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2008年05月31日

Rossojbleo 2006 Azienda Agricola GULFI

8v0531.jpg申し訳ございません、今年の2月に既に書いておりました。重複しますが補足としてご覧頂ければ有難いと思います。まずこの生産者のHPですがエチケットに記載されているURLには残念ながらアクセス出来ません。今一度申し上げますがグルフィのHPはこちらです。トップページの最上段、AZIENDA VINI OLIO ・・・・ と並んでおりますが「VINI」をクリックして頂くと次の段に VINI ROSSI VINI BIANCHI と現れますので「VINI ROSSI」をクリック、最初に現れるのがこのワインです。画面の右側、上からですと3段目になりますが VIGNA SCHEDA VITIGNI DATA ANALITICI のそれぞれをクリックすると詳細情報を見ることができます。テクニカルデータは一番右の「DATA ANALITICI」をクリックした後 produzione 2006 をクリックするとファイルが開きます。

この生産者はワイン以外にオリーヴオイルでも有名ですがこちらはまだ輸入されていないようです。似たようなと云うかグルフィと名の付くオイルはいろいろ輸入されていますがこれは生産者が違います。生産者の名前が Azienda Agricola GULFI というオリーヴオイル、もし輸入されていたらご教示願いたいと思います。

さてこのワイン恐らく蔵出し価格は4ユーロまででしょう。世界中のワインの殆どが実は4ユーロから高くて20ユーロなのであります。もちろんもっと安いワインもあります。例えば私が好んで飲むイタリアの赤泡など2.50~3.50ユーロ程度、チリワインの殆どは1本いくらではなく1ケースで15ドル程度のものですから1本1.25ドル、今の邦貨に換算すると150円に満たない安い物であります。ブルゴーニュやボルドーは高級ワインの生産地で有名かも知れませんが生産する大半は実は先ほど申し上げた価格帯の物であり、高級ワインだけではないと云うことをご理解頂きたいと思います。必要なのはバランス感覚、1万円の食事に1本5万円のワインを注文するのは如何なものかと思います。レストランに申し上げたいことですけど、例えばディネのムニュが6000円なのにワインリストを開いたら8000円から1万円を超える物ばかり、たまに見つけた5000円のワインはと尋ねたら品切れというお店、料理がリーズナブルなのにワインが高すぎると思いませんか? ワインの知識に乏しいレストラン、いくら料理が美味しくても片手落ちとはこのことです。

前置きが長くなりましたが開けてみましょう。

まず裏ラベルに「06 07」の数字を見つけましたが恐らく 06 がヴィンテージで 07 が瓶詰めのはずであります。瓶詰めしてしばらくセラーに寝かせてから出荷するのは良心的な生産者では当たり前のことでしょう。以前にもご紹介しましたが栓は合成樹脂製、ですが数年で飲み切ってしまうのであれば私はこの方が有難いかと思うようになりました。開けるのは邪魔くさいですがブショネの心配はありませんからね。

グラスに注ぐと泡まで同じ赤紫色に色付いてます。昔86のムートン・ロッチルドを開けたときはもっと濃い色の泡でしたが普通泡は白く見えるはずのもの、エキス分が濃いのでしょうね。他の印象は2月とそう変わりありません。

土曜日ですので淡路からやってくる魚屋さんから蛸と鱸を買いました。蛸と胡瓜の山葵ポン酢和えと鱸は薄造りという晩飯の献立。鱸は良く活かっておりコリコリの食感で抜群に旨い。片身はムニエルに、鋳鉄のフライパンにオリーヴオイルでソテーするだけですがこういう活かった鱸を使うとレストランには行けなくなります。形より中身の旨さに私はこだわりを持ちたい。レモンも振らずソースも不要なのであります。皮も全て調理するのですが開けて塩胡椒して餅焼き網で炙ります。鱸は獲れるところによってかなり味香りが変わるので注意が必要ですが今日のは◎! ワインにも良く合います。

posted by:Georges :

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