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2005年11月07日

Pouilly Fume 2004 Domaine Tabordet

1107wine.jpg今日発売されたばかりのプイィ・フュメで早速飲んでみました。柑橘系の香り高いものと想像しましたが、ミネラルたっぷりの濃厚な味にちょっと驚きました。
輸入元の説明によると「イヴォンとパスカルのタボルデ兄弟が1981年に設立したドメーヌ。父のレイモンはサンセールに畑を持ち、ワインを生産していましたが、兄弟が1981年にプイィ・フュメに畑を購入し、現在のドメーヌ名になります。
サンセール(6ha)とプイィ・フュメ(7ha)に所有する標高200~220mの畑で、リュット・レゾネを実践。農薬や除草剤、化学肥料などはほとんど使用していません。
10℃でデブルバージュを行った後、16~18℃で約2ヶ月かけて醗酵するため、非常にクリアーなワインを造り出す生産者です」とのことです。

私はロワールの白を味わうときかなり強めに冷やし、徐々に温度が上がるようにしながら味香りの変化を楽しみます。低温の時はキリッと締まっていても温度が上がると甘ったるくぼけてくるワインが多い中、このプイィ・フュメは温度が上がるとますますミネラル感が強くなります。独特のスモーキーなフレーバーも同じく温度が高くなるとはっきり現れてきます。
定価が2600円なので有名なバロン・ド・Lの1/3以下です。アペラシオンの特徴がよく出ているのでお薦めです。

posted by:Georges :

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