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2006年01月11日

Domaine Madegas 2003 Vin de Pays des Cotes Catalanes

wine-diary-060111.jpgシンプルなエチケットですがよく見るとアルコール度数が14.5%とかなりのレベルまで上がっています。生産者は Philippe Dubois と云う人物、どこかで聞いた名前ですが思い出せません。輸入元の資料によると「ジスクールの元醸造家が自然な造りを求めて移り住んだルーション。プピーユの天才醸造家カリーユ氏をコンサルタントに迎え濃縮度とエレガンスの見事なバランスを見せています」とあります。
さて早速開けてみましたが抜栓した途端甘い香りが漂ってきます。色はさほど濃くありません。グラスに注ぐとやはりグルナッシュの葡萄の香りが立ちこめます。で、ほんの少し口に含むと「メチャ甘い・・・」ではありませんか、これは甘口ワインに分類すべきかなりの糖度があります。モーリーやヴァニュールスとは云いませんがこれ程甘いと食事に合わせるのは難しいでしょう。

ですからこれはワインバーなどで、あまりワインを飲み慣れていない女性などには歓迎されると思います。ブルー・ドーヴェルニュやゴルゴンゾーラなどのブルーチーズと合わせるのは良いかも知れません。フランスではロックフォールチーズにシャトー・ディケム等のソーテルヌを合わせることがありますが、これは現地のロックフォールは実に甘さがあり全く塩辛くないから合うのであって、日本に輸入されるあの塩辛いロックフォールとは全く別物であります。
昔と比べワインの輸入環境はかなり改善されたためヨーロッパで飲んでも日本で飲んでもさほど変わりありませんが、チーズに関しては時代にそぐわない輸入規制があるのでしょうか、本場で食べるものと輸入品では全く性格が異なることを知って頂きたいと思います。

posted by:Georges :

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