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2006年08月16日

Chateau Moulin Saint-Georges 1998 AC Saint-Emilion Grand Cru

vins8-14.jpg4年ぶりでしょうか、久しぶりに開けたのが残念ながら最後の一本、シャトー・ムーラン・サン・ジョルジュの1998年です。ややこしいですがアペラシオンはサンテミリオン・グラン・クリュであり先日のサン・ジョルジュ・サンテミリオンではありません。数年前にオーゾンヌ関連で取り上げられてしまい、実力以上に高くなってしまったので買わなくなりましたがなかなか面白いワインであります。コルクはとても長く非常によい状態であります。抜栓と同時にワインの香りが飛び出してくるのはやはりアペラシオンのなせる技ではないでしょうか。色はまだまだ濃いですがグラスに注ぐときに発生する泡は白くなっています。このワイン昔はグラスに注ぐとワインと同じ赤紫色の泡立ちがあったのですがさすがに熟成したのでしょうか?

香りは鼻を近付けなくても分かる程強いもので葡萄のアロマやコーヒーのニュアンスが強いと思います。口に含むとやはり果実味は濃厚なのですが以前のように刺激的な物質は感じません。もうそろそろ飲み頃かも知れませんがまだまだ保ちそうな状態であります。こんな濃いワインですが例えばパンをつまみながら飲んでも違和感がありませんし自家製麻婆豆腐やベーコンとキノコのスパゲティなどと合わせても不思議とよく合います。良いワインとは食事との相性が良いものです。抜栓してカラフに入れ替え2時間程経過すると実に甘く変わってきました。と云っても異様な甘さではありません、丁度ロックフォール・パピヨンが残っていたので合わせてみるとポルトとはまた違う相性で、決して悪くはありません。

posted by:Georges :

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