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2006年01月01日

Champagne Beaumont des Crayeres Fleur Blanche Blanc de Blancs Brut 1998

060101 日記をご覧頂いている皆様、明けましておめでとうございます。本年も何卒宜しくお願い申し上げます。
まず最初にこのHPはブログに移行致します。新しいURLは決まり次第お知らせ致しますので今しばらくお待ちください。
元旦はお休みですが明日二日から私は仕事です。朝からクードポールさんのお節でシャンパーニュを開けました。ボーモン・デ・クレイエールは最近リュット・レゾネで葡萄を栽培していますが別にラベルにはその記載がありません。やたらと有機栽培を宣伝するところにろくなワインがないのはいつも申し上げている通りです。
ここの特徴はやはりプレスではないでしょうか、一番搾りしか使わずソフトプレスなので葡萄の種などが潰れてえぐい味がでることがありません。本拠地はエペルネ郊外ですがすぐ南側にはシャルドネの宝庫「コート・デ・ブラン」が広がっており高品質のシャルドネをふんだんに使ったこのプラン・ドゥ・ブランは最近の一番のお気に入りとなっています。

泡は細かくいつまでも続きドライな中にくっきりとした旨味成分が感じられます。色は綺麗な青みがかったゴールドで香りはとても上品です。
シャンパーニュはブランドビジネスの典型です。名前さえ売れれば大儲けができます。ですから映画などに頻繁に登場する訳です。葡萄の価格は決められていますからグラン・クリュの例えば Ay-Champagne のピノ・ノワールはそこそこの価格はします。しかしその原価はいくら高くても5ユーロを超えることはありません。ですから数年間寝かせることを考慮して、一般的な生産者であれば定価は4000円から7000円が妥当であると言えます。
ジャック・セロスなど私が初めて日本に紹介したときなど安い値段のシャンパーニュでしたが今は恐ろしい程高い価格になっているではありませんか! 常識ある定価で普通より遥かに旨いシャンパーニュがありますが名前が通っていないため誰も買わないのであります。雑誌が騒ぐシャンパーニュにどれだけ旨いモノがあるのでしょうか?

posted by:Georges :

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