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1989年11月12日

朝食はルームサービスで取ることに、

コンチネンタルだがまず紅茶が旨い。次にクロワッサンだが焼きたての香ばしい香り、使うバターが違うのだろうが実に旨い。それと特筆すべきはオレンヂジュースのとびっきりの旨さ。フレッシュそのものである。
 食後パークレーンからオックスフォード通りと歩くがどの店も日曜なのでお休みである。次に地下鉄でバッキンガム宮殿へ。やたら日本人が多いが急に通行規制が行なわれ中からジャガーが数台出てきた。ダイアナ妃でも乗っていたのかな? 
 朝が実に素晴らしかったので昼食もホテルで取ることに。あのオレンヂジュースをラージサイズで頼みスモークサーモンサンドとかクロークムーシュ等をオーダーしたが凄い量に驚く。後で気付いたのだがここ(コーヒーショップ)の名物はランチ・バイキングのようでいつの間にかお客で一杯。次回の楽しみに置いておく。
 タクシーで Victoria 駅まで行き(3ポンド)ガトウィック・エクスプレスに乗る(5.5ポンド)およそ30分で空港へ、実に早い。 空港のショッピングコーナーでふと見つけたのが「立ち飲みジュース屋」注文と同時に数個のオレンヂがマシーンに運ばれ半分にカットされ絞られていく、旨い。
 航空会社は日本では聞き覚えのない Dan-Air 。ところがこの会社サービス抜群である。機材は737-200だが着席後すぐシャンパンが出てくる(Charles Heidsieck)で何杯もおかわりを勧める。スモークビーフと魚の簡単な食事だが赤ワインも出てくるしおしぼりのサービスも気持ちがよい。たった40分のフライトだがお勧めのダンエアーである。
 CDG-1へ着くが英国からの入国なのでEC圏のイミグレを通りすぐに外へ出られた。ステファン・ルオー氏が迎えに来てくれたので新婚のW夫妻と付き人の酒屋T氏をCDG-2へ迎えに行く。予定よりもかなり遅れて19:15頃3人と合流。宿泊先のサンジェルマン・アンレイへ向かう。メゾン・ラフィットの方へ行き少し行って左へ入ると La Forestiere 。入口を入って左手にホテル、右手にレストランというなかなかきれいな建物。一番奥の窓際に5席分のテーブルをキープしてくれた。白服のソムリエの態度がデカイ。リストからペリエジュエのプラゾンドフランス(380FF)
その後ルフレーヴのクラヴァイオン1983を頼む。状態はとても良い。フォアグラのテリーヌにBicheのローストをオーダー。テリーヌにはソーテルヌ(B&G)がグラスで付いてきた。メインは血を使ったソースで余り一般向きではなかった。紅茶がぬるいとか或いはグラスを倒されたりとか(詫びの一言もない)不満があったのでノーチップ。明日のために軽い目に済ませる。ミシュランにはサービスの善し悪しを示していないので困る。

posted by:Georges :

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