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2006年11月14日

Poupille 2001 AC Cotes de Castillon

v11-13.jpg一年振り位に飲んでみましたがさほど印象は変わりません。別に偏見を持っている訳ではありませんがコート・ド・カスティヨンのワインにはいつも舌先に感じてしまう粗いタンニンがあります。8~10ユーロもするならもっとシルキーなタンニンが欲しいところですがこの辺はまだ新しいアペラシオンなので仕方ないと云ったところでしょうか? 2杯目をグラスに注いでよく観察するとレッグの現れ方が弱いのと現れてもすぐ消えるのが気になります。香りはメルローの果実香、若干熟成はしているもののまだまだアロマティックであります。コルクは一般のボルドーよりは長目の50ミリで大変良質な天然コルクであります。

昔静岡の女性が騒ぎすぎたのでしょうか価格だけが先行した感を私は持ちます。もちろん酒質に関してはかなりのレベルであることは認めますが、私の判定としてはせいぜい味のレベルは7ユーロといったところでしょうか。エチケットにはそのアペラシオンが堂々と記されていますがつい最近までは頭に Bordeaux が付くアペラシオンだったことを忘れて貰ったら困ります。Bordeaux が付かなかったとした見向きもされないワインであったことを・・・・・。面白いことに肉じゃがに黒七味と一味を振り掛けワインと合わせてみると、摩訶不思議ワインがとても甘く感じるように変化しました。醤油との相性が良いのでしょうか? それとも和風香辛料との相性が良かったのでしょうか? どちらにしても美味しく感じられればハッピーであります。ワインは食事と共に楽しむもの、議論の対象にしたくはありません。

posted by:Georges :

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