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2006年01月03日

Chateau Bel Orme Tronquoy de Lalande 1975 AC Haut-Medoc と Bourgogne 2001 Domaine Emmanuel Rouget

060103.jpg お正月に託けて毎晩飲み過ぎでしょうか、75年のボルドーを開けてしまい、ついでに未だ開けるべきではない若いブルゴーニュまで開けてしまいました。
まずボルドーですがこれは先日のソシアンドマレと同じ村のワインです。サン・スーラン・ド・カドゥルヌという村は長熟に向く葡萄の産地なのでしょうか見事な保存状態です。約一ヶ月ほど立てて置いてそれから寝かせておりましたが、澱は殆ど舞い上がらず色こそエッジはオレンジでありますが綺麗な石榴色を呈し輝きがあります。香りはどちらかと云うとサンテミリオン系のメルローやフランの類のような感じがします。飲み口は大変良くあっという間に空けてしまいました。

輸入元の説明では「シャトー・ベル・オルム・トランコワ・ド・ラランドの28haの畑は3区画に分かれています。1つ目は深い砂利質、2つ目は4~7mの深さの砂利質、3つ目は粘土砂利質。 ワインは深い色合いで、大変タンニンがしっかりしています。その為、長熟に向いており、今回の'75年も骨格がしっかりした仕上がりになっています」とのことです。セパージュを調べると「メルロー 60 %、カベルネ・ソーヴィニヨン 30 %、カベルネ・フラン 10 %」とのことでやはりメルローが多かったのです。このワインは定価で何と驚きの5500円。今年と言っても未だ三日しか経っていませんが恐らくトップのコストパフォーマンスでしょう。
次のブルゴーニュはあまりにも有名になってしまったルジェのモノ。私が80年代から90年前半によく伺ったH.Jayer氏のセラーにはいつもこの甥っ子の樽を見掛けました。ERの焼き印は全てこの甥っ子のワインで当時はジャイエー氏の管理であったことは確かです。恐らく原価は15ユーロほどするのでしょうが納得の味わいです。
で、この2001年ですが大変良くできています。久し振りに旨いACブルゴーニュに出会った感じであります。

posted by:Georges :

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