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2004年11月25日

毎週木曜日と第3水曜日は定休日

今日はワイン会なのでメニュー作りしている間、ラフマニノフのコンチェルトを聴くことにした。2番のモイセヴィッチは初めて聴くが、かなり達者な技巧の持ち主のようだ。録音は古く1955年の物。次に3番をアルゲリッチの1982年12月の録音、実況録音であるが実に聴くに堪えない演奏である。彼女は音楽を作り上げる能力に欠けているとしか思えない。極端に変えるテンポ、オーケストラや指揮者の表情は見えないものの、指揮者シャイィも困惑したに違いない。ピアノの技巧は達者であっても音楽性にかなりの疑問を感じるのは私だけだろうか?
次に2番のウィリアム・カペルを、1922年生まれの天才的ピアニストであるが31歳の若さでこの世を去った。1950年の演奏だが曲の解釈も実に明快、気持ちのよい演奏で聴いていても安心できる。比較のために同じく2番を今度はバイロン・ジャニスで。彼は唯一のホロヴィッツの弟子でこちらもスケールの大きい演奏ですんなりと受け入れられる。残念なことに1928年生まれの彼はどういう訳か1970年代から演奏活動をしていないそうだ。
1米ドルが102円台に突入している。100円を割り込むようになればすぐにでも香港に向けて出発しようと思う。しかしながら先日話を伺った青島にも魅力を感じる。陸亀のスープなるもの、一度飲んでみたいな!

posted by:Georges :

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