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2006年09月05日

Gevrey-Chambertin Clos du Meix des Ouches 1997 Domaine des Varoilles

bouchon-007.jpgまずは昨日の続きです。ご覧頂きにくいかも知れませんが液漏れのコルクが左側、それに先だっていつもの赤泡のブションが右の恐ろしい形。比較的安物の積層コルクによくあるパターンです。瓶詰めの際、コルクは圧縮され瓶内に挿入されますがその時に剥がれてしまいこのような形になってしまったものと考えられます。いつも申し上げますが、シャンパーニュに於いて現在瓶内第2次醗酵にコルクを使用しているメーカーはごく僅かでクリュッグを始め殆どのところが王冠を使用しています。王冠で第2次醗酵が問題なく完了するなら当然市場に出すのも王冠をもう一度使えばよい訳で写真のような失敗もなくなるはずであります。市場に出すときにコルクを使うとブショネの発生もある訳です。実際、高級シャンパーニュでもブショネがあるのですが殆ど気付かずお客に供されているのが現状です。

vins9-05.jpgシャルツホフベルガーのシュペートレーゼは温度を下げるとますます良くなりました。香りはトリンバックのクロ・サン・チューンを彷彿させる鉱物質の先鋭なものに変化して色は青みが増したように感じます。当に恐るべしパワーを秘めた銘醸物であります。
で、次のワイン会用の候補の中からリリース直後に完売になってしまったワインをチョイス、早速開けてみることに。
続きは後程書きます。


posted by:Georges :

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