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2006年03月24日

最近の香港事情

5月の香港ヴィネスポに行こうと香港のレストランを検索していたら香港美食探訪にたどり着きました。このページの管理人さんは現在休養中とのことですが、レストランガイドなど実にご立派だと思います。私自身パスポートにハンコが押せないほど通った香港ですが中国に返還されてからやはりかなり事情が違ってきたようです。私が通ったのは今から約23年前から12年間ほどのことです。まずは香港島側湾仔の福臨門、そして新同樂、麗晶軒、凱悦軒、さらにはまだチムシャツイの確かモディーロードにあった頃の福臨門、半島酒店のスプリングムーン同じくこのホテルの正統派フレンチのガディス、農軒、麒麟金閣、それから金巴利道に移転した福臨門など数え切れないほどのレストランを訪問してきました。後年になって夏宮、農圃、満福楼、ユンキー(金偏に庸と書く字に記)、金葉庭とだんだんと好みが変わってきました。

で、このホームページを見ると何とその半数ほどの店が現在閉店しているとのことです。いやいや実に驚きのことです。フレンチの技法を取り入れた周中氏の凱悦軒、ペニンシュラ隣の地下にあった環龍閣、大変良く繁盛していた醉湖海鮮酒家、そしてあの栄華を誇った麗晶軒まで閉店しているとのことです。もっとも麗晶軒は現在名前がYan Toh Heenと変わって同じ場所で営業しているとのことですが私にとっては大変寂しいお話しであります。
香港ヴィネスポに行く日本人ワイン関係者は大変少ないそうです。展示会に出品する余裕がない生産者、ワイン造りに専念する真面目な生産者、注文を多く抱えている人気の生産者などはまずブースを構えるはずがありません。売れないワインを山ほど抱える生産者なら豪華なブースを持つであろうと思われますが、しかし数年前の香港ヴィネスポで出会ったピカン氏の息子さんの例などもありますので「行っても何もない」ことは無いはずであります。
為替を考えたら行くか行かないかはかなり微妙ではありますが・・・

posted by:Georges :

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