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2005年10月12日

Bourgogne Aligote 2004 Vigne Plantee en 1929 Francois Mikulski

1012wine.jpg 裏ラベルには「ドメーヌ・フランソワ・ミクルスキ」と記載されていますが、これは全くの間違いです。表のエチケットの何処にもドメーヌの文字は見当たりませんし、Mise en bouteille par の後にフランソワ・ミクルスキと表示があるだけなので瓶詰めしたのがミクルスキということだけなのです。
Crozes-Hermitage の Alain Graillot も同じように、いつの間にかドメーヌ表示のないボトルが見受けられます。両者とも急に有名になったため生産が間に合わず、近所の名のない生産者のワインもしくは葡萄を買っているのではないかと思われます。
エチケットには1929年という樹齢76年という葡萄の木の表示がありますが、アリゴテ種という葡萄は古木の方が良いワインが出来るというお話は聞いた覚えがありません。
私の経験ではコート・シャロネーズもしくはシャブリの近所でしかこの種の葡萄の良いワインに巡り会ったことがありません。
色は青っぽくて健全ですがやはり香りに乏しく、味的にはこの種の葡萄特有のキリッとした酸味が全くありません。目隠しで飲んだらブルゴーニュ・アリゴテとは誰も感じないと思います。別に不味いという訳ではありませんので飲むには問題ありませんがアペラシオンの意味が無いように思われますので価値観は低いと思われます。

posted by:Georges :

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