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2007年06月22日

Sacra Natura D.O.Terra Alta 2005 Celler Piñol

7v0622.jpgシンプルすぎるエチケットですが、色だけで判別出来るので便利かも知れません。今大流行のオーガニックワインでラベルにもその説明がありますので「どうせ大したこと無いのだろう・・・」と思ってしばらく放置しておりましたがとりあえず開けてみることに。コルクは一連のセリェール・ピニョルと同じもので両端が天然コルクで中央部のクズコルクを固めたようなものをサンドイッチしてある構造の長さ45ミリです。液体に触れた部分は色付いてはいますが先日のドイツワインのような濃い色には染まっていません。グラスに注ぐと実に綺麗な赤紫色を呈しており香りは南フランスを思わせます。
生産者セリェール・ピニョルは輸入元の説明は前にも書いたかも知れませんが「設立は1945年。現在は4代目にあたるフアンホ・ガルセラ・ピニョル氏が中心となり、ワイナリーを運営しています。設立以来、長年に渡りペネデスの大手生産者『トーレス』社にバルク売りをしてきましたが、醸造学を修めたフアンホ氏が1995年よりワイナリーに参加、以来彼の発案で自社瓶詰めを開始」とあります。

ワインについては「テラ・アルタ D.O.、ブドウ品種 : カリニェナ 35%、メルロー 30%、シラー 20%、テンプラニーリョ 15% 、平均樹齢 : 18~40年、土壌 : 粘土石灰質、栽培面積 : 15ha、収量 : 32.5hl/ha 、年間生産量 : 65,000本(2006年は85,000本の予定)、醗酵 : ステンレス・タンク、熟成 : オーク樽熟成 7ヶ月(300L、新樽比率 50%)/瓶熟成 4ヶ月」との説明です。テラ・アルタとは生産地域の名称でこちらをご覧頂ければお分かりの通り最近になって制定されたワイン生産地です。次の葡萄品種についてはこちらをご覧ください。
細かいことはどうでもよいかも知れませんが、果実味が濃縮された味わいながら所謂刺激的な要素がありません。枝豆をつまみながら飲んでも違和感はなくスパゲティ・ボロネーゼともよく合います。6.25ユーロほどという高価なのが玉に瑕でしょうか、有名な地域と比べるとかなりの格安感はありますが日本での販売価格は2600円と微妙な価格であります。

posted by:Georges :

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