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2005年07月18日

Chateau Tour Boisee a Marie-Claude 2001 AC Minervois

梅雨明けしても暑苦しい毎日が続きますが、「何もこんな時期に飲まなくても良い」と云われそうなワインを飲んでおります。
「流行りのワイン」という言葉、私は「日本だけで流行っているワイン」と付け加えます。ある漫画とかブルータスで騒いでいるワインがその類です。もう収束したようですが「ルーチェ」の馬鹿騒ぎなどその典型です。フレスコバルディとモンダヴィのコラボですが、まず目を付けたのが銀座コアビルのワンフロワを借り切っているイタリアン、次に前述の雑誌。イタリアンの付けた価格にビックリですが、それを喧伝した雑誌のワインの知識の乏しさには驚きました。「俺が書いたおかげでそのワインの値段が3倍になった」などと自慢する輩にワインライターの資格などあり得ません。

世の中には探せば美味しいワインが五万とあります。他人がいくら褒めても自分の好みかどうかは分かりません。ワインは嗜好品なので人によって好みが違うのは当たり前のこと。如何に数多くのワインを試飲しその中から良いものを見つけ出すのが本来の姿であると考えます。ライターの好みに自分の好みを合わす必要などありません。
さてこのワインの生産者ですが赤用に65ヘクタール、白に15ヘクタールの畑を持ち平均生産量48万本を造るかなりの大手です。この白ワインはマルサンヌがその殆どみたいですがバナナのような香りとやはり熟していないバナナの味がします。色は黄金色ですが凡庸という他言葉が見つかりません。

posted by:Georges :

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