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2005年09月11日

Jurancon Sec Chant des Vignes 2003 Domaine Cauhape

0911wine.jpgジュランソンの鬼才、アンリ・ラモントーの造る辛口の白ワインです。ジュランソンと言えば甘口のイメージが強いですが、甘口を極めたラモントー氏が今取り組んでいるのは「究極の辛口ワイン」かも知れません。
直訳すると「葡萄樹の歌」と名付けられたこのワインは確か2002ミレジムがスタートだったはずです。9月に収穫されるグロ・マンサン100%で造られる辛口は料理の材料を選びません。2003年はさらに辛口が洗練されてきたように思います。
ドメーヌ・コアペは、1980年に創立されました。ジュランソンACの中心から南西に臨む斜面の31haを所有し南西地方特有のぶどう、グロ・マンサン(gro manseng)種とプティ・マンサン(petit manseng)種を栽培しています。これらのブドウ品種は、山岳気候と海洋性気候をあわせもつこの地方に非常に適しています。ACではこれらの他クールビュ(courbu)種、カマラレ(camaralet)種、ローゼット(lauzet)種が認められていますが彼は今のところ使っていません。

日本では所謂ワイン評論家と呼ばれている方々は全く取り上げていませんが、ラモントー氏の造るワイン(複数)こそ最高のコスト・パフォーマンスを誇るワインであると敢えて私は申し上げます。

posted by:Georges :

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