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2005年10月11日

Chateau Carbonnieux Blanc 2002 AC Pessac-Leognan

1011wine.jpgカルボニューは昔から「紅白」のワインセットとして使われてきたのでよくご存じの筈です。このシャトーの起源は大変古く西暦1234年あるいはそれ以前に遡るとのことです。僧侶の間でお酒が御法度だった時代には「オー・ミネラル・ド・カルボニュー」として珍重されたとかの逸話も残っているこの白ワインですが、1980年代は全て新樽熟成、しかしその期間は経ったの3ヶ月でありました。
しかし今はその作付け面積も43ヘクタールと増え樽熟成(新樽の割合は1/3)は10ヶ月とかなり長くなりました。葡萄品種はソーヴィニョン65%、セミヨン34%、ミュスカデル1%が植えられています。
個人的な好みを申し上げると昔の方が飲みやすかったと思います。価格的にも・・・
グラーヴの白ワイン、特にペサック・レオニャンの有名シャトーのワイン、最近の高値は異常に思います。定価で5000円を上回るほどの価値観を持たないのは私だけでしょうか? 名のないシャトーの方が余程価値あるように思います。勿論ドメーヌ・ド・シュヴァリエ・ブラン、クーアン・リュルトン、ド・フューザルなど素晴らしいワインもあるにはありますが・・・
ド・クリュゾー、ロッシュモランなどのペサック・レオニャンなら半値ほどですし、グラーヴACにはダルシャンボーやアルザック等比較すれば大差のない白ワインがいろいろあるはずです。
(写真は1999年をインポーターさんから借りました)

posted by:Georges :

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