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2006年02月13日

C?tes du Rh?ne Roche Sauve 2001 Domaine La Favette

wine-diary-088.jpg珍しくネットで見つけたお店に訪問することに。とある鱸があるとのことで伺いましたが勿論今はシーズンオフ。その代わりにプリプリの殻付き牡蠣が生で出てきました。「生牡蠣にはシャブリ」誰が云ったのか知りませんが、合わないのはシャブリだけではありません、「五郎」とかいう芋焼酎との相性も良くありませんね。しかしこの生牡蠣はとてもレベルの高い旨いもの。できればお醤油は不要でしょうと申し上げたかったのですが、初対面でいきなりは申せません。
そのあとおつまみは島らっきょうと豚頬の干物、そしてお目当てのピッツァ・マルゲリータはとても大きな迫力ある一皿。底が所々焦げていることを除けば私は好みの味であります。そしてボードのメニューから馬刺しのバラを注文しましたがなかなかの美味。薩摩地鶏のタタキも胸肉と腿と両方頂けて格安な価格設定で満足の味。今日は焼酎三昧で終わろうかと・・・。

この店のマスターは何とピアノの先生。ディヌ・リパッティとアンセルメの指揮によるシューマンのコンチェルト、リヒテルの1966年頃の実況論音のCDなど聴かせて頂き大満足。リストのロ短調ソナタを最後まで聴けなかったのが残念。しかし西宮北口にたどり着いたらやはり箕面行き最終接続便に辛うじて乗車できました。最後まで聴いていたらタクシー代が高くついたでしょうね。正解正解!
で、家に着いてとりあえず一杯だけと思って開けたのがこのワイン。裏ラベルを読むとヴィエイユ・ヴィーニュのカリニャンだけで造られているというこのワイン、12ヶ月の樽熟成ですがそんなに樽樽していません。果実味が凝縮されている割に変な甘さもありません。かなりハイレベルだと思います。Philippe Faure という人物が造るこのワイン、ボトルも重たい物を使ってますし今後期待できる生産者であると見ました。

posted by:Georges :

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