにしました。殻付きのまま束子で洗い軽く塩胡椒してフライパンでソテーし、日本酒を振り掛け蓋をして蒸し焼きにします。さすがは漁師モノのアワビ、夜中まで元気でした。
winediary-073.jpgワインはこちらのソーヴィニョン・ブランですが残念ながら亜硫酸過多症候群のワインです。

winediary-072.jpg
詳しくは明日にさせて頂きます。

posted by:Georges :

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