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2005年12月31日

Franciacorta Saten Brut 2000 Ferghettina と Gevrey-Chambertin 1'er Cru Aux Combottes 2000 Domaine Jacky Truchot-Martin 

051231.jpg年末の最後を飾る食材は5番のハネシタと比内地鶏。ワインは表題の2種類です。今の時期、やれベカスや雷鳥、野ウサギ等の狩猟モノを食べないとフレンチに非ずと言いたげな人種が幅を効かせていますがジビエがそんなに旨い食材でしょうか? 鶏や牛肉の旨いモノを知らずしてジビエを語るべからず。
フランス人曰く「日本人は大変有り難いお客様、我々が目を背けるようなモノでも全部買って頂けます、こんなジビエでも・・・」食べたことのない物を判断する能力は備わっていない筈、ワインも同じ事が言えます。教えて貰う先生が悪いととんでも無いモノを旨いと信じ込んでいる人たちを何人も知っています。

私は初めてフランスに行ったのは1976年のことです。それから80年代全般、90年代初めまで何度も何度も訪問しワイナリーや☆付きレストランを経験して現在に至っております。本当に美味しい食材は何であるかということもずっと研究しております。
イベリコ豚が騒がれていますが銘柄豚でなくても旨い豚は存在します。しかし最も味の差があるのは鶏でしょう。名古屋コーチンが旨いと信じる人は勿論沢山いらっしゃるでしょうけど本物の比内地鶏を食べずしてそう信じるのはもったいないことだと思います。
さてこのイタリアのスパークリングワイン、原価は並のシャンパーニュを上回る非常に高いものですがやはり瓶内2次発酵時の温度が高いのでしょうか泡がそれほど細かくありませんし長続きしません。やはり泡物はフランスのシャンパーニュかクレマン・ド・ブルゴーニュの方がリーズナブルでしょう。
次のブルゴーニュはかなり前に池原商店さんから頂いたものですがテイスティングが遅くなってしまいました。残念ながらワインは吹きこぼれていてキャップシールは回りません。色はかなり薄い目のオレンジがかった石榴石の色。香りは独特ですがこの香りをもってジュヴレイとは判断しにくい香りです。味も個性的でかなり甘い目、ワインとしては良くできていると思いますが原産地が何処であるかと聞かれれば答えにくいでしょう。

posted by:Georges :

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