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2006年01月02日

Morey-Saint-Denis Clos de la Bidaude Monopole 2002 Domaine Robert Gibourg

060102.jpg La Bidaude という名前の畑は 2ha63a49ca ありますが、この「クロ」が前に付く畑の詳細は分かりかねます。裏ラベルには畑の位置が記されているので同一だとは思いますが、クロで囲まれているかどうかは不明です。赤白両方とも存在するはずですがこのワインは白ワインです。
ロベール・ジブールは赤の生産者だと思っていたのですが白も造っていたとは・・・ 開けてみると案の定、やはり慣れないことはしない方がよいと思います。

白ワインで緑色の消えているモノに果実味は残っていません。樽の余分な影響だけが出しゃばっていて評価するに及びません。白ワインで樽熟成に耐えうるのは余程濃厚な果実味を保っていないと無理だという訳です。然るにこういった樽熟成の白ワインは世の中に山ほど出回っております。こういうワインであれば熟成しても旨くなるはずがないにも拘わらず世間の評論家は点数を付けて飲み頃が何年先とか云っております。評論家が信用できないことが明白なのは1988年のブルゴーニュでしょう。ボルドーやイタリアは良かった年ですがコートドールは悲惨な年であったと記憶しております。
ワイン造りは上手な人もおりますが下手な人も沢山いる訳で上手な人に教えて貰った造り手はやはり上手に造りますが、料理と同じで下手な先生に教えて貰った醸造家はそれなりのモノしか造ることができません。
また赤は上手でも白は全く下手な人、またその逆のケースもありますし、年によって大失敗に終わることもしばしば見てきました。

posted by:Georges :

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