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2003年10月16日

Il Ghiottone 訪問

本マグロのタルタル、カンノーリ仕立て活けオマール海老と秋のフルーツのジュレ、キャヴィア添え盛りだくさんのアンティパストミストズワイガニと生雲丹を載せたジャガイモのパンナコッタ、ブロッコリーのソース 穴子のロトロのフリット、カポナータ添えバルサミコ風味子持ち鮎とルッコラ・セルバティカのスパゲティ シャラン産鴨の炭火焼きとフォアグラのパデッラ、フレッシュポルチーニ茸と栗のフライ添え パートフィロで包んだ焼きリンゴ、リコッタチーズのムース、蜂蜜のソース
 ワインはAgrapart Blanc de Blancs 1996, Gevrey Chambertin 1996
Domaine Drouhin-Laroze, Les Forts de Latour 1998
昔イル・パッパラルドのときに何度か訪問したがその頃は印象に残らない料理であった。しかし料理は大変進歩している。
驚いたのはパンナコッタ。ジャガイモの豊かな風味が生きていて実に美味しい。
添え物の魚介の類はむしろ不要。ソースは今なら黒豆の枝豆をピュレにした方が香りがあって良いのでは。
もう一つ驚いたのはスパゲティ。今の時期美味しい子持ち鮎を炭火で焼き頭と骨を除き身をほぐしスパゲティに絡めただけなのだが実に美味しい。アミューズのイクラの類は少し臭いのでもう一工夫素材を見極めて頂きたい。
メインの鴨も鴨のフォアグラもごく普通。もうひと味素材のランクを上げれば言うことなし。
デザートはショー・フロワのつもりだろうが今ひとつムースの温度が高い。全体にかなり味のレベルは上がっている。フロアのワイン担当女性の対応も素晴らしい。
気になったのは電話の呼び出し音が客席まで聞こえるのと男性客のマナーが悪い。
所謂同伴であるのは構わないが両肘を付いたまま猫背でナイフォークを使うのは見るに耐えない。もう少しお行儀良くして貰いたいと切望する。
もう一度訪れてみたいナンバー2の京都のお店。

posted by:Georges :

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