トップページ > 演奏家 > エフゲニー・キーシン ピアノリサイタル

« クレープ・シュゼット | トップページ | Le Nid de Mas Marsanne 2004 Vin de Pays d'Oc Mise en bouteille par Les Domaine Paul Mas »

2005年12月24日

エフゲニー・キーシン ピアノリサイタル

2006年4月15日土曜日と先の長いお話しですがキーシンが久し振りにやってきます。天才少年と騒がれた彼も今は立派な大人のピアニスト。曲目はベートーヴェンのソナタ第3番と26番、ショパンのスケルッツォ全4曲という玄人向きのコンストラクションです。
ベートーヴェンの26番「告別」は比較的有名な曲なのでご存じの方も多いと思いますが第3番はとても技巧的な曲で指示通りのテンポで弾くことは至難の業とされています。アルトゥーロ・ベネディッティ・ミケランジェリは恐ろしいほどの演奏をCDに残していますが、キーシンの演奏は非常に興味があります。
ショパンのスケルッツォ第1番は先日ポリーニを聞きましたが、無難にまとめた極めて模範演奏でありスリリングな緊張感も何もありませんでした。やはり生演奏というステージは演奏者が限界に挑戦するような迫力が欲しいと思います。1953年にカーネギーホールで行われたホロヴィッツの演奏はとても素晴らしいと思いますが、キーシンはどんな解釈を披露してくれるでしょうか?
JCBは明日発売ですがABCチケットセンターでは既に販売しています。私はLA23の席を買いましたが今ならまだV1とかAA6など良い席が残っています。シンフォニーホールでのリサイタル、天才ピアニストはそう多くはいません。

posted by:Georges :

コメント

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)