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2005年10月04日

Chateau Poupille 2001 AC Cotes de Castillon

1004wine.jpg 10年程前だったでしょうか、静岡の出来たてほやほやのインポーターが騒いでたワイン、それが当時ペトリュスと比較しても引けをとらないと云われたプピーユのことでした。素早く嗅ぎ付けたのが若い人向けの雑誌やさらには新聞までも結構大きく取り上げたものでした。
当時そのインポーターの広告を見て思い切り笑ってしまいました。コンテナーに平積みされたワインの箱、一睡の余地もなく積み上げられていますがその広告には「リーファーコンテナー使用」と堂々と書いてあります。普通リーファーコンテナーでワインを運ぶ場合、パレットを使い風通し良いように間隔を開けて配置し冷気が循環する訳で、隅々までぎっしり詰め込むような事は断じて致しません。こんな宣伝をしたら嘘丸出しになってしまいます。
またこのテイスティングを務める女性は当時香りだけでワインを判断するという特技を持っておられたようですが、最近余り話題に上りませんね。

で、つい最近のお話しですがこのプピーユの若きオーナーがサンプルを携え大阪のインポーターを訪問、正式の契約をしたと聞き早速飲んでみる事にしました。まずはセカンドというか新樽熟成をしないシャトー・プピーユから。
ブドウ品種はメルロー80%、カベルネ・フラン20%で平均樹齢は30年、熟成は古樽とタンクで18ヶ月とのことですが実に上手に造ってあり、果実味濃厚で酸と甘さのバランス良くタンニンもシルキーで邪魔になりません。今飲んでも十分楽しむ事の出来るワインです。

posted by:Georges :

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