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2005年06月11日

Saint-Chinian Camprigou 2003 Domaine du Tabatau

これこそこのドメーヌの一押しではないでしょうか? 1650円という安いワインながら実に楽しみな一本です。インポーターの説明によると「 A.O.C. サン・シニアンでブドウ品種 : グルナッシュ 54 %、カリニャン 28.5 %、シラー 15 %、ムールヴェードル 2.5 % 栽培面積 : 4 ha 生産量 : 11,000 本 醸造・熟成 : 70%除梗をしてから天然酵母で発酵。4週間のマセラシオン中、ピジャージュとデレスタージュを組み合せ繊細なタンニンと色素を引き出す。セメントタンクにて10ヶ月間熟成(樽熟なし)」との事。
若干の残留亜硫酸を感じるものの、色は大変綺麗な紫色を呈しています。一日立てておきましたが上の方は透明感のある見事な色合いでしたが無濾過のため半分も飲まないうちに濁ってしまい底の方は濁り酒状態に。飲む前に3日ほど立ててデカンターしてから飲むことをお薦めします。
香りの中に梅干しを感じます。クエン酸が多い証拠でこのワインは素晴らしく熟成することが期待できると思います。ワインは値段で選ぶべきではないというよい見本です。

posted by:Georges :

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