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2006年04月14日

Flors di Uis 2004 Cuv?e da uve Malvasia istriana, Tocai friulano e Riesling renano DOC Friuli Isonzo Vie di Romans

先日から買っている一連のヴィエ・ディ・ロマンスのシリーズですがこれはフロール・ディ・ウィスというマルヴァジア、トカイ、そしてリースリングの混醸であることが裏ラベルに書いてあります。しかしワイン売り場に置かれているのは表ラベルしか見えないはずです。

winediary-068.jpg裏ラベルの貼ってあるところには往々にしてインポーターの裏ラベルが貼ってあり、剥がさないと見ることができない場合が多くこれは困ったことであると思います。フランスワインのように表に全てを記して頂きたいと願います。
winediary-069.jpgで、これがその裏ラベル。表では分からないけど裏を見たら分かるというのはイタリアワインには多いですね。
さて早速開けてみたのですが、まず色は問題ありません。薄い緑色を呈していますがその色は限りなく薄く見るからに果実味に欠けるようです。抜栓時のコルクの香りは最初ブショネかなと思いましたがグラスに注ぐとワインの香りはします。味はと申しますと重いですね、まったりと云うかしつこいと云うか樽の影響でしょうか? 私には辛く感じてしまいます。残留亜硫酸はかなりハイレベル、日頃亜硫酸レベルの低いワインばかり飲んでいるので敏感に身体が拒否反応を示しているのでしょうか?
こういう重いワインと言うモノ、私には何か葡萄以外のエキスを濃厚に感じてしまいます。これが熟成してまろやかになるとは思いません。
イタリアワインの多くにこういう傾向が見られます。
このワインは決して安くはありません。如何に醸造設備にお金をかけ、高価な樽を使って熟成させたとしても必ずしも旨いワインになるとは限りません。
「ロマネ・コンティと同じ樽を使っている」ワインがロマネとは似ても似つかぬワインであることが多いのはその証左であります。

posted by:Georges :

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